バージョン 2.2.7.0 Update 2.7
2019年3月25日 リリース
●主な変更点/改善点
新元号の対応
2019年5月1日から始まる新しい元号が表示されるように内部の動作を改善しました。新しい元号を表示するためには、マイクロソフト社によるWindowsの更新プログラムの適用が必要です。詳細は、以下のナレッジベースを参照してください。
新元号対応について – Forguncy サポート
バージョン 2.2.6.0 Update 2.6
2019年1月22日 リリース
●修正された不具合
以下の脆弱性を修正しました。詳細は以下の不具合情報を参照してください。
[FgcV19-001] パス・トラバーサルの脆弱性 – Forguncy サポート
脆弱性概要
深刻度:重要
CVSS v3 基本値:8.6
以下の脆弱性を修正しました。詳細は以下の不具合情報を参照してください。
[FgcV19-002] APIに関する不適切な認証の脆弱性 – Forguncy サポート
脆弱性概要
深刻度:重要
CVSS v3 基本値:8.2
バージョン 2.2.5.0 Update 2.5
2018年1月24日 リリース
●主な変更点/改善点
運用中のForguncyアプリケーションの自動再開
Forguncy
Server上で動作中のForguncyアプリケーションが何らかの原因でシャットダウンされた場合、アプリケーションが自動的に再開されるようになりました。
●修正された不具合
複数行テキストボックス型セルの値に改行コード「LF」(「CR + LF」ではない)が含まれている場合に、値を入力してもフォーカスを遷移すると入力した文字が消える。
バージョン 2.2.4.0 Update 2.4
2017年7月5日 リリース
●修正された不具合
Internet Explorer 11において、リストビューのヘッダーセルに設定したフォント「メイリオ」が適用されない場合がある。
[ドロップダウンボタンの表示設定]が「フォーカス取得時に表示」に設定されているコンボボックス型セルが、ポップアップウィンドウとして表示されるページに配置されている場合、Internet Explorer 11において点滅表示を繰り返す。
カスタムWeb APIのプロジェクトにADO.NET Entity Data Modelを追加した場合、そのDLLを正常に読み込むことができない。
リストビューのヘッダーセルの参照先セルがODATA関数を使用している場合、Excelエクスポートにおいて不正な値が出力される。
Internet Explorer 11において、Webブラウザーのウインドウサイズよりも大きいポップアップウインドウを表示した場合、スクロールして表示させた領域にあるリストビューをクリックすると、スクロールが強制的に初期位置に戻る。
Forguncy 3 Builderで作成されたプロジェクト(FGCS/FGCP)ファイルをインポートしようとすると、Forguncy 2 Builderが異常終了する。
Microsoft Edgeにおいて、コンボボックス型セルの編集時に[×]ボタンをクリックするとWebブラウザが応答不能となる。
バージョン 2.2.3.0 Update 2.3
2017年2月20日 リリース
●主な変更点/改善点
異なるForguncyのバージョンで作成したカスタムWeb APIのDLLファイルが、リビルド不要で動作するように改善されました。Forguncy 2.2.2.0以降で作成したカスタムWeb APIのDLLファイルは、今後APIの仕様変更が行われない限り、リビルドせずに動作します。
●修正された不具合
HTTPS 通信を行う際にCookieにsecure属性が付加されていなかった問題を修正しました。
Internet Explorer 11、およびMicrosoft Edgeにおいて、編集可能なリストビューのセルに日本語を入力し、確定せずにマウスで他のセルをクリックした場合に入力内容が消えてしまう問題を修正しました。
一部のEDATE関数の結果がExcelと異なっている問題を修正しました。
一部のネットワーク環境においてForguncy Serverが正常に動作しない問題を修正しました。
リストビューの行テンプレートのセルに対してデータの入力規則のユーザー設定を定義した場合、一部の数式においてExcelと異なる動作となる問題を修正しました。
