「サーバーサイドコマンドの呼び出し」コマンドを使用することで、定義済みのサーバーサイドコマンドを呼び出して実行することができます。基本的なプロパティは通常コマンドのサーバーサイドの呼び出しと同様ですが、サーバーサイドコマンドでは不要となるいくつかのプロパティは存在しません。
サーバーサイドコマンド |
呼び出す対象のサーバーサイドコマンドを設定します。サーバーサイドコマンドはあらかじめ定義されている必要があります。なお、スケジュールタスク上で本コマンドを設定する場合、呼び出し可能なサーバーサイドコマンドは非公開コマンドのみです。 |
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パラメーター |
指定したサーバーサイドコマンドで定義されているパラメーターに渡す値を設定します。パラメーターの詳細については、パラメーターを参照してください。 |
リターンコードのパラメーター名 |
本プロパティにパラメーター名を設定することで、呼び出したサーバーサイドコマンドから返されたリターンコードをその名前のパラメーターに格納します。作成されたリターンコードのパラメーターは、本コマンド以降のコマンドで使用可能です。 サーバーサイドコマンドの実行が成功した場合は0がリターンコードとして返ります。また、対象のサーバーサイドコマンドにおいて、[リターン(コマンドの終了)]コマンドを使用しており、そのコマンドにてサーバーサイドコマンドが終了した場合、コマンド内で設定したリターンコードが返ります。 [リターンコードのパラメーター名]か、[リターンメッセージのパラメーター名]のいずれかか、両方を設定している場合、呼び出し先から返るリターンコードの値に関わらず、エラーはハンドリングしているとみなし、以降のコマンドは継続して実行します。しかし、[リターンコードのパラメーター名]と[リターンメッセージのパラメーター名]のいずれも設定していない場合、エラーはハンドリングされていないとみなすため、リターンコードとして0以外が返ってきた場合には、それ以降のサーバーサイドコマンドは実行されません。 |
リターンメッセージのパラメーター名 |
本プロパティにパラメーター名を設定することで、呼び出したサーバーサイドコマンドから返されたリターンメッセージをその名前のパラメーターに格納します。作成されたリターンメッセージのパラメーターは、本コマンド以降のコマンドで使用可能です。 対象のサーバーサイドコマンドにおいて、[リターン(コマンドの終了)]コマンドを使用しており、そのコマンドにてサーバーサイドコマンドが終了した場合、コマンド内で設定したリターンメッセージが返ります。 |
本コマンドの使用例については、配列型のパラメーターを参照してください。
注意:本コマンドは、自分自身を再帰的に呼び出すことも可能です。しかし、このような設定を行った場合、何らかの条件で必ず再帰呼び出しが終了するようにコマンドを実装しなければいけません。再帰呼び出しが永続する処理が行われた場合、サーバー側で例外が発生し、アプリケーションがクラッシュして停止します。