ロードオンデマンド機能を設定する(リストビュー)

ロードオンデマンドとは、ユーザーよりレコードを読み込みたいとのリクエストがあれば読み込みを行い、リストビュー上に表示することをいいます。
Forguncyのバージョン3以前では、既定でロードオンデマンドが有効になっており最初に500レコードがリストビュー上に読み込まれました。そしてスクロールというリクエストによって続きのレコード数を読み込み表示していました。
バージョン4からは、既定でロードオンデマンドが無効になり「ページロード時の取得レコード数」は制限なしに設定されています。既定の場合、ページの初期表示時に全レコードが読み込まれリストビュー上に表示されます。

「ロードオンデマンド」を無効にする(白表示)

初期設定では、無効になっています。
[ページロード時の取得レコード数]で定義してある件数しか読み込みません。既定では 「制限なし」になっているため全レコードが読み込まれます。このため、レコード数が多い場合ページの初期表示が遅く感じることがあります。
例えば、テーブルに 1000 レコードあって、[ページロード時の取得レコード数]を50と設定したとします。リストビューには50レコードが読み込まれ、リストビューのスクロールバーは 50 レコードまでしかスクロールされません。 読み込む件数が少ない分、ページの初期表示は速くなります。なお、リストビューに表示されているデータを、リストビュー上でユーザーが変更することはできますが、表示されていないデータをユーザーが変更することはできないので注意してください。

「ロードオンデマンド」を有効にする(グレー表示)

「ページロード時の取得レコード数」に指定されたレコード数だけ最初に読み込み、ユーザーがリストビューをスクロールした時に必要に応じて次のレコード(「追加の読み込みレコード数」に指定されたレコード数)を読み込みます。レコード数が多くネットワークの帯域が限られているような場合でも、ページの初期表示をすばやくできます。しかしながら、ユーザーの操作に応じてデータを読み込むため、スクロールの際に遅く感じることがあります。
例えば、テーブルに 1000 レコードあって、[ページロード時の取得レコード数]を50、そして[読み込み行数]を20と設定したとします。ページがロードされると最初にブラウザに読み込まれるレコード数は50レコードのみです。ユーザーがスクロールした時、つまり51レコード目を表示する必要があった場合に自動的に[読み込み行数]で指定した20レコード件数を読み込みます。このため、最終的にスクロールできるレコード件数は、実際のテーブルに存在する 1000 レコードのすべてをスクロールして表示できます。

1 リストビューを選択し、リストビューツール[デザイン]→[ロードオンデマンド]で設定します。

ロードオンデマンドを無効にする場合は、[ロードオンデマンド]をクリックして白表示にします。
ロードオンデマンドを有効にする場合は、[ロードオンデマンド]をクリックしてグレー表示にします。そして「追加の読み込みレコード」に読み込むレコード数を指定します。