Internet Explorer 11において、コンボボックス型セルの[ドロップダウンボタンの表示設定]が「フォーカス取得時に表示」に設定され、かつ「標準」以外の表示形式(書式設定)が設定されている場合、選択時の文字色が透明となる問題を修正しました。
FGCS/FGCPファイルをエクスプローラーから開いた場合、[名前を付けて保存]を行った際の既定のフォルダ―がファイルを開いたフォルダーと異なる問題を修正しました。
コンボボックス型セルでテーブルからデータを取得するように設定し、[表示フィールド]に指定したフィールドが「小数(通貨)」である場合、既定の書式では小数部第4桁まで表示されてしまう問題を修正しました。
リストビューの行テンプレートのセルに「メイリオ」フォントを設定しても「メイリオ」フォントで表示されない問題を修正しました。
ODATA関数でcountオプションを使用し、その結果として0が返る場合、セルの値が更新されない問題を修正しました。
バージョン 2.2.2.0 Update 2.2
2016年11月4日 リリース
●主な新機能
数式フィールドで使用できる関数の追加
数式フィールドで使用できる関数として、新たにLTRIM関数とRTRIM関数が追加されました。
●主な変更点/改善点
Excelエクスポートにおける数式を使用したファイル名の指定
[Excelエクスポート(リストビュー)]コマンド、および[Excelエクスポート(ページ)]コマンドにおいて、出力するExcelのファイル名を数式を使用して指定できるようになりました。
Forguncyプロジェクトインポート時の重複ファイル名の命名規則の変更
Forguncyプロジェクトからのインポートにおいて、既に同じ名前の画像ファイルがプロジェクト内に存在した場合、ファイル名にGUIDが付加されていましたが、ファイル名に数字が付加されるように変更されました。これは、何度もインポートを繰り返した際にファイル名が長くなりすぎてしまうことで発生するエラーの回避措置です。
Forguncy
Builder初回起動時の表示画面の変更
Forguncyを起動した際に、自動的に「対話型トレーニング」が実行されるように変更されました。この動作は[起動時にこの画面をスキップする]チェックオプションをチェックしない限り、継続されます。
[Excelエクスポート(ページ)]コマンドのリストビューの罫線出力のルール変更
[Excelエクスポート(ページ)]コマンドでExcelファイルへと出力した際に、リストビューの罫線設定が反映されるように変更されました。リストビューのスクロール領域分拡張されるExcelのセルの縦方向の罫線は、リストビューの最終行の罫線設定が採用されます。
Excelエクスポートにおける印刷範囲設定の動作の改善
出力されるExcelファイルにおいて、リストビューの縦スクロール領域分の行が拡張された場合、それに伴い設定されている印刷範囲も拡張されるようになりました。印刷範囲がリストビューの縦方向に対してまたがって設定されているような場合、印刷範囲の拡張は行われません。リストビューの縦方向のすべての領域が印刷範囲に含まれている必要があります。
テンプレートの新規追加
Forguncy
Builder Pro用のテンプレートとして「出張管理システム」が追加されました。
●修正された不具合
SQL Serverのnumericデータ型のフィールドに対してデータ連結しているリストビューがあり、その値として"0.0000000000000000"が格納されているとExcelエクスポート時に不正なExcelファイルが生成される問題を修正しました。
[ナビゲーション ウィンドウ]のページ名をダブルクリックしてページを切り替えた場合、数式バーに表示されている内容が切り替わらない問題を修正しました。
コンボボックス型セルの[クエリー条件の設定]で条件をたくさん追加した場合に縦スクロールバーが表示されないため、すべての条件を設定することができなくなってしまう問題を修正しました。
バージョン53以降のGoogle Chromeの場合、以下のセル型では全角文字を入力した後にIMEの入力モードを半角にして半角文字を入力すると全角文字が削除されてしまう問題を修正しました。
テキストボックス
複数行テキストボックス
コンボボックス
日付
ユーザー選択コンボボックス
ふりがなテキストボックス
Microsoft Edgeにおいて、IMEがオンの状態でリストビューのセルに直接入力(編集状態に遷移させずに入力)した場合、最初の入力文字がIMEの変換対象に含まれない問題を修正しました。
