ユーザーがページ上に値を入力後、誤ってページから離脱してしまい再入力を行うことを防ぐため、入力途中でのページ離脱時に警告を表示できます。
ページ離脱時に警告を表示したいページの[ページ離脱時に変更データを確認する]チェックオプションを有効に設定します。既定では無効になっています。設定方法についてはページの操作(右ペイン)を参照してください。
本設定が有効に設定されているページでセルの値を変更後、変更した値をデータベースへ確定させずにそのページを離れようとした場合、次の図のように警告ダイアログが表示されます。
本機能は次のページで使用できます。
ページ | 使用可能 |
モバイルページ | 使用可能 |
マスターページ | 使用不可 |
ビルトインページ | 使用不可 |
リピーター型セルのテンプレートページ | 使用不可 |
ビルトイン
テキストボックス
複数行テキストボックス
チェックボックス
チェックボックスグループ
ラジオグループ
コンボボックス
数値
日付
時刻
画像アップロード
添付ファイル
ユーザー選択コンボボックス
ふりがなテキストボックス
プラグイン
署名
リッチテキストエディター
画像編集
既定では、すべての入力・変更が可能なセルが本機能の追跡対象となります。しかし、すべての入力・変更が可能なセルがデータベースへの保存が行われるセルとは限りません。そのような場合、特定のセルを変更の追跡対象から除外できます。
[変更の追跡対象から除外するセルとリストビュー]をクリックすると、無視するセルとリストビューを設定できます。
次の場合において、Forguncyはページの離脱と判断して変更の確認処理を行います。
Webブラウザー側の操作
Webブラウザーウィンドウを閉じる
タブを閉じる
ページを更新(再読み込み)する
戻る
進む
URLを変更して確定する
Forguncyのコマンド
ページ遷移コマンド
ポップアップウィンドウの終了
インラインフレームタブ型セル(プラグイン)
タブを閉じる
タブを再読み込みする
離脱操作の種類により、警告メッセージは以下の2種類が存在します。
本ダイアログはWebブラウザーにより表示されています。そのため、メッセージ内容はWebブラウザーに依存します。
本ダイアログはForguncyが表示しています。
以下のセル型やコマンドにより表示されている子ページにおいて本機能が有効になっている場合、親ページを離脱しようとした際に変更の確認処理を行います。
タブコントロール型セル内のタブに子ページが表示されている
コンテナー型セルに子ページとして表示されている
インラインフレームタブ型セルのタブに子ページが表示されている
[ポップアップウィンドウの表示]コマンドにより子ページが表示されている
Forguncyは以下の値を変更前の値(既定値)として扱い、それらの値から変更されている場合に変更があったと判定します。
ページロード後に表示される値
データ連結により表示される値
自動採番機能により表示される値
数式による計算結果の値
リストビュー内にデータベースに対して未確定のデータが存在した場合、変更があったと判定します。
データベースの値を更新しても、その値がページ上に再読み込みされない場合には、変更前の値(既定値)は更新されません。この場合、変更がある状態と判断されるため、引き続き警告メッセージが表示されます。
たとえば非データ連結フィールドである場合や値の更新をサーバーサイドコマンドで行うようなケースが該当します。そのような場合には、変更追跡フラグのリセットコマンドを使用して変更追跡フラグをリセットしてください。