Forguncy 8 オンラインヘルプ
Forguncyの使い方 / テーブルの操作 / ビューの作成方法 / ビューの作成
このトピックで
    ビューの作成
    このトピックで

    テーブルの一部のフィールドや複数テーブルを、抽出したり結合したりしてあたかも一つのテーブルのように見せることができます。ビューはSQL文で構成されるクエリによって定義します。

    参考:

    • 外部テーブルであるリンクテーブルに対してビューを作成することはできません。内部テーブルのみ扱えます。外部テーブルでビューを作成したい場合は、外部データベース側で作成して、それをリストビューの作成の手順で接続してください。

    • Forguncyで使用できるSQL文は、SQLite 3.32.1で使用できるSQL文に限られます。

    • ビューの値は参照のみになります。レコードの追加、更新、削除はできません。

    • 作成されたビューには、主キーが設定されていません。主キーが設定されていないとカレントレコードが特定できず、予期しない結果になることがあります。

    • たとえば、「Sum(整数フィールド1) as 合計フィールド」などのように集計関数などを使用して作成したフィールドは、型を特定できないためテキスト型として出力されます。

    • Forguncyのテーブルが持つ「最終更新日時」や「担当者」といった組み込みフィールドと同じ名称をAS句を使用した別名で使用しないでください。使用した場合、それらのフィールドに対してはForguncyの機能が正常に動作しません。また、Forguncy Builderにエラーメッセージ「テーブル「ビューの名称」には、重複した名前「フィールド名」のフィールドが含まれています。」が表示されます。

    1. [作成]→[ビュー]→[ビューの作成]をクリックします。

      [作成]→[ビュー]→[ビューの作成]をクリックすると、SQL文を定義するウィンドウが表示されます。

      true

      あるいは、ナビゲーションウィンドウの「テーブル」タブを右クリックし、

      「ビューの作成」をクリックします。

    2. ビュー名とSQL文を設定します。

      Forguncyで使用できるSQL文は、SQLiteで使用できるSQL文に限られます。

      ビュー名は、Forguncyが自動的に連番を付与してビュー名をつけます(「ビュー1」など)。必要に応じて任意の名前に変更してください。

      SQL文に使用できるForguncyの要素

      タイプ

      使用範囲

      テーブル名

      すべての内部データベースのテーブルと、すべてのビルトインビューを使用できます。

      項目名

      すべてのユーザーが追加した項目と、以下の組み込み項目を使用できます。

      組み込み項目:

      項目名

      SQLで使用できる項目名

      ID

      ID

      作成者

      FGC_Creator

      作成日時

      FG_CreateDate

      最終更新者

      FGC_LastModifier

      最終更新日時

      FGC_LastModifyDate

      状態

      FGC_State

      担当者

      FGC_AssignTo

      行バージョン

      使用できません。

      更新用ヘルパー

      使用できません。

      ヒント:ビュー作成後にビュー名を右クリックして[名前の変更]を選択することで、ビュー名を変更できます。 また、Excelと同じように、作業スペース下部のタブをダブルクリックすることでも変更できます。

    3. ビューの名前を右クリックして、「主キーの設定」を選択します。

      作成されたビューには主キーが設定されていません。

      Forguncyでは、ビューのレコードを表示する時にカレントレコード使用することがあります。このカレントレコードを特定するために主キーを使用します。このため主キーを設定するようにしてください。

    4. 主キーを選択して、「OK」をクリックします。

      主キーを複数指定して複合キーを設定することもできます。