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このトピックで
    SQL Serverへの接続
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    SQL Serverに接続してリンクテーブルを作成する手順を示します。

    ダウンロードリンク

    ※利用しているバージョンによって対応するプラグインが異なります。以下より該当するバージョンをお選びください。

    Forguncy Builder / Forguncy Serverのバージョン プラグイン

    10.0.10.0以降の10.x.x.x

    SqlServerWrapper_10_0_10_0.zip

    1. [データ]リボンタブの[リンクテーブルの作成]ボタンをクリックします。

      参考: すでに外部データベースの接続情報が作成されている場合、[リンクテーブルの作成]ボタンは次の図のようにドロップダウンボタンとなり、作成済みの接続情報が表示されます。

      この接続情報を選択することにより、本ページの手順2と手順3を省略してリンクテーブルを作成できます。なお、「SqlServer」や「SqlServer1」という名称は自動的に設定され、これらを任意の名称へと変更することはできません。

    2. データソースに「Microsoft SQL Server」を選択して[続行]をクリックします。

      参考: 最初に「接続設定」ダイアログが表示された場合は「データソース」の[変更]をクリックしてデータソースを選択します。

    3. 「接続設定」ダイアログを設定して[OK]ボタンをクリックします。

      サーバー名

      Microsoft SQL Serverのサーバー名を指定します。

      サーバーへのログオン

      サーバーへのログオン方式を指定します。SQL Server認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードを指定します。

      データベースへの接続

      接続するデータベースを指定します。

      詳細なプロパティ設定

      [詳細設定]をクリックするとSQL Serverに関する詳細なプロパティ設定ができます。

      接続のテスト

      [テスト接続]をクリックすると、設定内容でサーバーへの接続テストを実行します。

    4. 使用するテーブルを選択します。

      テーブルの一覧が表示されます。左側のペインで使用するテーブルを選択して[>]ボタンをクリックして右側のペインに追加します。テーブル名をダブルクリックして追加することもできます。この際、SQL Serverデータベースにビューが含まれている場合、それらはビュー名の後に「(ビュー)」という文字列が付加された形式で、一覧に表示されます。

      ビューを選択した場合、[固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスが表示されます。各行に対して一意となるフィールド、またはフィールドの組み合わせをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

      注意:

      • [固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスでは、以下のデータ型のフィールドを選択しないでください。以下のデータ型のフィールドを選択した場合、データの追加、更新、削除はサポートされません。また、リストビューからレコードを選択してページを遷移するという動作がサポートされません。
        • text

        • ntext

        • binary

        • varbinary

        • image

        • hierarchyid

        • xml

        • sql_variant

        • geometry

        • geography

      • SQL Serverのビューをリンクテーブルとした場合、Forguncyアプリケーションにおいてそれらのビューに対して参照だけでなく、更新も行うことが可能です。ただし、SQL Severのビューにおける更新のための条件を満たしている必要があります。詳細についてはSQL Serverのドキュメントを参照してください。

      参考:

      • リンクテーブルを作成する際、Forguncyは接続先のテーブルから主キーが設定された列を取得しようとします。もし、主キーが設定された列が存在しない場合、ForguncyはNullを許容しない一意な列を探します。

      • ビューに設定した固有レコード識別子は後から変更が可能です。[ナビゲーション ウィンドウ]で対象のビューを右クリックし、[固有レコードの識別を再設定]をクリックします。

    5. [OK]をクリックします。

      次の画面が表示され、データベースの設定が完了します。なお、既定値として実在するレコードすべてを作業ウィンドウに読み込もうとします。このため、膨大なレコード数が存在する場合、遅く感じることがあります。この既定値はアプリケーション設定にある「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」で変更することができます。

      ヒント:

      • [データベースやテーブルの構造変更をForguncyに許可する]をオンにすると、Forguncyにおいて、リンクテーブルを直接編集できます。例えば、新しいフィールドの追加、フィールドの削除、フィールド名の変更、フィールドのデフォルト値の設定/必須/一意、など、なお、データ型はテキスト、ユーザー、画像または添付ファイルであるのフィールド長も設定できます。
      • データベースにフィールド長が設定できるフィールド型:char、nchar、varchar、nvarchar、varchar2、nvarchar2、bpchar、character。
      • Forguncy Builderで開いたデータテーブルの最後の列または最後のセルに値を入力しても、デフォルト値またはフィールド長はすぐには更新されません。データテーブルを手動で更新する必要があります。
      • Forguncy Builderで開いたデータテーブルに値を入力すると、表示される値がデータベースの値と一致しない可能性があります。 データベースの値を表示する必要がある場合は、左側のナビゲーション ウィンドウでデータテーブルを手動で更新する必要があります。

    マッピングされるデータ型

    SQL Serverのデータ型

    Forguncyのデータ型

    ストアドプロシージャーでの利用

    bit

    Yes/No

    サポート

    decimal

    小数

    サポート

    int

    整数

    サポート

    tinyint

    テキスト

    サポート

    smallint

    整数

    サポート

    bigint

    整数

    サポート

    money

    小数

    サポート

    smallmoney

    小数

    サポート

    numeric

    小数

    非サポート

    real

    小数

    サポート

    float

    小数

    サポート

    time

    時刻

    サポート

    timestamp

    非サポート

    date

    日付/時刻

    サポート

    datetime

    日付/時刻

    サポート

    datetime2

    日付/時刻

    サポート

    smalldatetime

    日付/時刻

    サポート

    datetimeoffset

    テキスト

    サポート

    char

    テキスト

    サポート

    nchar

    テキスト

    サポート

    nvarchar

    テキスト

    サポート

    nvarchar(max)

    テキスト

    サポート

    varchar

    テキスト

    サポート

    varchar(max)

    テキスト

    サポート

    text

    テキスト

    サポート

    ntext

    テキスト

    サポート

    binary

    非サポート

    varbinary

    テキスト

    非サポート

    varbinary(max)

    テキスト

    非サポート

    image

    テキスト

    非サポート

    uniqueidentifier

    テキスト

    非サポート

    sql_variant

    テキスト

    非サポート

    sysname

    テキスト

    非サポート

    geography

    非サポート

    geometry

    非サポート

    hierarchyid

    非サポート

    注意:[ストアドプロシージャーの呼び出し]コマンドではサポートしていないデータ型が存在します。詳しくは上表を参照してください。