Chartデータ領域の特定カテゴリをユーザーがクリックすることで、その動作をフィルタの条件としてTableデータ領域のデータを表示することができます。
Chartデータ領域のプロットに「Jump To Report」のアクションを設定して自分自身のレポートへ移動する方法を使用し、クリックしたカテゴリをTableデータ領域のフィルタへとパラメータを通して渡します。
ヘッダの[キャプション]プロパティを「販売分析」に設定します。
パラメータの[名前]プロパティは「p1」、[ダイアログの表示文字列]プロパティは「出荷先都道府県」、[Null値を許可する]プロパティを「はい」に設定します。
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フィルタ条件の左辺は「出荷都道府県」を選択し、右辺はレポートパラメータ「p1」を選択します。
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パラメータの入力がない(ユーザーがグラフのプロットをクリックしていない)場合、Tableデータ領域を表示しないようにします。
[非表示]プロパティ右側の アイコンをクリックして[式]を選択します。
[式エディタ]ダイアログで式を「{IIF(IsNothing(@p1), true, false)}」と入力します。
初期表示の状態ではレポートパラメータが入力されないため、Tableデータ領域は表示されません。
グラフの縦棒のいずれかをクリックすると、クリックした都道府県に基づいてフィルタされたデータがTableデータ領域に表示されることを確認できます。