アクセストークンには期限が存在するため、その期限を過ぎてしまう場合にはForguncyが更新トークンを使って自動的に新しいアクセストークンを取得するようになっています。更新トークンには期限がない場合が多いですが、サービスによっては更新トークンにも期限が存在します。
たとえば、更新トークンの期限が60日間となっているクラウドストレージサービスの場合、もし60日間その認証情報を使用したクラウドストレージへのアクセスが一度もないと、更新トークンが期限切れとなってしまうためアクセストークンの取得が行えなくなってしまいます。そのような場合には、該当の認証情報の編集画面から認証情報を保存しなおして再度認証を行うことで、新しい更新トークンを取得します。
クラウドストレージに関するエラーが表示された場合には、以下の内容をご確認ください。
クラウドストレージプロバイダー |
エラーメッセージ |
原因 |
対処方法 |
DropBox |
「Invalid Authentication Token. CompactToken parsing failed with error code:〇〇」 |
DropBoxのPermissionsの設定が正しくない場合 |
多くの場合、account_info.writeが有効化されていない場合に発生します。 |
Box |
リターンコード:500 リターンメッセージ:更新トークンの期限が切れました。Boxアカウントで再認証してください。 |
複数のアプリケーションで同一の認証情報を利用しており、Boxの更新トークンの有効期限が切れ、一方のアプリケーションで認証情報を利用した後、もう一方のアプリケーションで左記のメッセージが表示されます。 |
サーバー管理ポータルから該当の認証情報の編集を行い、再度保存を実施します。 |
Box |
リターンコード:500 リソースが見つかりませんでした。Not Found |
「クラウドストレージフォルダーの削除」コマンドで「フォルダーのパス:」に「/」など、ファイルが大量にあるフォルダーを設定した場合に発生します。 |
コマンド自体は動作しますが、このようなメッセージが表示される可能性があります。 BoxのAPIには複数ファイルをすべて削除するAPIが存在しないため、Forguncyでは一件ずつ削除するAPIが実行されます。 それにより時間がかかりすぎた場合、コマンドの実行がタイムアウトしてしまい、メッセージが表示されます。 |