リストビューの列を定義するためには、そのすべての列の大きさ分のリストビュー領域が必要となるため、実行時のリストビューで列の表示に横スクロールが必要となることは通常ありません。そのため、たくさんの列をリストビューに表示させたい場合、非常に大きな幅のリストビューを作成する必要があります。
リストビューの表示幅は小さくし、たくさんの列を横スクロールさせることで表示させたい場合、列の非表示機能とリストビューの[非表示を無視する]設定を組み合わせることで実現できます。
Z列からBE列までの列ヘッダーをドラッグして選択し、右クリックのコンテキストメニューから非表示を選択します。
この際、再右端の列であるBH列を非表示にしないように注意してください。リストビューの再右端の列は、アプリケーション実行時のリストビューの外枠線を描画するために必要です。
Z3セルからBE3セルを選択し、[リストビュー ツール]リボンタブの[非表示を無視する]をチェックします。
[ホーム]→[開始(デバッグ)]をクリックして表示を確認します。
左端、もしくは右端の列を、列数を指定して横スクロールに含めず固定することができます。
リストビューの右クリックし、コンテキストメニューから[リストビュー設定...]をクリックします。
[列の固定]部分で必要な設定を行います。
下の図では[固定する先頭列の列数]を「2」に設定し、[固定列の境界線色]をに変更しています。
[ホーム]→[開始(デバッグ)]をクリックして表示を確認します。