データベースの基礎知識

データベースとは、特定のテーマに沿ったデータを集めて管理し、容易に検索/抽出などの再利用をできるようにしたもののことです。データはただ雑然と蓄積していたのではあまり役に立ちません。関連のあるデータを集め、整理/統合し、柔軟な形で取り出すことができるようにすることで、業務での活用が可能となります。多く場合、1つのデータベースは、この後で説明するテーブルを複数格納しています。

■テーブル 

テーブルはデータを格納しておくための領域です。Excelのテーブルとほぼ同じ概念となっており、縦の列をフィールド、横の列をレコードと呼びます。テーブルには複数のフィールドを設定でき、複数のレコードを格納できます。

 

たとえば、上の図の場合、テーブルは[顧客ID]と[氏名]の2つのフィールドを持ち、3件のレコードを持っていると表現できます。

■フィールド 

フィールドは異なるデータの種類を分けて格納するための項目です。一般的にフィールドはデータの型が設定されており、Forguncyではテキスト、整数、小数、日付/時刻、時刻、Yes/No、ユーザーアカウント、画像、添付ファイルの9種類の型を持っています。

■レコード

レコードは1件分のデータの集まりの単位です。顧客テーブルに3件のレコードがあった場合、それは3人の顧客のデータが格納されていることを意味します。 

■主キー

テーブルの中で、レコード特定するために一意となるフィールドのことです。
Forguncyで作成したテーブルの「ID」フィールドがこれに該当します。 

■外部キー

他のテーブルとの関連付けに使用するフィールドのことです。 外部キーは関連づけされた先のテーブルでは主キーである必要があります。
例えば、「社員」テーブルと「部署」テーブルの場合、以下のようになります。