バージョン 2.2.0.0 Update 2
2016年7月27日 リリース
●主な新機能
[印刷]コマンドの追加
Webブラウザーの印刷機能を使ってページを印刷する[印刷]コマンドが追加されました。
詳細リストビューに即時更新を行わないオプションの追加
マスター詳細画面を作成した際に、詳細リストビューのデータを即時更新しないようにするオプションが追加されました。
リストビューの列の固定
横スクロール可能なリストビューを作成した際に、横スクロールしない列を設定できる機能が追加されました。
●主な変更点/改善点
ODATA関数を含むセルのExcelエクスポート時の動作変更
Forguncyの独自関数であるODATA関数を含む数式をセルに設定してExcelファイルへエクスポートした場合、その数式の計算結果がセルの値として出力されるように変更されました。
クエリー結果、および並び替え結果のキャッシュ動作の変更
クエリー結果、および並び替え結果のキャッシュはWebブラウザーのタブを閉じた時点で破棄されるように変更されました。
グラフのデザイン時プレビューを行わないオプション設定の追加
リストビューをデータソースとするグラフのデザイン時プレビューを表示するかしないかを選択できるオプション設定が追加されました。
テンプレートの更新
「売上明細書の管理」に印刷機能が追加され、編集画面と登録画面が共通化されました。
テンプレートの新規追加
Forguncy
Builder Pro用のテンプレートとして「CRMシステム」と「配達物管理システム」の2つが追加されました。
●修正された不具合
ページのreadyメソッドを使用したJavaScriptをライブラリJavaScriptとして登録した場合に動作しない問題を修正しました。
Forguncy Serverのサービスプロセスを再起動するとForguncyサーバーサイドAPIを使用したカスタムWeb APIが動作しなくなる問題を修正しました。
Google ChromeでCOUNTIF関数が動作しない問題を修正しました。
数式を数多く含むページやリストビューをExcelにエクスポートした際に時間がかかる問題を修正しました。
バージョン 2.1.0.0 Update 1
2016年5月11日 リリース
●主な新機能
[セルプロパティの設定]コマンドの機能強化
[セルプロパティの設定]コマンドで文字色を設定できるようになりました。
[ページ遷移]コマンドの機能強化
[ページ遷移]コマンドの遷移先をセル参照(数式)で指定可能なオプションが追加されました。
9つのセル型にコマンド編集が追加
テキストボックス型セル、コンボボックス型セルなど9つのセル型にコマンド編集が追加されました。コマンドはセルの値が変更された際に実行されます。
[条件分岐コマンド]の機能強化
JavaScriptコードを使用した条件判定が可能になりました。
コマンドのコピー
[貼り付け]のドロップダウンメニューに[コマンド]が追加され、コマンドのみをほかのセルにコピーできるようになりました。
[並び替え]コマンドの追加
設定した並び替え条件に従ってリストビューの行を並び替える[並び替え]コマンドが追加されました。
CSSのクラス名の設定
各セルにCSSのクラス名を設定できるようになりました。
JavaScript
APIの機能強化
Cellオブジェクトに表示/非表示、背景色、文字色を設定するメソッドが追加されました。
[無効]プロパティの追加
ボタン型、ハイパーリンク型、画像型の3つのセル型に[無効]プロパティが追加されました。
グループ型セルに整列機能の追加
[チェックボックスグループ]型セル、および[ラジオグループ]型セルに[すべての項目を同じ幅で表示する]設定、および[表示列数]設定が追加されました。
[ユーザー選択コンボボックス]型セルの機能強化
拡張属性をドロップダウンリストのフィールドとして表示できるようになりました。また、表示フィールドを指定できるようになりました。
透かし文字機能の追加
[テキストボックス]、[複数行テキストボックス]、[コンボボックス]、[数値]、[ユーザー選択コンボボックス]、[ふりがなテキストボックス]に[透かし文字]プロパティが追加されました。
リストビューの列ヘッダークリックによる並び替え
リストビューの列ヘッダーをクリックした際に、列全体を選択するのか、その列をキーとして行の並び替えを行うのかを設定できるようになりました。
リストビューに列の非表示設定を無効化する機能の追加
[リストビュー
