■フィールドを作成してデータを入力する

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フィールドとレコード
テーブルでは、一つひとつの項目(列)を「フィールド」と呼びます。
このフィールドの中にデータを格納します。一つひとつのデータを「レコード」と呼びます。


テーブルについての概要や作成方法については 新しいテーブルを作成する を参照してください。

テーブルではデータを格納するためのフィールドを作成します。
フィールドは格納するデータに応じて次のデータ型が用意されています。

テキスト

文字列を格納します。

整数

数値データを格納します。

小数(通貨)

円、ドルなど金額データを格納します。

日付/時刻

日時のデータを格納します。

Yes/No

Yes/No(On/Off)を格納します。

ユーザーアカウント

ログインユーザーの情報を格納します。

 

日付/時刻型のフィールドは以下のサブフィールドを持ちます。

日付/時刻値の年(西暦)を表します。

年度

日付/時刻値の年度(4月始まり)を表します。

四半期

日付/時刻値の四半期を取得します。

日付/時刻値の月を表します。

日付/時刻値の日を表します。

 

ユーザーアカウント型のフィールドは以下のサブフィールドを持ちます。

氏名

ユーザーアカウント値の氏名を表します。

メールアドレス

ユーザーアカウント値のメールアドレスを表します。

グループ

ユーザーアカウント値のグループを表します。複数のグループに所属しているユーザーの場合、グループ名をカンマ区切りでつなげた値として表します。

拡張属性

ユーザーが拡張属性を持っている場合、その属性がサブフィールドとなります。

 

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すべてのサブフィールドは表示専用となっており、これらの値をアプリケーション上から更新、削除することはできません。主にクエリー条件などで使用します。

 

1 先頭行で[クリックして追加]のドロップダウンリストからデータ型を選択します。

 [▼]ボタンをクリックして選択します。

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IDフィールドはすべてのテーブルに自動的に作成されるフィールドです。IDフィールドは一意の連番を自動的に振るためのフィールドで、名前を変更したり削除したりすることはできません。

 

フィールドを作成すると隣に新しいフィールドが表示されます。必要なだけフィールドを作成することができます。

2 フィールドに名前を付けます。

作成したフィールドには「フィールド1」などの名前が自動的に付けられます。
フィールドを右クリックして[名前の変更]を選択するか、ダブルクリックしてフィールド名を入力します。
フィールド名部分を選択して、そのままフィールド名を入力することもできます。

(フィールドを右クリックして[名前の変更]を選択した例)

ナビゲーションウィンドウでテーブル名の左にある[  ]をクリックすると、テーブルに作成したフィールドを表示することができます。

3 フィールドにデータを入力します。

フィールド名の下の行がデータ行になります。Excelなどと同様にここにデータを入力します。

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自動的に作成されるフィールド

テーブルを作成すると、いくつかのフィールドが自動的に作成されます。

 

ID

 

作成者

氏名/メールアドレス/グループ

作成日時

年/年度/四半期/月/日

最終更新者

氏名/メールアドレス/グループ

最終更新日時

年/年度/四半期/月/日

これらのフィールドは、変更したり削除したりすることはできません。
IDはテーブルのフィールドとして表示されますが、それ以外の自動作成フィールドはテーブルには表示されません。
これらのフィールドの値は、条件式やワークフローの中などで使用することができます。

 

 

■フィールドを削除する

作成したフィールドを削除します。

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フィールドを削除するとフィールドに入力されているデータもすべて削除されます。

 

1 削除するフィールドを選択します。

 

2 [フィールド]→[削除]をクリックします。

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削除するフィールドの列番号(B、C・・・)を右クリックして、[削除]をクリックすることでもフィールドを削除することができます。

 

●関連リンク

新しいテーブルを作成する
フィールドを設定する