パラメータの既定値を設定することで、レポートのプレビュー時にパラメータパネルにあらかじめ値が入力した状態とすることが可能です。よく使用される値を既定値として設定しておくことで、レポートのプレビュー操作を簡素化することが可能です。
パラメータの既定値の設定方法を説明します。
追加された「レポートパラメータ1」をクリックし、[パラメータの編集]を表示します。
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[名前]プロパティを「出荷先都道府県」、[ダイアログの表示文字列]プロパティを「出荷先都道府県」、[データタイプ]を「String」に設定します。
[既定値]カテゴリの[ソース]プロパティで[値を直接入力」を選択します。項目を1つ追加し、値を直接入力して既定値を「東京都」と設定します。なお、ここで服須の項目を追加して設定することで、[複数の値を許可する]プロパティが「はい」の場合に、複数の既定値を設定できます。
Tableデータ領域全体を選択し、[データ]で[フィルタ]プロパティの右側にある[+追加...]をクリックしてフィルタを追加します。
右側のアイコンをクリックし、フィルタの左辺をデータセットの「出荷先都道府県」フィールドに設定し、同様に右辺はレポートパラメータの「出荷先都道府県」に設定します。
レポートをプレビューすると、パラメータパネルに最初から「東京都」が値としてを入力されていることを確認できます。