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    Sparkline
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    Sparklineコントロールは、データの傾向を小さなグラフとして表示します。このコントロールは、右端のデータポイントを最新の値として表示するようになっており、時間経過によるデータの変化を視覚化する用途に使われます。Line、Column、Whiskers、Area、StackedBarの線種を使用してデータを表示できます。

    Sparklineコントロールは単独で使用することもできますし、Tableデータ領域のセルに埋め込んで使用することもできます。

    1. ツールボックスでSparklineを選択してドラッグ&ドロップ、またはクリックする方法でデザイン領域に追加します。

    2. Sparklineコントロールを選択し、[共通]カテゴリの[線種]プロパティで線種を設定します。

    3. データセットからフィールドを[グループ化の条件式]領域、[系列の値]領域にドラッグ&ドロップしてデータ連結します。

    4. Sparklineを選択して、各種プロパティの設定を行います。

      たとえば、塗りつぶしの色などがプロパティから設定できます。

    プロパティ設定

    カテゴリ プロパティ名 説明
    共通 名前 レポートアイテムの名前。使用可能な特殊文字は下線(_)のみです。そのほかの特殊文字は使用できません。
    線種

    「Line」、「Columns」、「Whiskers」、「Area」、「StackedBar」の値から選択します。これらの各種類は、独自の外観プロパティを提供しています。種類を選択すると、その外観プロパティが表示されます。

    • Line
      Lineスパークラインは、広く金融・経済データ分析で使用され、連続的なデータの流れに基づいています。通貨の為替レート、価格の変化などのデータを表示する場合に使用することができます。
    • Columns
      Columnsスパークラインは、スポーツのスコア、レジの領収書など、以前の値と現在の値が直接関連しないデータに使用することができます。この場合は、Lineスパークラインのように連続的なデータの流れではなく、離散データ点で操作します。
    • Whiskers
      Whiskersスパークラインは、データを「勝/敗/引き分け」(例えば、ゲームの場合)または「True/False」(たとえば、販売目標、温度変化)の形式で表示することができます。 この種類はColumnスパークラインとよく似ていますが、引き分け(0)の場合は違う方法で描画します。Whiskersスパークラインでは、ベースラインより上に表示されるバーは正の値、下に表示されるバーは負の値、ベースラインはゼロ値を表します。
    • Area
      AreaスパークラインはLineスパークラインとよく似ていますが、ラインの下のスペースが影付きで表示されます。
    • StackedBarStackedBarスパークラインは、1本の横棒として表示され、個別の幅と色を持った複数のセグメントで構成されています。各セグメントの幅は全体に対して占める割合を表し、最も幅の広いセグメントは最大値であることを意味します。個々の値は、その色の明るさによって識別されます。
    系列値 シリーズの値に使用する式を設定または参照します。
    位置とサイズ コンテナを基準としたレポートアイテムの左上端の位置。
    コンテナを基準としたレポートアイテムの左上端の位置。
    レポートアイテムのサイズ。
    高さ レポートアイテムのサイズ。
    レイアウト スタイル 利用可能なスタイルのリストから選択し、コントロールに適用するように設定します。
    レイヤー名  含まれるレイヤーの名前。
    Zインデックス コントロール同士の重なりの優先順位を設定します。
    グルーブ 名前 まだレポートに使用されていない一意のスパークラインの名前を入力します。この名前はコード内に呼び出すことができます。また、名前を入力しないと自動的に名前が付けられます。
    データのグループ化に使用する式を入力します。
    再帰階層の場合使用します。親グループとして使用する式を入力します。
    見出しマップラベル 見出しマップおよび検索機能に対して、この項目を表すラベルとして使用する式を入力します。
    線に使用する色を、カラーピッカー、標準色、またはWebカラーから選択します。
    太さ 線の太さを設定する値をポイント単位で入力します。
    マーカーの色 カラーピッカー、標準色、またはWebカラーを使用し、終点のポイントマーカーに使用する色を選択します。
    マーカーの表示 線種が Line の場合、スパークライン上の終点でマーカーを表示するかどうかを選択します。
    最大幅 スパークラインの棒の最大幅を選択します。空白の場合、全ての列はグラフのサイズに合わせて表示します。
    塗りつぶし 塗りつぶしの色 スパークラインの線に設定する塗りつぶしの色を選択します。
    グラデーションの種類 None、LeftRight、TopBottom、Center、DiagonalLeft、DiagonalRight、HorizontalCenter、VerticalCenterのオプションからグラデーションの種類を選択します。
    グラデーションの終了色 スパークラインのグラデーションの終了に使用する色を選択します。
    レンジ 下限 範囲の下限を示す値を選択するか、または式を入力します。
    上限 範囲の上限を示す値を選択するか、または式を入力します。
    塗りつぶしの色 スパークラインの範囲に使用する色を選択します。 範囲は色付きの長方形で、許容可能な下限値と上限値を決定します。
    グラデーションの種類 None、LeftRight、TopBottom、Center、DiagonalLeft、DiagonalRight、HorizontalCenter、VerticalCenterのオプションからグラデーションの種類を選択します。
    グラデーションの終了色 スパークラインのグラデーションの終了に使用する色を選択します。
    表示 範囲ウォールを表示するかどうかを示します。
    表示 非表示 レポートアイテムを表示するか非表示にするかを示します。
    トグルスイッチにする項目 レポートコントロールの表示を制御するTextBoxの名前です。このプロパティを設定すると、指定されたTextBoxコントロールの左側に展開アイコン(+記号)と折りたたみアイコン(-記号)が表示されます。このアイコンをクリックすると、レポートが再描画され、レポートコントロールが表示または非表示になります。
    データ 要素名 本プロパティはForguncyのレポートではサポートされていません。
    要素出力 本プロパティはForguncyのレポートではサポートされていません。
    データセット Sparklineに関連付けるデータセットを選択します。ドロップダウンリストには、レポートのデータセットコレクションにあるすべてのデータセットが表示されます。
    データセットバラメータ 本プロパティはForguncyのレポートではサポートされていません。
    並べ替えの式 データの並べ替えを行う場合、コレクションに式を追加します。 [式] ボックスに、データの並べ替えに使用する式を入力し、 [方向] オプションで並べ替えの方法を 「昇順」 、または 「降順」 に設定します。
    フィルタ

