Forguncyにおける「データ連結」とは、テーブルデータをページに表示したりページ上から更新したりするために、ページのセルとテーブルのフィールドの関連付けを行うことを言います。
データ連結は、ページのセルだけでなく、リストビュー　の行テンプレート上のセルでも設定が可能です。

ページ上のセルを通じて、フィールドデータの表示、追加、更新、削除などの操作を行うことができます。

データの表示（テーブルのデータをページに表示）

ページのセルの場合

ページ上のセルにデータ連結を行っただけでは、テーブルにあるデータをページに表示させることはできません。データ連結を使ってページ上のセルにデータを表示するためには、テーブルに複数存在しているレコードのうち、どのレコードを表示させるかを選択する（カレントレコードを決定する）必要があります。このカレントレコードは、リストビューを使用してユーザーが行を選択することにより決定されます。詳細については　リストビューとは　にある「役割２：レコードを特定する」を参照してください。

なお、データ連結を使わずにテーブルにあるデータをページに表示する方法としては、「　OData　」関数、あるいは　カスタムJavaScript　を使う方法があります。

リストビューの行テンプレート上のセルの場合

リストビューの行テンプレート上のセルにデータ連結を行った場合、特にそれ以外の設定を行うことなくテーブルにあるデータをページに表示させることができます。表示するレコードを絞り込む（検索する）場合には、　クエリー　コマンドを使用します。

データの追加、更新、削除（ページのデータをテーブルへ反映）

ページのセルの場合

ページ上のセルにデータ連結を行ったうえで、　テーブルデータの更新　コマンドを使用します。

なお、データ連結を使わずにテーブルにあるデータを更新する方法としては、　カスタムJavaScript　を使う方法があります。

リストビューの行テンプレート上のセルの場合

リストビューの行テンプレート上のセルにデータ連結を行い、リストビューの設定に存在する更新処理の各設定を有効化します。詳細については　リストビューの更新の可否を設定する　を参照してください。

なお、リストビュー設定でデータの確定タイミングが即時更新をしない設定となっている場合、データの追加、更新、削除を行うためには　リストビューデータの更新　コマンドを実行する必要があります。

具体的なデータ連結の設定方法については、ドラッグ＆ドロップでデータを関連付ける と データ連結タブでデータを関連付ける を参照してください。