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    検査
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    検査関数は、フィールド値やパラメーター値を判定するために使用します。IIF関数内などでよく使用されます。

    IsArray

    オブジェクトが配列の場合はTrueを返します。

    構文

    IsArray(object)

    引数

    例:

    次の式を使用して、Commentsフィールドが配列かどうかを判別できます。

     
    
    {IsArray(Comments)}
    
    

    IsDate

    オブジェクトが日付かどうかを示すブール値を返します。有効な日付、または時刻として評価できる場合にはTrueを返します。

    構文

    IsDate(object)

    引数

    例:

    次の式を使用して、ShipDateフィールドが日付かどうかを判別できます。

     
    
    {IsDate(ShipDate)}
    
    

    IsError

    オブジェクトがエラーと評価される場合はTrueを返します。

    構文

    IsError(object)

    引数

    IsNothing

    オブジェクトがNULL値と評価される場合はTrueを返します。

    構文

    IsNothing(object)

    引数

    例:

    次の式を使用して、CommentsフィールドがNULL値かどうかを判別できます。

     
    
    {IsNothing(Comments)}
    
    

    IsNumeric

    オブジェクトが数値として評価できる場合にTrueを返します。

    構文

    IsNumeric(object)

    引数

    例:

    次の式を使用して、SalesAmountフィールドが数値かどうかを判別できます。

     
    
    {IsNumeric(SalesAmount)}
    
    

    IsNothing関数の使用例

    IsNothing関数は、値がNullであるかどうかを判定するために使用されます。

    たとえば、IsNothing関数を使用してレポートパラメーターが入力されているかどうかをIIF関数を使って判定し、次のような動作を実現できます。

    1. レポートパラメータp1の[Null値を許可する]プロパティを「はい」に設定します。

    2. レポートにTextBoxを追加し、[値]プロパティに「{IIF(IsNothing(@p1), "パラメータ値が入力されていません。", @p1)}」を設定します。

    3. レポートをプレビューし、動作を確認します。

      パラメータを入力せずに[プレビュー]ボタンをクリックした場合には、「パラメータ値が入力されていません。」と表示されます。

      パラメータ値を入力して[プレビュー]ボタンをクリックすると、入力したパラメータ値が表示されます。