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    デバッグ実行
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    開発環境(Forguncy Builder)でのデバッグ

    Forguncy Builderでは、開発中のアプリケーションや業務ロジックをテストできるデバッグ実行機能があり、実装した機能を即座に確認できます。また、サーバー側で実行されるサーバーコマンドは発行しなくてもテスト実行が可能です。

    Webブラウザーで実行

    デバッグ実行はForguncy Builderで実装したアプリケーションの動作をWebブラウザーで確認することができます。

    また、問題のある実装によってエラーや警告が発生した場合は、Forguncy Bulderの画面の下部に一覧で表示されます。エラーはアプリケーションの実行が停止されるような重要な問題、警告は致命的ではないもののパフォーマンスに影響を及ぼす恐れのある問題を指し、エラー一覧にはアイコンで区別されて出力されます。出力されたエラーや警告は内容に応じて適切に修正します。

    サーバーサイドコマンドのテスト実行

    サーバーサイドで動作するサーバーサイドコマンドやスケジュールタスクは、サーバー環境に発行しなくても開発環境でテスト実行が可能です。コマンドを実装してすぐに動作を確認できるため効率的にデバッグを行うことができます。

    テスト実行後、以下のように実行結果のレスポンスの情報を確認できます。なお、実際にコマンドが実行されるためデータ更新を伴う操作には注意が必要です。

    参照の検索

    [すべての参照を検索]機能を使用して、選択対象を参照するすべての要素を検索します。一度にすべての参照要素を検索できるため、修正適用時の横並びチェックなどに活用できます。

    「すべての参照を検索」は下記の2箇所で使用できます。

    検索と置換

    [ホーム]-[検索と置換]では、検索したいあらゆる要素をすばやく見つけることができます。また、置換は表記ゆれの修正などに活用できます。

    セルの表示モード

    Forguncy Builderの左下にある[セル表示モード]を使用することで、以下項目を視覚的に確認することができ、効率的な開発が期待できます。

    Webブラウザの開発者ツールの利用

    デバッグ実行後したアプリケーションは、Webブラウザの開発者ツールを使用したデバッグが可能です。コマンドやクエリーの結果、実行されたSQL、プロンプト情報などが確認でき、エラーや問題の原因を調査できます。

    ヒント:

    以下の設定項目や機能はデバッグの効率を高めるのに役立ちます。

    • コマンドの無効化/有効化
      コマンドダイアログに追加したコマンドはコマンド単位で有効または無効を設定することができます。特定のコマンドだけをデバッグしたい場合、そのコマンドのみを有効にすることで、デバッグの効率を高めることができます。

    • 変数の設定コマンドを使用
      コマンド内のある時点での値を確認したい場合、[変数の設定]コマンドでその値を変数として扱うことで、実行時にコンソールタブに表示されるようになり、その値の変化を確認できます。