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このトピックで
    「再帰的」モード
    このトピックで

    データ内の親子関係がIDと親ノードIDによって示されるデータ構造の場合、「再帰的」モードを使用します。

    データ構造例:

    最初の列がIDで、3番目の列はその項目の親のIDを示す値が格納されています。ルートノードの親ノードIDは空となります。

    本データを設定した場合の表示は以下のようになります。

    ドロップダウン:

    リスト:

    設定手順を説明します。

    1. レポートのデータソースを作成します。

    2. レポートパラメータを追加し、[使用できる値]を設定します。

      [データセットの名前]プロパティはツリー構造のためのデータソースから作成されたデータセット名を指定します。[値フィールド]プロパティはパラメータとして入力する必要のある値、ここでは「ID」を選択します。[ラベルフィールド]プロパティはユーザーに表示される名称である「品物」を指定します。

    3. パラメータビューから「階層パラメータ」をクリックして追加します。

    4. パラメータをバインドします。

    5. [モード]プロパティを「再帰的」に設定します。

    6. [フィールド]プロパティに必要なプロパティをバインドします。

      「再帰的」モードの場合、親ノードのID、IDの順序でフィールドを追加します(逆の順序では正しい動作とはなりません)。

      レポートをプレビューすると、次のような表示となることを確認できます。

    7. 各種プロパティを設定します。

      たとえば、[種類]プロパティを「リスト」に、[複数の値を許可する]プロパティを「はい」に設定します。

      レポートをプレビューすると、ドロップダウンなしにツリー構造のデータが表示され、複数のパラメータ値を選択できることを確認できます。