各テーブルのフィールドごとに、各ユーザーの閲覧権限と編集権限を設定できます。
ここでは、「名前」と「体重」を記録したテーブルについて、次のような権限を設定する例で説明します。
・すべてのユーザーは、すべての「名前」を閲覧できる(編集はできない)。
・各ユーザーは、自分自身の「体重」を閲覧できる(編集はできない)。
・作成者は、自分自身の「体重」を編集できるが、「名前」は編集できない。
・Administratorは、すべての「名前」「体重」を閲覧・編集できる。
1 「体重表」という名前でテーブルを作成し、以下のようにフィールドを設定します。
2 右ペインで[フィールドレベルのアクセス制御]をクリックします。
3 「フィールドレベルのアクセス制御を有効化する」をチェックして以下のように設定し、[OK]をクリックします。
・「ロール:Administrator」の設定: 全ユーザーの「名前」「体重」の閲覧(読み取り)・編集権限を付与します。
・「ログインユーザー」の設定: 自分自身の「名前」の閲覧権限、「体重」の閲覧・編集権限を付与します。
※ログインユーザーは「誰でも」にも含まれるため、全ユーザーの「名前」の閲覧権限もあります。
・「誰でも」の設定: 全ユーザーの「名前」の閲覧権限を付与します。
4 ページに配置し、[ホーム]→[(デバッグ)]で確認します。
・誰もログインしていない場合は、すべての「名前」欄を閲覧できます。
・ユーザー1がログインしている場合は、すべての「名前」欄とユーザー1の「体重」欄を閲覧できます。
・Administratorがログインしている場合は、すべての「名前」「体重」欄を閲覧・編集できます。