Forguncyの仕様と制限事項について説明します。また、既知の問題や注意点についても記載しています。
製品リリース後に判明した不具合や制限事項については、Webサイトのナレッジベースでご確認ください。
対象 |
最大サイズ制限 |
---|---|
テーブル名 |
128 文字 |
フィールド名 |
128 文字 |
1テーブルのフィールド数 |
2,000 |
データ型 |
範囲 |
---|---|
テキスト |
1,000,000,000バイト |
整数 |
–9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807
の整数値 |
小数 |
-1.7E+308~-5.0E-324、0、および5.0E-324~1.7E+308 |
日付/時刻 |
0100/1/1 00:00:00(シリアル値:-657434)~ 9999/12/31 23:59:59(シリアル値: 2958465.99999) |
Yes/No |
1(True)か0(False)、またはNullのいずれかの値 |
ユーザーアカウント |
Forguncyで登録可能なユーザー名に準じる |
画像 |
ファイル名の最大文字数 + 37文字 |
添付ファイル |
ファイル名の最大文字数 + 37文字 |
すべてのデータ型は未入力状態(Null値)をサポートしています。
データベースのデータ領域として利用できるサイズは1つのアプリケーション(プロジェクト)で最大2TBです。
テーブル名、またはフィールド名に以下の文字は使用できません。
\ / : * ? " < > -~ @ # $^| % & + = `'. , ; ! ()[ ]{} ; (これらの文字において全角文字が存在する場合、その全角文字も使用できません。)
全角の算用数字
1文字目に半角の数字を使用することはできません。
対象テーブルが異なる場合でも、データの追加や削除、更新を複数同時に行うことはできません。1回の更新処理が30秒を超える場合、その間に行った別の更新は、同じテーブルへ更新かどうかに関わらず失敗します。
機能 |
最大値 |
---|---|
ワークシートのサイズ |
999 行、999 列 |
列の幅 |
使用可能メモリに依存 |
行の高さ |
使用可能メモリに依存 |
セルが含むことができる合計文字数 |
使用可能メモリに依存 |
セルが表示・計算可能な数値の有効桁数 |
15桁 |
ページ数 |
300 |
拡大と縮小率の範囲 |
10 ~ 400 % |
ページ名に以下の文字は使用できません。
\ / : * ? " < > -~ @ # $^| % & + = `'. , ; ! ()[ ]{} ; (これらの文字において全角文字が存在する場合、その全角文字も使用できません。)
全角の算用数字
1文字目に半角の数字を使用することはできません。
Forguncyのライセンス認証の仕組み上、製品版にも関わらず評価版と表示される場合があります。Forguncy Server上で動作しているアプリケーションの場合、初回発行時のみ発生する可能性があります。本問題が発生した際は、Webブラウザーでページの再読み込みを行うことで解決できます。
Forguncy 2アプリケーションとしてForguncy 3 Server上で動作している状態のときに、Forguncy 3 Builderから[運用データベースの取得]を行った場合、運用データベースの取得が正常に行われず、Forguncy 3 Builder上のテーブルの内容が不正なものとなります。
エクスポートできる行や列の大きさ、1セル内の文字数などは基本的にExcelが持つ最大値に依存します。Forguncyがエクスポートしようとした際にExcelの最大値を超えている場合、エラーは発生しませんが値が最大値に丸められる場合があります。
リストビューのセルでデータ入力規則を使用している場合、エクスポートされたExcelファイルではデータ入力規則が正しい設定となりません。
[セルプロパティの設定]コマンドで背景色、文字色、表示/非表示、有効/無効を変更した場合、そのページをExcelへエクスポートしてもそれらの設定内容は反映されません。
チェックボックスグループ型セル、およびラジオグループ型セルが持つ[すべての項目を同じ幅で表示する]と「表示列数」の設定はExcelエクスポートには反映されません。
ForguncyでエクスポートしたExcelファイルのカラーパレットは、常にExcel 2010の既定と同様です。2013以降のExcelで作成したExcelファイルをインポートして作成したページをExcelエクスポートした場合、カラーパレットが変更されてしまうことにより異なる外観となる場合があります。
[すべてのデータを1シートにエクスポート]の設定で縦スクロールが発生するリストビューを含むページをエクスポートした場合、リストビューのすべての行をエクスポートするために、エクスポートされたExcelでは行が自動挿入されたかたちとなります。通常、リストビューの右側や左側のセルに数式や値が設定されている場合、この自動挿入された行に出力されることはありません。しかし、配列数式を使用しているセルの場合、自動挿入された行にまたがって連続して出力されます。
エクスポートするページの名前に全角括弧が使われている場合、[エクスポートの印刷設定]で印刷タイトルを設定する、もしくはページ上のいずれかのセルにセル名を設定すると不正なExcelファイルが出力されます。以下のいずれかの方法で、本現象は回避できます。
ページ名に全角括弧を使用しないようにする。
ページ名に全角括弧を含む場合には、たとえば「申込書 (印刷)」などのように、半角スペースをいずれかの位置に付加する。
[Excelエクスポート(リストビュー)]コマンドにおいて、出力対象のリストビューのヘッダーに設定した文字列が次のいずれかの条件に該当する場合、不正なExcelファイルが出力されます。
末尾に半角スペースが設定されている。
改行を含み、改行後に文字列が存在しない、もしくは半角スペースが設定されている。
マスターページのセルに対する参照を含むページの場合、そのセルの値は正しくエクスポートされません。
