CSVインポート/エクスポートコマンド

プリインストールプラグインです。
コマンドに「CSVインポート/エクスポート」が指定できるようになり、CSVファイル(カンマで区切られたテキスト形式)からデータをリストビューにインポートしたり、リストビューからCSVファイルにエクスポートしたりすることができます。

使い方

1 テーブルを1つ作成します。

 

2 ページにリストビューを配置して、テーブルとデータ連結させておきます。
コマンド設定するために、ボタンを配置します。

 

3 2で配置したボタンを選択し、セル型タブの「コマンド...」をクリックして「CSVインポート/エクスポート」コマンドを追加します。

処理の種類 

・インポート
インポートを選択すると、以下の図のように「ヘッダー名で列の関連付けを定義する」チェックボックスが表示されます。
チェックした場合、CSVファイルの列見出しを指定して、リストビューの該当セルにインポートできます。
チェックしない場合、CSVファイルのカンマ区切りごとに1から始まる連番をインデックスとして指定して、リストビューの該当セルにインポートできます。


・エクスポート
エクスポートを選択すると、以下の図のように「ヘッダー名もエクスポートする」チェックボックスが表示されます。
チェックした場合、リストビューの列見出しがCSVの列見出しとしてエクスポートされます。
チェックしない場合、データのみがエクスポートされます。

対象リストビュー

インポートやエクスポートの対象となるリストビューを選択します。

文字コード

インポートするテキストファイルの文字コードを設定します。本設定は[処理の種類]が「インポート」の場合にのみ設定可能です。[処理の種類]が「エクスポート」の場合、出力されるCSVファイルの文字コードは「UTF-8」です。

選択肢としてドロップダウンリストに表示されている文字コード以外にも、使用しているWebブラウザーがサポートしている文字コードであれば使用可能です。その場合に指定する文字コードの名称は、World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)が標準策定を行っているEncodingの名称を参照してください。

列の関連付け定義を追加

クリックすると、インポート/エクスポートの列の定義を、リストの末尾に1行追加します。

列の関連付け定義を削除

クリックすると、フォーカスのある列の定義を削除します。

1つ上へ移動

定義した列の順番を上へ移動します。

1つ下へ移動 

定義した列の順番を下へ移動します。

4 実行してボタンをクリックします。

3で設定した内容でインポートやエクスポートが行われることを確認できます。

note
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・IDフィールドは各テーブルに自動的に作成され、レコードが書き込まれるタイミングで一意の連番が自動的に振られます。このためIDの値をインポートして画面に表示しても、実際にレコードが書き換わるタイミングで一意の番号が自動的に降られます。

・ここでのインポートはリストビューの表示上のみにインポートされているだけであって、実際のテーブルにはまだ書き込まれていません。テーブルに書き込むには、以下の図のようにリストビューの更新処理を許可するようにチェックしておく必要があります。こうすることで、フォーカス行の移動によってレコードが確定したタイミングや、「リストビューデータの更新」コマンドで「リストビューの更新確定」を行うことで書き込みできます。

・リストビューにページング機能がある場合、リストビューのデータをCSVにエクスポートすると、表示されているページのデータのみがエクスポートされます。

・「ロードオンデマンド」がオンの場合、リストビューに読み込まれたレコード数分の行だけがCSVファイルにエクスポートされます。

・リストビューにコンボボックスのセル型があり、コンボボックスの項目の検証が必要な場合は、インポート時にデータの検証が行われます。不正な値の場合にエラーメッセージが表示されます。不正な値や無効な値の場合、インポートされたすべてのデータがロールバックされます。

・インポートするCSVファイルの最後に空の行があってもインポートされません。