ツール]リボンタブに[非表示を無視する]設定が追加されました。この設定をチェックした場合、その列が非表示に設定されていてもリストビュー上の列としては存在するようになります。リストビューの幅を小さくしたうえで、横スクロールによりたくさんの列を表示させたい場合にこの機能を使用します。
複合グラフのサポート
縦棒グラフと折れ線グラフを組み合わせの複合グラフを作成できるようになりました。
ODataを使用したテーブルデータの取得
ODataを使用したテーブルデータの取得ができるようになりました。ODataの一部のクエリオプション、演算子、関数をサポートしています。
ODATA関数の追加
テーブルに保存されているデータをページのセルに直接表示できるForguncy固有のODATA関数が追加されました。
Web APIのメソッド追加
Web
APIにODataを使用したレコードの取得を行うgetTableDataByODataメソッドが追加されました。また、メール送信を行うSendMailメソッドが追加されました。
サーバーサイドAPIの機能拡張
定期実行を行うための新しい属性や、メール送信を行うためのSendEmailメソッドが追加されました。また、ODataを使用したレコードの取得を行うためにGetTableDataメソッドに新しいオーバーロードが追加されました。
配列数式のサポート
配列数式がサポートされるようになりました。
Forguncy Server側の外部データベース接続設定
Forguncy
Builder上で設定した外部データベース接続設定とは別に、Forguncy
Server上で使用する外部データベース接続設定を設定できるようになりました。
JavaScriptコードの外部エディタを使った編集
[JavaScriptコードの実行]コマンド、ページの[カスタムJavaScript]、[ライブラリJavaScript]、[条件分岐]コマンドの[JavaScriptによる条件判定]の4か所において、JavaScriptコードをファイルの拡張子JSに関連づくアプリで開いて編集できるようになりました。
●主な変更点/改善点
ページ遷移元とページ遷移先が同じ場合の動作の変更
マスターページ上に[ページ遷移]コマンドを配置しているアプリケーションで、プレースホルダー上に表示されているページと同じページへ遷移した場合、通常のページロードの動作(ページロード時のコマンドの実行など)は行われていませんでしたが、行われるように仕様が変更されました。
リストビューの複数行テキストボックス型セルにおける編集時の改行操作の追加
これまでの Ctrl + Enter 操作に加えて、Excelと同様の
Alt + Enter でも改行できるようになりました。
リストビューの選択時の背景色と選択時の枠線の色に[塗りつぶしなし]を追加
[リストビュー設定]ダイアログの[外観]タブにある[選択時の背景色]と[選択時の枠線の色]において、[塗りつぶしなし](透明)を選択できるようになりました。
16進数による色指定
[色の設定]ダイアログの[ユーザー設定]タブに[16進数]テキストボックスが追加され、16進数で色を指定できるようになりました。
対話型トレーニングのアニメーション表示
対話型トレーニングで表示される吹き出しがアニメーション表示されるようになり、表示位置を識別しやすくなりました。
ページとテーブルの名前重複時の命名規則の変更
ページとテーブルの名前重複時の命名規則が変更され、Excelと同様に括弧書きの数字が付加されるようになりました。
Forguncy Builder/Forguncy Builder Proの複数起動
Forguncy Builder/Forguncy
Builder Proを1つのコンピューターで複数起動できるようになりました。
スプラッシュスクリーンのヒント表示と表示サイズ改善
Forguncy Builder/Forguncy Builder
Proの起動時に表示されるスプラッシュスクリーンにForguncyを使用する際の様々なヒントが表示されるようになりました。また、スプラッシュスクリーンが高DPI設定に対応し、DPI設定に合わせて拡縮表示されるようになりました。
アプリケーションテンプレートの追加
新しいアプリケーションテンプレートとして、「ETCカード利用管理システム」と「部材管理システム」の2つが追加されました。
未設定時の既定画像のデザイン変更
[画像]型セル、および[画像アップロード]型セルにおいて、画像が未設定の場合に表示される既定画像のデザインが新しくなりました。
