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このトピックで
    外部データベースとワークフロー(ODBCデータソース除く)
    このトピックで

    構造変更の許可を設定することで、外部データベースのテーブルに対してワークフロー機能を利用することができます。ここでは外部データベースのテーブルに対してワークフローを設定した場合に外部データベースに実行される動作を記載します。

    ワークフローの設定方法については内部データベースの場合と同様です。ワークフローの設定をご参照ください。

    注意:
    • ワークフローで使用するテーブルには1つの主キーが必要です。複合主キーのテーブルには対応していません。

    外部データベースに自動生成されるワークフローの項目

    ユーザーがアプリケーションを利用して最初にワークフロー機能を利用した際(デバッグ実行、アプリを発行後に実行どちらでも)に以下のことを行います。

    テーブル名

    説明

    {テーブル名}_FGC_WHT
    例:テーブル名がTable1の場合、”Table1_FGC_WHT”になります。

    特定のテーブルのワークフローの履歴を記録します。

    上記のテーブル名に使用されるコンピューター名に関する注意点:
    • コンピューター名が長すぎる場合、データベースの種類に合わせてコンピューター名の一部は省略されます。Oracle Databaseの場合、テーブル名の最大文字数は28文字です。SQL Serverの場合、テーブル名の最大文字数は30文字です。
    • Oracle Databaseの場合、Unicode文字はすべてアンダーバー「_」へと変換されます。
    • 空白文字や「?」などの特殊文字はすべてアンダーバー「_」へと変換されます。

    「ワークフロー...」からワークフローダイアログを表示し、「ワークフローを使用する」にチェックし、「OK」をクリックすることで以下のことを行います。 

    フィールド名

    役割

    対象テーブルと
    フィールドの生成タイミング

    Forguncyの機能

    FGC_AssignTo

    Forguncy内部でワークフロー機能を使用する時に使用します

    接続した任意のテーブル

    ※後述する{テーブル名}_FGC_WHTにも存在しますが、こちらはテーブル作成と同時に作成されます。

    ワークフロー

    FGC_State

    Forguncy内部でワークフロー機能を使用する時に使用します

    外部データベースでワークフロー履歴ビュー相当の機能を利用する

    外部データベースではワークフロー履歴ビューをForguncy Builder上で自動的に作成することはできませんが、アプリケーション実行時にワークフロー機能を利用することで自動生成される「{テーブル名}_FGC_WHT」を利用することで同等の機能を利用することができます。

    1. Forguncy Builderで外部データベースのテーブルに対して、「構造変更の許可」を設定
    2. ワークフロー機能を設定し、ワークフローの提出や承認などのアクションを実行するページを作成し、アプリを起動、ワークフローのアクションを実施する
    3. 外部データベースを利用して「{テーブル名}_FGC_WHT」が自動生成されていることを確認
    4. 「{テーブル名}_FGC_WHT」を利用してビューを作成し、Forguncy Builderでリンクテーブルとして利用する