Forguncyは、JavaScriptによるプログラミングを使用したアプリケーションのカスタマイズをサポートしています。Forguncyの標準機能にない機能を実現したり、独自の処理を追加したりできます。
JavaScriptコードは、以下の3か所で設定できます。どこで記載するかによって、JavaScriptコードの実行タイミングが異なります。
セルに対して指定できます。指定するには、コマンド(通常)の1つに[JavaScriptコードの実行]コマンドが用意されているので、ここで直接JavaScriptコードを記述します。使用方法についてはJavaScriptコードの実行を参照してください。
この方法でJavaScriptを記載すると、セルクリックや値の変更時といったコマンドの発生時にこのJavaScriptが実行されます。このため、JavaScriptコード内では、コマンド発生時にどんなコードを実行するかを記載するだけで良く、どのイベントで発生するかといったことを考える必要がないため、手軽に利用できます。
その一方で、各コマンドにJavaScriptコードが分散して記述されるため、たくさんのコマンドにJavaScriptコードを記述した際には、管理や保守が難しくなる可能性があります。そのような場合には、ページ単位の[カスタムJavaScript]を使用することを検討してください。
各ページに対して指定できます。「ページ設定」タブの[カスタムJavaScript]のフォルダ型のアイコンをクリックして、JavaScriptファイル(拡張子:JS)を1つ設定できます。使用方法については、ページへのカスタムJavaScriptの登録を参照してください。
この方法でJavaScriptを記載すると、ページのロード時にこのJavaScriptが実行されます。
アプリケーション全体(すべてのページ)で共通のJavaScriptコードを使用する必要がある場合、ライブラリJavaScriptとしてJavaScriptファイルを登録できます。使用方法については、ライブラリJavaScript/CSSの登録を参照してください。
Forguncyが提供するJavaScript APIは、ユーザーインターフェイスを操作するオブジェクト(ページ、セル、リストビュー、コンテナー、タブコントロール)のAPIとデータの更新やメールを送信するといったHTTPリクエストを伴うものが存在します。