アプリケーションのデバッグ実行時にプロジェクト内にエラーや警告があるとForguncy Builderの画面の下部にメッセージが表示されます。
エラー
赤色のエラーアイコンで表示されます。修正しないとデバッグ実行できませんのでエラーが表示された場合、メッセージ内容に従って適切にプロジェクトを修正する必要があります。
警告
黄色の警告アイコンで表示されます。表示されたメッセージが警告のみの場合はデバッグ実行が可能です。
表示された警告が実際に運用するアプリケーションでは使用しないページであるなど、警告がアプリケーション動作に影響を及ぼさないことを開発者自身が認識している場合があります。このようなケースでは特定の警告をデバッグ実行時に非表示にすることができます。
警告メッセージを非表示に設定する場合、デバッグ時に表示された警告メッセージから非表示にしたいものを右クリックし、コンテキストメニューから「警告を問題の対象外と設定」をクリックします。この設定を行った警告は非表示に設定され次回以降のデバッグ実行でも表示されなくなります。
エラー一覧の横に表示されたアイコンをクリックします。
非表示にした警告メッセージの文字色はグレーで表示されます。
警告メッセージとしてデバッグ時に表示したい場合、「警告を問題の対象外と設定」にした警告メッセージを右クリックし、コンテキストメニューから「警告を問題の対象に戻す」をクリックします。
参考:
右上の入力フォームから、エラー一覧をキーワードで絞り込むことができます。
をクリックすると、エラー一覧のメッセージがすべてクリップボードにコピーされます。
設計時には検出できない警告を、Forguncy Builderのデバッグ実行時にWebブラウザー上に表示します。
たとえば、再利用コマンド上の変数名と同一のセル名がページ上に存在する場合、デバッグ実行においてその再利用コマンドが実行された際に、変数名がセル名と重複していることが分かる警告が表示されます。Webブラウザーの右下に警告アイコンが表示され、それをクリックすることで警告の内容が次の図のように表示されます。
この警告メッセージはForguncy Builderでアプリケーションをデバッグ実行するときにのみ表示され、Forguncy Serverへと発行したアプリケーションでは表示されません。連続して同じ警告が複数ある場合、1つだけが表示されます。
なお、警告はページ上に表示されるため、たとえば警告が表示される処理においてすぐにページ遷移してしまうような場合には、その警告を見ることができない場合があることに注意してください。