Forguncyマニュアル
MySQLへの接続
Forguncyの使い方 > 外部データベース > リンクテーブルの作成 > MySQLへの接続

MySQLに接続してリンクテーブルを作成する手順を示します。

  1. [データ]→[リンクテーブルの作成]をクリックします。

    参考: すでに外部データベースの接続情報が作成されている場合、[リンクテーブルの作成]ボタンは次の図のようにドロップダウンボタンとなり、作成済みの接続情報が表示されます。

    作成したいMySQLへの接続情報がすでに存在する場合、その接続情報を選択することで手順2と手順3を省略してリンクテーブルを作成できます。なお、「SqlServer」や「SqlServer1」という名称は自動的に設定され、これらを任意の名称へと変更することはできません。

  2. データソースに「MySQL データベース」を選択して[続行]をクリックします。

    参考: 最初に「接続設定」ダイアログが表示された場合は「データソース」の[変更]をクリックしてデータソースを選択します。

  3. 「接続設定」ダイアログを設定して[OK]をクリックします。

    サーバー名

    MySQLのサーバー名を指定します。

    ユーザー名

    MySQLへログオンするユーザー名を指定します。

    パスワード

    MySQLへログオンするパスワードを指定します。

    ポート番号

    MySQLに接続する際に使用するポート番号を指定します。MySQLの既定は3306です。

    データベース

    接続するデータベースを指定します。

    詳細なプロパティ設定

    [詳細設定]をクリックするとMySQLに関する詳細なプロパティ設定ができます。

    接続のテスト

    [テスト接続]をクリックすると、設定内容でサーバーへの接続テストを実行します。

  4. 使用するテーブルを選択します。

    テーブルの一覧が表示されます。左側のペインで使用するテーブルを選択して[>]ボタンをクリックして右側のペインに追加します。テーブル名をダブルクリックして追加することもできます。この際、MySQLデータベースにビューが含まれている場合、それらはビュー名の後に「(ビュー)」という文字列が付加された形式で、一覧に表示されます。

    ビューを選択した場合、[固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスが表示されます。各行に対して一意となるフィールド、またはフィールドの組み合わせをチェックし、[OK]をクリックします。

    注意: [固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスでは、以下のデータ型のフィールドを選択しないでください。以下のデータ型のフィールドを選択した場合、データの追加、更新、削除はサポートされません。また、リストビューからレコードを選択してページを遷移するという動作がサポートされません。

    • BINARY

    • BLOB

    • GEOMETRY

    • GEOMETRYCOLLECTION

    • JSON

    • LINESTRING

    • LONGBLOB

    • MEDIUMBLOB

    • MULTILINESTRING

    • MULTIPOINT

    • MULTIPOLYGON

    • POINT

    • POLYGON

    • TIMESTAMP

    • TINYBLOB

    • VARBINARY

    注意:MySQLのビューをリンクテーブルとした場合、Forguncyアプリケーションにおいてそれらのビューに対して参照だけでなく、更新も行うことが可能です。ただし、MySQLのビューにおける更新のための条件を満たしている必要があります。詳細についてはMySQLのドキュメントを参照してください。

    参考:

    • リンクテーブルを作成する際、Forguncyは接続先のテーブルから主キーが設定された列を取得しようとします。もし、主キーが設定された列が存在しない場合、ForguncyはNullを許容しない一意な列を探します。

    • ビューに設定した固有レコード識別子は後から変更が可能です。[ナビゲーション ウィンドウ]で対象のビューを右クリックし、[固有レコードの識別を再設定]をクリックします。

  5. [OK]をクリックします。

    次の画面が表示され、データベースの設定が完了します。なお、既定値として実在するレコードすべてを作業ウィンドウに読み込もうとします。このため、膨大なレコード数が存在する場合、遅く感じることがあります。この既定値はアプリケーション設定にある「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」で変更することができます。

マッピングされるデータ型

以下に記載がないデータ型はForguncyではサポートされません。

MySQLのデータ型

Forguncyのデータ型

BIGINT

整数

BIT

整数

CHAR

テキスト

DATE

日付/時刻

DATETIME

日付/時刻

DECIMAL

小数

DOUBLE

小数

ENUM

テキスト

FLOAT

小数

INTEGER(またはINT)

整数

JSON

テキスト

LONGTEXT

テキスト

MEDIUMINT

整数

MEDIUMTEXT

テキスト

REAL(またはDOUBLE PRECISION)

小数

SET

テキスト

SMALLINT

整数

TEXT

テキスト

TIME

時刻

TIMESTAMP

Forguncyの同時実行制御用、または日付/時刻

TINYINT

整数

TINYTEXT

テキスト

VARCHAR

テキスト

YEAR

整数