Tableデータ領域は、よく使用されるコントロールうちの1つです。
Tablixデータ領域と比較した場合、固定的な列を持つのがTableデータ領域の特徴となっており、一般的なリスト状のデータを出力する際に使用します。行方向は出力するデータにより可変となりますが、列方向は設計時と実行時で変わることがありません。
Tableはヘッダー、詳細行、およびフッターで構成されています。ヘッダーは列のタイトルを表示するために使用されます。詳細行はデータセットのデータを表示するために使用されます。フッターは、集計情報や備考欄などを表示するために使用されます。
既定では、レポートに追加したTableデータ領域は3行3列(合計9つのセルで構成)で構成されており、各セルにTextBoxが指定されています。
3つの行はそれぞれヘッダー領域、詳細領域、およびフッター領域です。
プレビュー表示を行いレポートを生成すると、Tableデータ領域は次にようにヘッダー、詳細行、フッターとして表示されます。
ツールボックスでTableを選択してドラッグ&ドロップ、またはクリックする方法でデザイン領域に追加します。