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このトピックで
    集計フィールド
    このトピックで

    テーブル上のフィールドを用いて、値を集計するForguncy独自のフィールドを作成できます。このフィールドは、直接テーブルに作成されるわけではなく、Forguncy内部で保持するフィールドとなります。

    同じ項目をまとめて集計するような場合に使用できます。

    集計に使用できる関数は次の6つです。

    AVG

    平均

    COUNT

    データの個数

    MAX

    最大値

    MIN

    最小値

    SUM

    合計

    LIST 複数レコードの値をカンマ区切りの文字列にします。
    1. テーブルを用意します。

      この例では科目ごとに金額の合計を出す集計フィールドを作成します。

      参考:新しいテーブルの作成を参照してください。

    2. ナビゲーションウィンドウでテーブル名を右クリックして[集計フィールドの追加]をクリックします。

    3. 集計関数と集計対象フィールドを選択します。「フィールド名」ボックスでフィールド名を指定します。

      この例では「金額」フィールドの合計(SUM関数)を指定します。

      [フィールド名]は「科目合計」とします。[集計関数]で「SUM」を選択し、[対象フィールド]で「金額」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

             

      [コメントの設定]をクリックすることでテキストボックスが表示され、集計フィールドにコメントが設定できます。コメントはナビゲーションウィンドウの集計フィールドに対してマウスオーバーすると、表示されます。

      ナビゲーションウィンドウに集計フィールドが表示されます。

      テーブルには変化はありません。

    4. 集計フィールドを編集します。

      集計フィールドを右クリックし、コンテキストメニューから[集計フィールドの編集]を選択します、もしくは集計フィールドをダブルクリックして[集計フィールドの編集]ダイアログを開きます。 

       

      ↓ 

       

    5. テーブルにリストビューを作成して集計フィールドが作成されていることを確認します。

      この例ではリストビューに[科目]フィールドと[科目合計]集計フィールドを設定しています。

      リストビューに表示させるフィールドがグループ化のキーとなるため、ここでは科目ごとの合計金額が表示されます。

      参考:リストビューに集計フィールドを設定するとリストビューは編集できなくなります。これはリストビューに表示されるデータが、レコードの内容ではなく集計した結果になるためです。

    Tips

    LIST関数を利用して、集計されたレコードを検索する

    1. テーブルを用意します。

      この例では、ユーザーごとの勤務可能エリアを登録した求人希望テーブルを作成します。

    2. 集計フィールドを追加します。

      勤務可能エリアフィールドをLIST関数で集計します。

    3. ページにリストビューを設定します。

      列にユーザーアカウントと集計フィールド1を設定し、ユーザーアカウントごとに勤務可能エリアを集計したテーブルを作成します。

    4. 集計フィールドの検索機能を実装します。

      テキストボックス型セルとボタン型セルを配置し、ボタンクリック時のコマンドを設定します。

      [クエリー]コマンドで集計フィールド1を選択すると、検索条件にリストフィールド用の検索条件が表示されます。[指定したリストをすべて含む]を選択します。

    5. デバッグ実行して、動作を確認します。

      勤務可能エリアを入力して検索すると、そのエリアを含むデータを絞り込むことができます。

      検索条件の値もリストとして扱われるため、カンマ区切りで複数項目を含むデータを絞り込むこともできます。