    コレクションにフィルタを追加するには、次の3つの値を設定する必要があります。

    式: フィルタリングに使用する式を入力します。

    演算子: フィルタリングの方法を次の演算子から選択します。

    • Equal: 一致するデータが選択されます。
    • Like: 左側の値が右側の値と同様であるデータが選択されます。 Like演算子の詳細情報については、Microsoft Docsを参照してください。
    • NotEqual: 一致しないデータが選択されます。
    • GreaterThan: 指定した値より大きな値のデータが選択されます。
    • GreaterThanOrEqual: 指定した値以上のデータが選択されます。
    • LessThan: 指定した値未満のデータが選択されます。
    • LessThanOrEqual: 指定した値以下のデータが選択されます。
    • TopN: 上位N番目までのデータが選択されます。
    • BottomN: 下位N番目までのデータが選択されます。
    • TopPercent: 累積合計が指定された割合以上になる、上位のデータが選択されます。
    • BottomPercent: 累積合計が指定された割合以上になる、下位のデータが選択されます。
    • In: 指定した値のリストに含まれるデータのみが選択されます。
    • Between: 指定した2つの値の間に入るデータが選択されます。

    値: 選択された演算子に基づいて左側の式と比較する値を入力します。Between演算子を選択した場合、2つの値ボックスが有効になります。In演算子を選択した場合、多くの値を入力することができます。

    その他 ツールチップ 実行時にレポートコントロールにカーソルを合わせたときに表示されるテキストを設定します。
    ラベル 目次およびTableOfContentsに表示されるテキストを設定します。
    ブックマークID コントロールの位置を示すIDを入力します。[ブックマークに移動]アクションと組み合わせて使用することにより、他のレポートコントロールからこの項目にリンクすることができます。