グラフをクリックした際に、クリックした位置に合わせて値の取得やコマンドの実行といったクリックイベントを定義できます。本機能が使用できるのは次のグラフ種です。
集合縦棒、積み上げ縦棒、100%積み上げ縦棒
マーカー付き折れ線、マーカー付き積み上げ折れ線、マーカー付き100%積み上げ折れ線
円、ドーナツ
集合横棒、積み上げ横棒、100%積み上げ横棒
散布図、散布図(平滑線とマーカー)、散布図(直線とマーカー)
バブル
塗分けマップ、バブルマップ
以下のグラフに対して、クリックイベントを設定する場合の例を説明します。
ポップアップウィンドウとして開くページとして、以下のようなページ(ここでは名前を「詳細ページ」としています)を作成します。
リストビューのクエリー条件として、D2セルの値を参照するように設定しています。
グラフオブジェクトを選択し、リボンの[グラフツール]コンテキストタブの[デザイン]タブにある[クリックイベント]をクリックします。
[クリックイベント]をクリックし、クリックイベントダイアログが表示され、コマンドの選択で「ポップアップウインドウの表示」を選択し、ページを「詳細ページ」として選択して、「詳細設定を表示」を行います。
受け渡す値の後ろにあるをクリックし、ポップアップダイアログボックスで変数一覧から変数を選択し、ダブルクリックして挿入します。
系列名、カテゴリー、および値の変数はシステムによって自動的に生成され、これら3つのパラメータを後続のコマンドで直接使用できます。
↓
ここでは「カテゴリー」を選択します。「ポップアップウィンドウの表示」コマンドの「遷移先ページのセル」にパラメータ「カテゴリー」を受け渡します。 設定内容は以下を参照してください。
グラフをクリックすると、クリックした位置に合わせて、その詳細データがポップアップウィンドウ上のリストビューに表示されます。