監査ログの出力を有効にしている場合、既定では監査ログファイルはTempフォルダーに保存されます。監査ログの出力設定については テーブルの監査ログを設定する を参照してください。
この保存先は、以下の手順で変更することができます。
1 メモ帳などのテキストエディタを使用して「ForguncyServerWindowsService.exe.config」ファイルを開きます。
「ForguncyServerWindowsService.exe.config」ファイルは、Forguncy Serverをインストールしたコンピューターの以下の場所に存在します。
32ビット版Windows |
C:\Program Files\ForguncyServer\Website\bin |
64ビット版Windows |
C:\Program Files (x86)\ForguncyServer\Website\bin |
2 "DataOperationLogPath"という項目の値を、以下を参考に変更し、UTF-8の文字コードで保存します。
既定の状態:
変更例:
3 Windowsで[コントロール パネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]から[サービス]を開き、「Forguncy Server Service」の[再起動]を実行します。
「ForguncyServerWindowsService.exe.config」ファイルを保存する際、保存フォルダ名に日本語を使用した場合は、文字コードをUTF-8で保存する必要があります。
保存フォルダを変更した場合、その変更はForguncyサーバー上で動作しているすべてのアプリケーションに影響します。
保存フォルダを変更した場合でも、以前に保存された監査ログファイルが削除されて自動的に指定したフォルダに移動することはありません。発行済みのアプリケーションが存在する場合には、以前の保存先から監査ログファイルを手動でコピーする必要があります。
保存フォルダは絶対パスを指定する必要があります。
もし、指定するフォルダが"\\ANOTHER-PC\log"のようなネットワーク上の共有フォルダである場合、Forguncy Server Serviceの実行ユーザーがそのフォルダに対するアクセス権を持っている必要があります。Forguncy Server Serviceは既定では「Local System」ユーザーによって実行されるため、実行ユーザーを変更する必要があります。Forguncy Server Serviceの実行ユーザーを変更する方法については、リンクテーブルの作成のページに記載されている「SQL ServerでのWindows認証」の項目を参照してください。