リストビューに条件を設定してデータを抽出したりデータを並べ替えることができます。
リストビューのデータの抽出には、そのページで使用するデータを絞り込む前処理としての抽出とアプリケーションのユーザーが目的のデータを検索する行為としての抽出の2種類が存在します。
たとえば、1つのテーブルに入庫データと出庫データの両方が格納されている場合、入庫を管理するページでは入庫データしか使用しないため「前処理としての抽出」で入庫のデータを絞り込む実装を行います。入庫を管理するページでは、アプリケーションのユーザーが指定月の入庫データを検索して画面に表示させたいという要望があります。この場合、指定月のデータを検索してデータを絞り込む部分を「検索による抽出」で実装します。
前者の実装は、リストビューのクエリー条件機能を使用します。後者の実装は、「クエリー」コマンドを使用します。
リストビューのクエリー条件機能で除外されたデータが、その後の「クエリー」コマンドによる検索結果で表示されることはありません。リストビューのクエリー条件機能で抽出したデータが「クエリー」コマンドの抽出対象(検索の元データ)となるためです。「クエリー」コマンドの抽出対象に影響を与えずに、ページの表示時にリストビューデータの抽出を行いたい場合には、リストビューのクエリー条件機能ではなく、ページロード時のコマンドとして「クエリー」コマンドを使用します。
「クエリー条件」ダイアログで[新しい条件]をクリックしてデータを抽出する条件を設定します。
クエリー条件の設定方法は、[クエリー]コマンドの「クエリーの条件設定」を参照してください。
リストビューの並び順はデフォルトでは[ID]フィールドの昇順になっています。
フィールド |
並べ替えの基準になるフィールドを選択します。 |
並び順 |
「昇順」または「降順」を選択します。 |