「PDFエクスポート」コマンド(サーバーサイド)を使用することで、指定するページをPDFファイルへとエクスポートし、指定したサーバーのフォルダーに保存できます。基本的なプロパティは通常コマンドのPDFエクスポートと同様ですが、サーバーサイドコマンドでは必要となる設定が追加されています。
参考 エクスポート処理には5分のタイムアウトが存在します。ただし、本タイムアウトはエクスポート処理の一部分で計測される値であることから、エクスポートの処理内容によっては5分を超える場合であっても出力が行われることがあることに注意してください。このタイムアウト値を変更することはできません。
出力するPDFのページ設定を行うには、[レポート]リボンタブから行います。詳細はエクスポートの印刷設定を参照してください。
エクスポートするページ |
エクスポートするページを指定します。 |
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エクスポート先のファイルパス |
エクスポートするPDFファイルのパスを設定します。拡張子は省略可能です。なお、存在しないフォルダーを指定しても自動的にそのフォルダーが作成されることはありません。 たとえば、「C:¥Users¥Public¥Documents¥test」と指定した場合には「C:¥Users¥Public¥Documents」フォルダーに「test.pdf」というファイル名で出力されます。ファイル名にアルファベットの大文字を使用してもすべて小文字で出力されます。指定したフォルダーに対してForguncy Severの実行ユーザーが書き込み権限を持っている必要があることに注意してください。 |
行の高さの自動調整 |
[折り返して全体を表示する]がチェックされているセルを対象として、セルの値に応じて次のようにPDFにおける出力結果の自動調整を行います。
なお、縦方向のセル結合を行っているセルは、自動調整の対象となりません。 |
詳細設定(エクスポートページの値情報) |
エクスポート対象となるページに対して、特定のセルに値を設定する、もしくはクエリー条件によりカレントレコードを設定することができます。 たとえばエクスポート対象のページのリストビューにクエリー条件が設定されており、そのクエリー条件の条件値が特定のセルの値を参照しているような場合、そのセルにセル名を設定しておくことで本機能を使用してパラメーターをそのセルの値として設定することが可能です。 |
本コマンドの使用法はコマンド(サーバー)の「Excelエクスポート(ページ)」と同様です。Excelエクスポート(ページ)(サーバーサイド)を参照してください。