ビューの作成

テーブルの一部のフィールドや複数テーブルを、抽出したり結合したりしてあたかも一つのテーブルのように見せることができます。ビューはSQL文で構成されるクエリによって定義します。

note
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・外部テーブルであるリンクテーブルに対してビューを作成することはできません。内部テーブルのみ扱えます。外部テーブルでビューを作成したい場合は、外部データベース側で作成して、それをリストビューの作成の手順で接続してください。

・Forguncyで使用できるSQL文は、SQLite 3.19.3で使用できるSQL文に限られます。

・ビューの値は参照のみになります。レコードの追加、更新、削除はできません。

・作成されたビューには、主キーが設定されていません。主キーが設定されていないとカレントレコードが特定できず、予期しない結果になることがあります。

・たとえば、「Sum(整数フィールド1) as 合計フィールド」などのように集計関数などを使用して作成したフィールドは、型を特定できないためテキスト型として出力されます。

1 [作成]→[ビュー]→[ビューの作成]をクリックします。

[作成]→[ビュー]→[ビューの作成]をクリックすると、SQL文を定義するウィンドウが表示されます。
true

あるいは、ナビゲーションウィンドウの「テーブル」タブを右クリックし、
「ビューの作成」をクリックします。

2 ビュー名とSQL文を設定します。

Forguncyで使用できるSQL文は、SQLiteで使用できるSQL文に限られます。
ビュー名は、Forguncyが自動的に連番を付与してビュー名をつけます(「ビュー1」など)。必要に応じて任意の名前に変更してください。

SQL文に使用できるForguncyの要素

タイプ

使用範囲

テーブル名

すべての内部データベースのテーブルと、すべてのビルトインビューを使用できます。

項目名

すべてのユーザーが追加した項目と、以下の組み込み項目を使用できます。

組み込み項目:

項目名

SQLで使用できる項目名

ID

ID

作成者

FGC_Creator

作成日時

FG_CreateDate

最終更新者

FGC_LastModifier

最終更新日時

FGC_LastModifyDate

状態

FGC_State

担当者

FGC_AssignTo

行バージョン

使えません

更新用ヘルパー

使えません

 

tip
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ビュー作成後にビュー名を右クリックして[名前の変更]を選択することで、ビュー名を変更できます。
また、Excelと同じように、作業スペース下部のタブをダブルクリックすることでも変更できます。

3 ビューの名前を右クリックして、「主キーの設定」を選択します。

作成されたビューには主キーが設定されていません。
Forguncyでは、ビューのレコードを表示する時にカレントレコード使用することがあります。このカレントレコードを特定するために主キーを使用します。このため主キーを設定するようにしてください。

 

4 主キーを選択して、「OK」をクリックします。

主キーを複数指定して複合キーを設定することもできます。