データ内の親子関係がIDと親ノードIDによって示されるデータ構造の場合、「再帰的」モードを使用します。
データ構造例:
最初の列がIDで、3番目の列はその項目の親のIDを示す値が格納されています。ルートノードの親ノードIDは空となります。
本データを設定した場合の表示は以下のようになります。
ドロップダウン:
リスト:
設定手順を説明します。
[データセットの名前]プロパティはツリー構造のためのデータソースから作成されたデータセット名を指定します。[値フィールド]プロパティはパラメータとして入力する必要のある値、ここでは「ID」を選択します。[ラベルフィールド]プロパティはユーザーに表示される名称である「品物」を指定します。
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「再帰的」モードの場合、親ノードのID、IDの順序でフィールドを追加します(逆の順序では正しい動作とはなりません)。
レポートをプレビューすると、次のような表示となることを確認できます。
たとえば、[種類]プロパティを「リスト」に、[複数の値を許可する]プロパティを「はい」に設定します。
レポートをプレビューすると、ドロップダウンなしにツリー構造のデータが表示され、複数のパラメータ値を選択できることを確認できます。