TableOfContentsコントロールは、見出しマップ（目次）をレポート内に作成するために使用します。レポートプレビュー時に見出しマップをクリックすることで、対応するレポートアイテムの位置に遷移します。

多くの場合、目次ページを作成してそのページにTableOfContentsコントロールを配置します。

上の図のようなレポートに見出しマップを作成する方法を例として説明します。上記のレポートはページ2として作成されています。なお、作成済みであってもページの順序は変更が可能です。詳細はレポートの基本を参照してください。

1. ツールボックスでTableOfContentsを選択してドラッグ＆ドロップ、またはクリックする方法でページ1のデザイン領域に追加します。

   コントロールの幅と拡張領域の高さを下の図のように調整します。

   

2. TableofContentsコントロールで既定で追加されている「Level1」を選択し、プロパティを次のように設定します。

   

   プロパティ名	設定値
   ラベル	見出しレベル1
   色	#0096aa
   サイズ	14pt
   充填文字	-（ハイフン）

3. TableOfContentsコントロールにマウスカーソルを重ねた際に表示される［+ 項目の追加］をクリックして「見出しレベル2」を追加し、［充填文字］プロパティを「.」（ドット）に設定します。

   

4. ［ツールボックス］の［エクスプローラ］ をクリックして［レポート］を選択し、各種プロパティを次のように設定します。

   ［+ 項目の追加］をクリックして［レベル］を2つ追加します。

   

5. 「カテゴリ」フィールドがデータ連結されているTextBoxコントロールを選択し、［見出しレベル］ プロパティを「1」に設定します。

   

6. 「商品」フィールドがデータ連結されているTextBoxコントロールを選択し、［見出しレベル］ プロパティを「2」に設定します。

   

7. レポートをプレビューして確認すると、次の図のように見出しマップが作成されていることを確認できます。

   

プロパティ設定

カテゴリ	プロパティ名	説明
共通	名前	レポートアイテムの名前。使用可能な特殊文字は下線（_）のみです。そのほかの特殊文字は使用できません。
背景	背景色	背景に使用する色を選択します。
罫線	幅	罫線の太さに設定する値をポイント単位で入力します。
	スタイル	罫線のスタイルを選択します。
	色	カラーピッカー、標準色、またはWebカラーから罫線の色を選択します。
位置とサイズ	左	コンテナを基準としたレポートアイテムの左上端の位置。
	上	コンテナを基準としたレポートアイテムの左上端の位置。
	幅	レポートアイテムのサイズ。
	高さ	レポートアイテムのサイズ。
	固定の高さ	拡張領域のサイズ。
レイアウト	スタイル	利用可能なスタイルのリストから選択し、コントロールに適用するように設定します。
	レイヤー名	含まれるレイヤーの名前。
	Zインデックス	コントロール同士の重なりの優先順位を設定します。
表示	非表示	レポートアイテムを表示するか非表示にするかを示します。
	トグルスイッチにする項目	レポートコントロールの表示を制御するTextBoxの名前です。このプロパティを設定すると、指定されたTextBoxコントロールの左側に展開アイコン（+記号）と折りたたみアイコン（-記号）が表示されます。このアイコンをクリックすると、レポートが再描画され、レポートコントロールが表示または非表示になります。
データ	要素名	本プロパティは現在のバージョンでは使用されません。
	要素出力	本プロパティは現在のバージョンでは使用されません。
	最大レベル	目次の最大の深さを設定します。
	オーバーフロデータの連結先	データがオーバーフローした際、続きのデータを表示する別の OverflowPlaceHolder コントロールをドロップダウンリストから選択します。
その他	ツールチップ	実行時にレポートコントロールにカーソルを合わせたときに表示されるテキストを設定します。
	ラベル	目次およびTableOfContentsに表示されるテキストを設定します。
	ブックマークID	コントロールの位置を示すIDを入力します。［ブックマークに移動］アクションと組み合わせて使用することにより、他のレポートコントロールからこの項目にリンクすることができます。

レベルのプロパティ

カテゴリ	プロパティ名	説明
共通	ラベル	レベルのテキストを設定します。
背景	背景色	背景に使用する色を選択します。
テキスト	色	テキストの色を選択します。
	フォント名	テキストに使用されるフォントを選択します。
	サイズ	ポイント単位でサイズを選択します。選択肢にないサイズは［式エディタ］を使用して入力します。
	スタイル	「Normal」、「Italic」のいずれかを選択します。
	太さ	列挙される太さの値を選択します。
	文字飾り	「None」、「UnderLine」、「OverLine」、「LineThrough」の値から選択します。
	水平方向の整列	テキストの水平方向の配置を設定します。設定できる値は以下の通りです。 General： 数値と日付を右に、その他のすべて項目を左に揃えます。 Left： テキストを左揃えにします。 Right： テキストを右揃えにします。 Center： テキストを中央に配置します。 Justify： 各行が同じ幅になるように複数行のテキストを拡大します。
	インデント	このレベルのテキストインデントを設定します。
レイアウト	パディング	テキストまたはグラフィックとレポートアイテムの端との間に配置するパディング（内側余白）の量。
データ	要素名	本プロパティはForguncyのレポートではサポートされていません。
全般	充填文字	充填文字を設定します。
	充填文字の表示	充填文字を表示するかどうかを設定します。
	ページ番号の表示	ページ番号を表示するかどうかを設定します。