作成したForguncyプロジェクトとその発行先であるForguncy Serverは、下の図のような構成になっています。
プロジェクトを保存するFGCS/FGCPファイルには、ページとテーブルが保存されています。開発時のテストで使用するユーザーアカウント情報も保存されていますが、Forguncy Serverではユーザーアカウントの作成にライセンス登録が必要であるため、ユーザーアカウント情報がForguncy Serverへ発行されることはありません。なお、グループ情報をForguncy Serverへ発行することは可能です。
プロジェクトを発行する際、ページのみを発行するかページとテーブルの両方を発行するかをオプション設定で選択できます。テーブルのみを発行することはできません。テーブルはテーブルの構造だけでなくデータも含めて発行されます。
Forguncy Serverには複数のForguncyアプリケーションを配置できます。それに対して、ユーザー管理サービスは1つのForguncy Serverに対して1つ存在します。Forguncy Serverのユーザー管理サービス上で作成したユーザーアカウントは、配置されている複数のアプリケーションで共通して使用できます。
Forguncy Serverのメジャーバージョン(バージョン番号の左から1番目の数字)がForguncy
Builderのバージョンと同一である場合に限り、Forguncy
Serverのマイナーバージョン(バージョン番号の左から2番目以降の数字)がForguncy
Builderのマイナーバージョンと同一、もしくは高いバージョンの場合にアプリケーションの発行が可能です。たとえば、Forguncy Builder
2.0.0.0からForguncy Server 2.2.3.0への発行は可能ですが、Forguncy Builder 1.2.4.0からForguncy
Server 2.0.0.0への発行はできません。