Forguncy Proでは、Forguncyの内部データベースだけでなくSQL Server、Oracle Databaseなど外部のデータベース、またはODBCデータソースに接続し、接続先データソースのデータをリンクテーブルという形式で使用することができます。
リンクテーブルは接続先データソースの最新のデータを参照することができます。どちらかでデータに変更を加えると、その内容はもう一方にも反映されます。ただし、Forguncyでデータの変更をサポートしているのは、一部のデータソースだけです。詳細はForguncyの仕様と制限を参照してください。また、フィールドの削除や変更のような構造的な変更は、接続先のデータソース側から実行する必要があります。Forguncyでフィールドを追加、削除、修正することはできません。
既存データベースにあるデータを使った新しいアプリを手軽に作りたい場合
社内にほかのシステム等で使用ているデータベースが既に存在し、その蓄積されているデータを使う新たなシステムを構築したい場合、リンクテーブルを使用します。データは常に最新のデータを参照できるため、たとえば売り上げデータが格納されている社内のデータベースに接続し、Forguncyを使って必要な売り上げデータを抽出、分析するようなシステムを構築できます。
既存データベースの構造変更や拡張が困難な場合
リンクテーブルは、Forguncyの内部テーブルと連結して1つの表として表示することができます。本来既存のデータベースに追加したい項目をForguncyの内部テーブル上に作成することで、既存データベースに一切変更を加えることなく、新たな項目を付加することが可能です。
4GBを超える大量データを扱いたい場合
Forguncyの内部テーブルの場合、1つのプロジェクト上に作成されたテーブルのデータサイズの合計が4GBまでとなっています。4GBを超えるデータサイズを扱いたいアプリケーションの場合、リンクテーブルとしてSQL Serverなどのデータベースを利用することで、より大きなデータを扱うアプリケーションが構築できます。