ユーザーの既定画像のデザイン変更
[ログインユーザー]型セルに表示されるユーザーの既定画像のデザインが新しくなりました。
ユーザーアカウント管理のWindows認証ユーザー追加時における操作性の改善
[検索]ボタンのクリックだけでなく、Enterキーでもユーザーの検索を実行できるようになりました。
ユーザーアカウント名だけでなく、フルネーム(表示名)でも検索できるようになりました。
[OK]ボタンのクリックだけでなく、表示されたユーザーアカウント名をダブルクリックすることでもユーザーを追加できるようになりました。
複数のユーザーを選択状態とすることで、一度の操作で複数のユーザーを追加できるようになりました。
ユーザーの追加時に、拡張属性を直接設定できるようになりました。
ユーザーの検索実行後、検索結果の最初のユーザーが自動的選択された状態となるようになりました。
●修正された不具合
一部のページのHTTPレスポンスヘッダにContent-Typeが指定されていないことにより、リバースプロキシなどの特定の環境下においてページのHTMLタグが直接表示されてしまう。
マスターページからポップアップウィンドウを表示した場合、その戻り値を取得できない。
[メール通知の登録]コマンドで[条件設定を通知対象に追加]チェックオプションを有効にした場合、特定の条件において条件を満たしているにもかかわらずメール通知が行われない。
バージョン 2.0.0.0 初版
2016年1月21日 リリース
●主な新機能
Oracleデータベースにおける更新処理のサポート
これまで読み取り操作のみをサポートしていたOracleデータベースが、更新処理もサポートされるようになりました。
Oracleデータベースのビューのサポート
これまでOracleデータベースではテーブルのみであったリンクテーブルの作成機能が、ビューもサポートされるようになりました。
カスタムWeb API
Forguncy
Server上で、Forguncyアプリケーションと共に動作するカスタムWeb
APIを作成できる機能が追加されました。サーバー側でForguncyのデータベースにアクセスするためのサーバーサイドAPIも提供されています。なお、この機能を利用するためにはVisual
Studioが必要です。
Forguncyプロジェクトファイル(FGCS/FGCPファイル)のインポート
ほかのForguncyプロジェクトにあるページ、またはテーブルをインポートすることができます。
ポップアップウィンドウ
コマンドに[ポップアップウィンドウの表示]と[ポップアップウィンドウの終了]が追加され、ページをポップアップ表示できるようになりました。ポップアップウィンドウにはセルの値を受け渡すことができ、戻り値をポップアップウィンドウから受け取ることもできます。
データの入力規則
Excelとほぼ同様のデータの入力規則がサポートされています。なお、「リスト」と「時刻」はサポートされていません。また、Forguncyオリジナルの「正規表現」が用意されています。
Excelエクスポート
ページ設定
エクスポートされるExcelファイルのページ設定情報を設計時にあらかじめ指定しておくことができます。
ファイル名
エクスポートされるExcelファイルのファイル名は任意の名前を設定できます。
リストビューの新機能
ヘッダー領域のビジュアルデザイン
設計時にヘッダー領域も表示されるようになり、ヘッダー部分の背景色やフォント等の書式などビジュアルにデザインできるようになりました。また、ハイライト時やマウスオーバー時の背景色や文字色も設定可能です。
行ヘッダーによるレコード選択
行ヘッダーが表示可能になり、[テーブルデータの更新]コマンドの[特定レコード]機能と組み合わせることで、ユーザーが選択したレコード(複数レコード可)に対して更新処理を行えるようになりました。
選択単位のオプション
リストビュー内の選択単位(フォーカス単位)が、セル単位か行単位かのどちらかを選択できるようになりました。なお、既定はセル単位です。
クリップボードからの貼り付け処理によるデータの追加/更新
Excelシートやほかのリストビューからセル範囲をコピーしてリストビュー上へ貼り付けを行うことで、リストビューのデータを追加/更新できるようになりました。
キーボード操作のサポート
キー入力による編集開始、Tabキーによる選択セルの移動など、Excelのキーボード操作の一部がサポートされるようになりました。
