作成したForguncyプロジェクトとその発行先であるForguncy Serverは、下の図のような構成になっています。
開発環境と運用環境がネットワーク接続されている場合、開発環境上のForguncy BuilderからForguncy Serverに対して発行を行うことができます。詳細はアプリケーションの発行を参照してください。
プロジェクトを保存するFGCPファイルには、ページとテーブルが保存されています。開発時のテストで使用するユーザーアカウント情報も保存されており、それらの情報を含めてForguncy Serverへ発行することも可能です。
プロジェクトを発行する際、データベース(「テーブル」オブジェクト)以外の部分のみを発行するか、データベースを含めたアプリケーション全体を発行するかをオプション設定で選択できます。データベースのみを発行することはできません。データベースを発行すると、内部データベースの場合にはテーブル構造だけでなく格納されているデータも含めて発行されます。
Forguncy Serverには複数のForguncyアプリケーションを配置できます。それに対して、ユーザー管理サービスは1つのForguncy Serverに対して1つ存在します。Forguncy Serverのユーザー管理サービス上で作成したユーザーアカウントは、配置されている複数のアプリケーションで共通して使用できます。
Forguncy ServerとForguncy Builderのバージョンが完全に一致した状態でのアプリケーションの発行を推奨します。Forguncy Serverのマイナーバージョン(バージョン番号の左から2番目以降の数字)がForguncy Builderよりも高いバージョンの場合には、以下の警告が表示されます。この場合、[はい]をクリックすることでアプリケーションの発行は可能ですが、動作は保証されません。
※上記のバージョン番号は一部架空のバージョンであり、実際に提供されているバージョンとは異なります。
バージョンの問題により発行できない場合には、以下のようなメッセージが表示されます。
発行先のForguncy Serverにすでに同名のアプリケーションが存在する場合、次のような警告ダイアログが表示されます。内容を確認し、本当にアプリケーションを上書きして発行しても大丈夫かどうかを判断してください。
開発環境と運用環境がネットワーク接続されていない場合、Forguncy Builderで作成したアプリケーションを「パッケージファイル(FGCPBSファイル)」にして、Forguncy Serverで配置することができます。この方法はWindows版のForguncy Serverでのみ可能です。詳細については、オフラインでアプリを配置するを参照してください。