コマンドに「モバイルバーコードスキャン」が指定できるようになり、Forguncyモバイルアプリケーションから実行するとデバイスのカメラを起動してQRコードを読み取ります。読み取った値は指定したセルへ保存されます。
モバイルバーコードスキャンコマンドは、Forguncyモバイルアプリケーション(Android、iPad、iPhone)から実行した場合にのみ動作します。次のようなForguncyモバイルアプリケーション以外の環境では動作しません。
Forguncyモバイルアプリケーションに関しては、モバイルアプリケーションをご確認ください。
※利用しているバージョンによって対応するプラグインが異なります。以下より該当するバージョンをお選びください。
Forguncy Builder / Forguncy Serverのバージョン | プラグイン |
10.0.10.0以降の10.x.x.x |
セル型、画像/背景画像オブジェクト/リストビューのダブルクリック時/リストビューのカレントレコード変更時のコマンド |
リストビュー上のセル型(クリック時に実行されるコマンドのセル型) |
リストビュー上のセル型(値変更時に実行されるコマンドのセル型 |
ページロード時 |
ワークフローのアクション実行前/実行後 |
ワークフローのリマインダー |
再利用コマンド |
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● |
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コマンドの選択に「モバイルバーコードスキャン」が追加されます。
たとえば、ページ上にテキストボックスとボタンを配置し、ボタンのコマンドに「モバイルバーコードスキャン」コマンドを設定します。
スキャンコードの入力セル |
読み取ったQRコードの値を設定するセルを指定します。 |
アプリケーションをForguncy Serverへ発行します。
Android、iPad、iPhoneで、Forguncyモバイルアプリケーションを起動し、アプリケーションのURLを登録して実行します。
モバイルバーコードスキャンコマンドを実行すると、デバイスのカメラが起動されQRコードを読み取り可能になります。
QRコードを認識すると、読み取った値が「スキャンコードの入力セル」に指定したセルへ保存されます。
読み取り可能なバーコードの種類はQRコードです。
「スキャンコードの入力セル」に標準セルを指定する場合は、セルにセル名を設定してください。「スキャンコードの入力セル」に設定するセルが標準セルの場合、セル名を設定しないとiOSでQRコードを読み取るとForguncyモバイルアプリケーションが異常終了する場合があります。
モバイルバーコードスキャンコマンドは、Forguncyモバイルアプリケーション用に作成したページで利用してください。モバイルバーコードスキャンコマンドをForguncyモバイルアプリケーション以外から実行した場合、以下のダイアログが表示されます。
ダイアログを閉じると、モバイルバーコードスキャンコマンドよりも後に実行される設定のコマンドが実行されます。
モバイルバーコードスキャンコマンドは、非同期で実行されます。モバイルバーコードスキャンコマンドよりも後に実行される設定のコマンドは実行されますが、QRコードの読み取り値を参照できません。