グラフ
Excelライクな縦棒、横棒、折れ線、円、面の5種類のグラフをページに挿入できます。セル範囲、またはリストビューをグラフのデータソースとして選択できます。
コンボボックスのクエリー条件
コンボボックスにクエリー条件を設定し、選択項目を絞り込むことができるようになりました。この機能により、複数のコンボボックスを使ってたとえば選択した都道府県に合致する市区町村のみを2つ目のコンボボックスに表示させるといったことができます。
「ユーザーアカウント」型フィールド
テーブルに「ユーザーアカウント」というデータ型が新たに追加されました。これはForguncyアプリケーション上にログインするユーザーをデータとしてテーブルに格納したい場合に使用します。
日付型のフィールドのサブフィールド
日付型フィールドは、ナビゲーションウィンドウで年、月、日をそれぞれサブフィールドとして展開できるようになりました。これにより、数式フィールドを使わなくても月だけや日だけを値として使用できます。
括弧を使った条件設定
クエリー条件やクエリーコマンドにおいて、括弧を使用して条件をグループ化することができるようになりました。
条件分岐コマンドのパラメータ値の追加
条件分岐コマンドの条件設定において、ユーザーのグループやメールアドレスもパラメータ値として使用できるようになりました。
Yes/Noダイアログ
条件分岐コマンドでは、アプリケーションの利用者がボタンを押すことで条件値を変更できるYes/Noダイアログ機能が追加されました。
ラジオグループとチェックボックスグループの「その他」選択
アプリケーション利用者が任意の値をその他としてテキストボックスに入力できる機能が追加されました。この機能はアンケートフォームなどでよく利用されるものです。
[テーブルデータの更新]コマンドの機能拡張
[テーブルデータの更新]コマンドでは、特定の条件に合致するレコードを更新の対象としたり、ユーザーが行ヘッダーを使って選択した複数レコードをまとめて更新の対象としたりできるようになりました。この機能により、マスター詳細画面において、マスターのデータを削除した場合に、そのマスターレコードに紐づく詳細テーブルのレコードを1回のユーザー操作で削除するなどの処理が可能となります。
画像アップロード型セルのiPadサポート
iPadで画像アップロード型セルをタップした場合、iPadのカメラを起動するか、フォトライブラリの写真を選択するかを選択できるようになりました。
HTTPSサポート
Forguncy Server Enterpriseでは、HTTPSがサポートされます。
[セルプロパティの設定]コマンド
セルの値を任意の値に変更したり、セルの背景色を変更したりすることができる[セルプロパティの設定]コマンドが追加されました。
セル表示モード
Forguncy
Builderの画面左下にセル表示モードが追加されました。各表示モードのボタンをクリックすると、データ連結や数式、条件付き書式などが設定されているセルにそれぞれを視覚的に示すアイコンが表示されます。
条件付き書式
リストビュー内のセルでは、Excelの条件付き書式とほぼ同じ機能がサポートされます。
マスターページ領域のガイドライン表示
マスターページを設定した場合、マスターページのプレースホルダー上に表示されるページの領域を指し示すガイドラインが表示されるようになりました。
対話型トレーニングの応用編
対話型トレーニングに、これまでの基本編に加えて応用編が追加されました。
[Excelシートから作成]
新規作成の項目として、[Excelシートから作成]というメニューが新たに追加されました。この機能は既存のExcelシートを読み込み、ウィザード形式でForguncyのページとテーブルを自動生成する機能です。
テキスト型の拡張属性
ユーザーアカウントに対して付加できる拡張属性は、従来のユーザーアカウント型だけでなく、文字列型を選べるようになりました。
セル型での書式設定
標準型セルでのみ設定可能であったセルの書式設定が、テキストボックス型や日付型などのセル型でも設定可能となりました。
●主な変更点/改善点
テンプレートの追加
8つのテンプレート(そのうち4つはForguncy Builder Pro専用)が追加され、計24種類となりました。
設計時の行と列の非表示状態の変更
行と列を非表示に設定した場合、実行時のみ非表示となり、設計時は表示されたままの状態となるように動作が変更されました。これにより、非表示セルを一時変数として使用するテクニックが使いやすくなりました。
