定義するサーバーサイドコマンドがその処理を実行するために何らかの値を参照する必要がある場合、パラメーターを使用してその値を受け渡します。
「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを使用して受け渡されるものをパラメーターと呼びますが、それらはコマンド内では変数として扱われます。コマンド内で変数を定義する場合については、変数の設定(サーバーサイド)コマンドも参照してください。
たとえば、「p商品名」というパラメーターを定義し、コマンド内で[変数の設定]コマンドで「p商品名」という変数を作成した場合、「p商品名」という変数が再定義されることになるため、「p商品名」で参照される値は[変数の設定]コマンドで設定した値です。
定義するパラメータの種類は次の2種類が存在ます。
基本型:文字列、数値、日付、またはその他の単一の値を持つデータ(添付ファイル型、および画像型を除く)。
配列型:リストビュー、テーブル、またはその他の配列型のデータ。
注意: サーバーサイドコマンドのパラメーター名はグローバル変数と同じ名前で作成しないでください。パラメーターを参照する個所でグローバル変数と区別がつかなくなることがあります。
注意: サーバーサイドコマンドではパラメーターの型指定が必要なため、空セルを指定した場合や未設定で空の場合はnullとして扱われます。
そのため、クエリー条件の[Null値のクエリー動作]の既定値が動作によって異なります。
例えばサーバーサイドコマンドのクエリー条件にそのパラメータを指定した場合、nullのレコードが取得できます。一方で通常コマンドのクエリー条件に空を指定した場合は全件取得になります。
[Null値のクエリー動作]については、クエリーを参照してください。