取得するレコード数の上限を設定する取得するレコード数の上限を設定する本設定（［外部データベースから取得するデータの上限レコード数］）は、Forguncyアプリケーションの設計時と実行時の両方において、以下のような影響を及ぼします。
「ODBCデータソース」を使用している場合にのみ本設定が影響します。リンクテーブルの作成において、対象のテーブルのレコード数が本設定の値を超えている場合、以下のダイアログメッセージが表示され、作業ウィンドウ上にデータは表示されません。
なお、データが作業ウィンドウ上に表示されないだけであり、データ連結を行ってページに表示するなど、通常の操作は問題なく行うことが可能です。
「ODBCデータソース」であるかどうかに関わらず、すべてのリンクテーブルに対して本設定が影響します。リストビューを用いてページにテーブルのデータを表示しようとした場合に、表示するレコード数が本設定の値を超えている場合、以下のダイアログメッセージが表示され、リストビュー上にデータは表示されません。
なお、リストビューの設定値である［取得レコード数の制限］の既定値は500に設定されており、［外部データベースから取得するデータの上限レコード数］の既定値である10,000,000よりも小さい値となっています。そのため、両方の設定が既定値のままである場合、リストビューの設定値である［取得レコード数の制限］が優先され、ダイアログメッセージが表示されることはありません。
また、「コンボボックス」型セル、「ラジオグループ」型セル、および「チェックボックス」型セルにおいてテーブルからデータを取得するよう設定している場合にも、本設定の値が影響します。本設定の値を超えたレコード数が読み込まれるような場合、データは表示されません。
以下の手順で、［外部データベースから取得するデータの上限レコード数］の値を変更します。
［ファイル］→［オプション］→［アプリケーション設定］を選択して「その他」の「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」の値を変更します。
「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」として設定可能な値の上限値は、2,147,483,647です。なお、この上限値はあくまでも設定値として設定可能な値であり、2,147,483,647レコードのデータをForguncyアプリケーション上で表示できることを保証するものではありません。