セルへの直接入力時の数式候補表示
数式バーへの入力だけでなく、セルに直接数式を入力しようとした際にも候補となる数式とその説明が表示されるようになりました。
ワークフロー属性の名称変更
ワークフロー属性は拡張属性へと名称が変更されました。
ユーザーアカウント管理ページのデザイン変更
開発時とForguncy
Server上の両方のユーザーアカウント管理ページのデザインが刷新されました。
ユーザーアカウント管理ページでのコンピューター名の表示
Forguncy
Server上のユーザーアカウント管理のライセンスを追加するページで、コンピューター名が確認できるようになりました。
起動時間の短縮
Forguncy Builderの起動時間が、ハードディスク環境の場合、従来比で約40%ほど短縮されました。
「%Null%」キーワードの仕様変更
[条件分岐]コマンドや[クエリー]コマンドで使用される「%Null%」キーワードが、Nullだけでなく空文字(Empty)も対象となるように変更されました。
ODBC接続におけるユーザー選択による主キーの設定
ODBC接続でリンクテーブルを作成した場合、ダイアログによりユーザーが主キーを選択するようになりました。これはODBC接続では正常に主キーが自動取得されない場合あることに対する回避機能です。主キーは複数の列を指定することも可能です。
内部データベースのテーブルを新規に作成した場合、最初のレコードのIDは0ではなく1から始まるように変更されました。バージョン1で作成したテーブルのIDはそのままとなり、変更されません。
リストビューの動作、外観
1ページに複数のリストビューが存在し、それらが同一のテーブルとデータ連結している場合、利用者が選択した行が複数のリストビューで同期されるようになりました。
リストビュー内のセルにコマンドを設定する場合でも、[テーブルデータの更新]コマンドを設定できるようになりました。
バージョン1のヘッダーの背景色にはグラデーション付の色が設定されていましたが、グラデーション付の背景色を指定することはできません。
スクロールバーの外観が変更されました。また、縦スクロールバーは列ヘッダー領域の下側ではなく右側から存在します。
セル選択時の枠線表示や背景色はExcel同様の表示となっています。
セル幅よりも設定されている文字列の長さが長い場合であっても、右揃えの設定が有効になるように改善されました。
ボタン型セルを設定した場合、バージョン1ではその外観がシステム(OS)、および Web ブラウザーに依存したものとなっていましたが、どのWebブラウザーで表示した場合でも Internet Explorer 11上のボタンと同様の外観となります。これにより、たとえばiPadのSafariで表示した場合には、リストビュー上のボタンと通常セルのボタンとで見た目が大きく異なります。
ハイパーリンク型セルを設定した場合、バージョン1では文字列の高さ分の領域がクリック可能な領域となっていましたが、クリック可能な領域はセル全体に変更されています。
バージョン1では新規行の追加を行う際はシングルクリックとなっていましたが、セルの編集と同様にダブルクリックによ編集モード(入力可能な状態)となります。なお、マウスを使用して編集モードへ移行させなくとも、Excelと同様に直接キーボードから値を入力することで自動的に編集モードへ移行します。
データの入力規則で表示されるツールチップの大きさ、表示位置はバージョン1と異なります。
バージョン1ではツールチップ表示時にスクロールバーを操作してもツールチップは表示されたままでしたが、ツールチップが表示されないようになりました。
テキストボックス型セル
セル型のプロパティ[必須入力]と[最小文字数/最大文字数]は、[データの入力規則]を使用して実現するように変更されたため、セル型のプロパティからは削除されました。
数値型セル、日付型セル
セル型のプロパティ[必須入力]と[最小値/最大値]は、[データの入力規則]を使用して実現するように変更されたため、セル型のプロパティからは削除されました。
複数行テキストボックス型セル、チェックボックスグループ型セル、ラジオグループ型セル、コンボボックス型セル、ユーザー選択コンボボックス型セル、ふりがなテキストボックス型セル
セル型のプロパティ[必須入力]は、[データの入力規則]を使用して実現するように変更されたため、セル型のプロパティからは削除されました。