「HTTPリクエスト送信コマンド」プラグインを使用して、HTTPリクエストを送信できます。これはWeb APIに関する基礎知識があるユーザー向けのプラグインです。
「HTTPリクエスト送信コマンド」プラグインのインストールにより、次の2つのコマンドが追加されます。
HTTPリクエスト送信(通常のコマンド)
HTTPリクエスト送信(サーバーサイドのコマンド)
サーバーサイド |
スケジュールタスク |
リストビュー上のセル型(値変更時に実行されるコマンドのセル型 |
ページロード時 |
ワークフローのアクション実行前/実行後 |
ワークフローのリマインダー |
再利用コマンド |
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● |
● |
● |
● |
● |
- |
● |
サーバーサイド |
スケジュールタスク |
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● |
● |
プラグインのインストールにより、[HTTPリクエストの送信]が[コマンドの選択]のドロップダウンリストに追加されます。
[HTTPリクエストの送信]の各プロパティを設定します。
URL | 送信先のURLを入力してます。 | |
HTTPリクエストメソッド |
次の4つのHTTPリクエストメソッドを選択できます。
| |
リクエストヘッダー |
リクエストヘッダーは名前の重複ができません。キーと値の両方を設定しなければなりません。 | |
データの形式 | 値/数式 |
リクエストボディが単純な値の場合に選択します。 |
オブジェクト |
リクエストボディがキーと値で構成されるオブジェクトである場合に選択します。 、アイコンをクリックすることで、キーと値のペアを追加、削除できます。 [JSON形式のデータを送信]:既定値は無効です。本設定がチェックされていない場合、フォームデータとして送信します。そうでない場合、JSON形式にシリアライズして送信します。 | |
配列 |
リクエストボディが配列の場合に選択します。 配列の個数は、次のいずれかを指定します。
| |
リストビューデータ |
リストビューからデータを取得する場合、[リストビュー名]と[列名]を指定します。 | |
結果を格納するパラメーター名 |
結果をパラメータに保存します。パラメーターは他のコマンドで使用できます。 例えば、結果としてJSONデータがパラメーター格納される場合、そのパラメーターを「JSONデータソースコマンド」で使用することができ、セルやリストビューに結果のデータを設定できます。 | |
リクエスト成功時のコールバック関数 |
レスポンスデータは「result」変数に格納されます。 「result」変数を使用して、リクエストが成功したコールバック関数を実装します。 | |
リクエスト失敗時のコールバック関数 |
エラーデータは「error」変数に格納されます。 例外処理には「error」変数を使用してください。 |
[ホーム]リボンタブにあるデバッグの[開始]ボタンをクリックし、アプリケーションの動作を確認します。
ヒント:
本コマンドはサーバーサイドオブジェクトでも使用できます。
本コマンドをサーバーサイドオブジェクトで使用する場合、基本的には通常のコマンドでの使用方法と同じですが、以下の違いがあります。
サーバーサイドオブジェクトでこのコマンドを使用する場合、データの形式は「リストビュー」をサポートしていません。
このコマンドを通常のコマンドで使用する場合、リクエストヘッダーはWebブラウザーによって制限されます。詳細については、https://fetch.spec.whatwg.org/#forbidden-header-nameを参照してください。禁止されたリクエストヘッダーを設定することはできません。
本コマンドをサーバーサイドコマンドで使用する場合、「リクエスト失敗時のコールバック関数」と「リクエスト成功時のコールバック関数」を設定する必要がないため、設定値は表示されていません。
本コマンドをサーバーサイドコマンドで使用する場合、100秒のタイムアウトが存在します。