「Box用クラウドストレージプロバイダー」を登録することによって、Box上にファイルやフォルダを作成したり、ダウンロードしたりすることが可能になります。
ダウンロードリンク
※利用しているバージョンによって対応するプロバイダーが異なります。以下より該当するバージョンをお選びください。
| Forguncy Builder / Forguncy Serverのバージョン | プロバイダー |
|
10.0.10.0以降の10.x.x.x |
Boxとの連携ステップ
-
クラウドストレージプロバイダーの登録
ユーザーアカウント管理画面、もしくはサーバー管理ポータルに接続し、ダウンロードリンクより入手した「Box用クラウドストレージプロバイダー」を登録します。 -
Boxから認証情報を取得
App keyとApp secretを取得します。 -
クラウドストレージの認証設定
ユーザーアカウント管理画面、もしくはサーバー管理ポータルに接続し、認証設定を行います。
１．クラウドストレージプロバイダーの登録
-
ユーザーアカウント管理画面、もしくはサーバー管理ポータルにログインします。
-
開発環境では、開発時ユーザーアカウント管理へのログインに従ってログインします。
-
運用環境では、サーバー管理ポータルに従ってログインします。
以降は、運用環境である、サーバー管理ポータルの画面を使って説明しますが、開発環境でも同様です。
-
-
［認証連携］ - ［認証プロバイダー］をクリックした後、［認証プロバイダーの登録］ボタンをクリックしてダウンロードしたZIPファイルを選択します。
-
登録が完了します。
２．Boxから認証情報を取得
以下ではForguncyとBoxの連携に必要な認証情報の取得方法を記載します。
注意：
本ページに掲載されているBoxの画面はヘルプ執筆当時のものであり、画面の構成や手順などはBoxのアップデート等により変わっている場合があることに注意してください。
-
Boxの開発者コンソールにログインします。
-
新たにアプリコンソールにAppを作成します。
（既存のAppを利用する場合、この手順は飛ばします。）［アプリの新規作成］をクリックします。
［カスタムアプリ］をクリックします。
必須項目である［アプリ名］と［目的］を設定します。いずれの項目も任意の名称、選択肢で構いません（これらの設定値はForgucny側の設定に影響を与えません）。
Forguncyがサポートしている認証方式は「ユーザー認証 (OAuth 2.0)」のみです。「ユーザー認証 (OAuth 2.0)」を選択し、［アプリの作成］をクリックします。
-
クライアントIDとクライアントシークレットを作成します。
［構成］の［リダイレクトURI］を以下のように入力し
コードのコピーhttp://localhost:＜ポート番号＞/CloudStorageProvider/OAuthCallbackポート番号は、アプリケーション設定の「開発時ユーザー名アカウント管理のポート番号」です。
例）http://localhost:17380/CloudStorageProvider/OAuthCallback
- サーバー管理ポータルの場合
コードのコピーhttp(s)://＜ドメイン＞:22345/UserService/CloudStorageProvider/OAuthCallbackサーバー管理ポータルのURLを指定します。
例）https://＜サーバー管理ポータルのドメイン＞:22345/UserService/CloudStorageProvider/OAuthCallback
コンテンツ操作の箇所を以下のように設定します。
設定後、［変更を保存］をクリックします。
［構成］の以下の箇所から「クライアントID」と「クライアントシークレット」を取得します。
３．クラウドストレージの認証設定
-
［設定］-［クラウドストレージ設定］-［認証設定］-［認証の追加］をクリックします。
-
認証情報を設定します。以下の項目を入力後、［ログインして保存］をクリックします。
認証の名前
任意の名称を設定してください。こちらで指定した名称が、Forguncy Builder上で設定する際に、選択肢の一覧として表示されます。
プロバイダー名
Boxを選択します。
クライアントID
「２．Boxから認証情報を取得」の最後の手順で作成したクライアントIDを入力します。
クライアントシークレット
「２．Boxから認証情報を取得」の最後の手順で作成したクライアントシークレットを入力します。
-
DropBoxへのアクセス権限を設定します。
［Boxへのアクセスを許可］ボタンをクリックします。
以上で、設定は完了です。