■リストビューに対する操作

名前を指定して特定のリストビューにアクセスできます。リストビューの選択行の変更、リストビュー内の特定のセルの値の変更といった操作を提供しています。

リストビュー内の特定のセルの値の取得

getValueメソッドを使用して、リストビュー内の特定のセルの値の取得します。この例では「button1」というボタン型セルをクリックした際に、「リストビュー1」という名前のリストビュー内の1行目の「column1」という名前の列にあるセルの値がアラートダイアログに表示されます。行番号は0から始まるため、getValueメソッドの第一引数が0となっていることに注意してください。また、第2パラメーターにはテーブルのフィールド名ではなく、リストビューに設定された列名を指定することにも注意してください。

var p = Forguncy.Page;
p.ready(function () {
    p.getCell("button1").bind("click", function () {
        var mylist = p.getListView("リストビュー1");
        alert(mylist.getValue(0, "column1"));
    })
});

 

 選択行に合わせたリストビュー内セルの値の取得

getSelectedRowIndexメソッドを使用することで、現在選択されている行の行番号を取得できます。この例では、リストビューのgetValueメソッドの第一引数にgetSelectedRowIndexメソッドを使用して取得した値を渡すことで、選択した行に合わせて「cell1」という名前のセルの値が変更されます。

var p = Forguncy.Page;
p.ready(function () {
    var mylist = p.getListView("リストビュー1");
    mylist.bind("selectionchanged", function () {
        p.getCell("cell1").setValue('現在選択されているのは、「' + mylist.getValue(mylist.getSelectedRowIndex(), "column1") + '」です。');
    })
});