ワークフロー履歴ビューの追加

テーブルにワークフローが設定されている場合、ワークフロー履歴ビューを作成できます。
ワークフローの処理は、一連の業務処理ごとにワークフローの設定を行ったテーブルに1レコード作成されます。
例えば、田中さんと山本さんの2人がそれぞれ申請処理を行ったとします。テーブルにはIDを主キーとして田中さん用のレコードと山本さん用のレコードが1つずつ作成されます。ワークフローの設定に従って、次の人に処理が進むと、該当するレコードの状態が更新されます。ワークフローの履歴ビューを作成すると、この更新履歴を確認できます。 ワークフローの履歴ビューのレコードIDが、ワークフローを設定したテーブルの主キーとなるIDを指しており、どのレコードの履歴かを把握できます。

note
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・外部テーブルであるリンクテーブルに対してワークフロー履歴ビューを作成することはできません。内部テーブルのみ扱えます。

・ワークフロー履歴ビューの値は参照のみになります。レコードの追加、更新、削除はできません。

・ワークフロー履歴ビューの主キーは、「ID」で作成されます。主キーを変更することはできません。

・1つのテーブルで1つのワークフロー履歴ビューを作成できます。

・ワークフロー履歴ビューの項目は削除、変更ができません。

・ワークフロー履歴ビューの「担当者」フィールドは、複数ユーザーを格納する構造になっているため、ユーザー名を格納するフィールドと関連付けを行っても正常に動作しません。

1 テーブルにワークフローを設定します。

ワークフローの設定」を参照して、テーブルにワークフローを設定します。

2 テーブル名を右クリックして、[ワークフロー履歴ビューの追加]をクリックします。

テーブルにワークフローの設定がされていない場合、[ワークフロー履歴ビューの追加]は表示されません。
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3 ワークフロー履歴ビューが作成されます。必要に応じて名前を変更します。

ビュー名は「テーブル名_ワークフロー履歴ビュー」という名前で作成されます。ビュー作成後にビュー名を右クリックして[名前の変更]を選択することで、ビュー名を変更できます。また、ワークフロー履歴ビューを表示し画面右側のテーブル設定の名前からも変更できます。

 

tip
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Excelと同じように、作業スペース下部のタブをダブルクリックすることでも変更できます。

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