関数を使用することでTableデータ領域に行番号を出力できます。行番号はテーブル全体で1から番号をつけるものと、グループごとに1から番号をつけるものの2つがサポートされています。
Tableデータ領域を作成し、フィールドを連結します。
一番左側に列を追加し、ヘッダーに「グローバル行番号」と入力します。
詳細行の1列目のセルを右クリックし、コンテキストメニューから[式]を選択して[式エディタ]を開きます。
[値]プロパティの右側のボタンから[式]を選択することでも[式エディタ]を開けます。
[関数]から「RowNumber」をダブルクリックして[式]に「{RowNumber()}」を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
レポートをプレビューすることでグローバル行番号が出力されていることを確認できます。
グループごとに番号が1から始まる行番号を追加します
「出荷先市区」フィールドをキーとしたグループを作成します。
グループのヘッダー/フッターの出力内容を調整します。 グループヘッダーの1列目のセルに「出荷先市区」と入力し、2列目のセルに「出荷先市区」フォール度をデータ連結します。グループフッターの2列目のセルではCount関数を使用して「受注番号」の数を数えるように設定します。
1列目の後に新しい列を追加し、ヘッダー行に「グループ内の行番号」と入力します。
グループペインで「Table1_出荷先市区1」を選択し、[名前]プロパティの値をクリップボードにコピーします。
詳細行の2列目のセルを右クリックし、コンテキストメニューから[式]を選択して[式エディタ]を開きます。
[値]プロパティの右側のボタンから[式]を選択することでも[式エディタ]を開けます。
[関数]から「RowNumber (スコープ)」をダブルクリックして[式]に「{RowNumber()}」を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
括弧内に先ほどクリップボードにコピーし値を貼り付け、二重引用符で括ります。[保存]ボタンをクリックします。
レポートをプレビューすると、グループごとの行番号が出力されていることを確認できます。