リストビューにODATAやTEXTJOINIFなどのようなForguncy関数を記載しても、数式は削除されて空白でエクスポートされます。このようなForguncyの関数は、リストビューではない通常のセルに記載し、かつ「現在のページ」をエクスポートした場合に限り計算結果が値として出力されます。
リストビュー内のセルにおいて、リストビュー領域外のセル参照を含む数式が設定されていた場合、そのセルの内容は「Excelエクスポート(リストビュー)」による出力では参照エラーとなります。
セルの[非表示]設定、および[無効]設定はExcelエクスポートには反映されません。
リストビューのセルでコンボボックス型セルを設定している際、テーブルのフィールド型とコンボボックスの値フィールドの型が異なる場合、表示フィールドの値がエクスポートされません。本現象は、テーブルのフィールド型とコンボボックスの値フィールドの型を合わせることで回避できます。
1899/12/30から1900/2/29までの日付が表示されたセルをExcelファイルへとエクスポートした際に、正しい日付が出力されません。これはExcelが実際には存在しない日付1900/2/29をシリアル値として持っていることによる制限事項です。
リストビューに表示されるデータが[取得レコード数]によって絞り込まれていても、Excelエクスポート時には本設定による絞り込みは無効となります。
TEXTJOIN関数を使用しているセルの場合、数式のみがエクスポートされ、計算結果はエクスポートされません。
テーブルのフィールドのデータ型が「テキスト」であるデータに対して「日付」や「数値」などの書式設定を行った場合、それらの書式設定はExcelエクスポートに反映されません。
インデントを設定しているセルのインデントの幅は、Webブラウザー上の表示と一致しません。
グラフ、下線、取り消し線、ページヘッダー/ページフッターの設定は、PDFエクスポートには反映されません。
マスターページのセルに対する参照を含むページの場合、そのセルの値は正しくエクスポートされません。
コンボボックス型セルに対する参照を含むページの場合、PDFのエクスポートの結果が正しくならない場合があります。
[セルプロパティの設定]コマンドで背景色、文字色、表示/非表示、有効/無効を変更した場合、そのページをPDFへエクスポートしてもそれらの設定内容は反映されません。
チェックボックスグループ型セル、およびラジオグループ型セルが持つ[すべての項目を同じ幅で表示する]と「表示列数」の設定はPDFエクスポートには反映されません。
リストビューにODATAやTEXTJOINIFなどのようなForguncy関数を記載しても、数式は削除されて空白でエクスポートされます。このようなForguncyの関数は、リストビューではない通常のセルに記載し、かつ「現在のページ」をエクスポートした場合に限り計算結果が値として出力されます。
セルの[非表示]設定、および[無効]設定はPDFエクスポートには反映されません。
カラーモードがインデックスとなっている画像をページに挿入した場合、エクスポートされたPDFではその画像色が正しく出力されません。
エクスポートされたPDF上では画像は常にオブジェクト枠のサイズと同サイズで出力され、アスペクト比が保持されないため、Forguncy Builderのページ上やWebページ上の画像とサイズが異なる場合があります。
[行の高さの自動調整]オプションを有効にした場合、対象のセルがPDF上では画像として出力される場合には不正な出力結果となります。
リストビューのセルでコンボボックス型セルを設定している際、テーブルのフィールド型とコンボボックスの値フィールドの型が異なる場合、表示フィールドの値がエクスポートされません。本現象は、テーブルのフィールド型とコンボボックスの値フィールドの型を合わせることで回避できます。
配列数式を使用している場合、その配列数式で使用している関数等の範囲が、配列数式の範囲より小さい場合に不正な出力結果となります。
指定した「出力するPDFのファイル名」は、出力されたファイルをダウンロードする際にのみ有効となります。Adobe Reader、およびMicrosoft EdgeのPDF閲覧機能でPDFを表示し、それを保存する際のファイル名には反映されません。
PDFのしおりに文字化けした文字が表示されることがあります。
リストビューに表示されるデータが[取得レコード数]によって絞り込まれていても、PDFエクスポート時には本設定による絞り込みは無効となります。
画像オブジェクトとして挿入されたPNGファイルのカラータイプがインデックスカラーである場合、不正なPDFが出力されます。
列の非表示を使用してリストビューを表示させないように設定しても、PDFエクスポート時にはリストビューのデザイン時の行数からはみ出した分の行が追加されます。PDFエクスポートするページにおいてリストビューを非表示としたい場合には、行の非表示を使用して表示しないようにしてください。
TEXTJOIN関数はサポートされません。
SUMIF関数の第2パラメーターである検索条件に"<>"を使用した場合、不正な計算結果が出力されます。
テーブルのフィールドのデータ型が「テキスト」であるデータに対して「日付」や「数値」などの書式設定を行った場合、それらの書式設定はPDFエクスポートに反映されません。
iOS(iPhone)、およびiPadOS(iPad)のSafariの場合、ポップアップブロックを無効に設定する必要があります。
チェックボックス型セルに罫線を設定した場合、PDFエクスポート時のその部分の罫線は他の罫線よりもわずかに細く描画されるため、PDFの表示拡大率によっては罫線が消えているように表示される場合があります。
インデントを設定しているセルのインデントの幅は、Webブラウザー上の表示と一致しません。
[Excelからページ]、および[Excelからテーブル]で読み込むExcelファイルは、書式が設定されているセルの数が32,752個以下である必要があります。これよりも多くの書式が設定されているセルを持つExcelファイルの場合、別のExcelファイルに分割するなどして書式が設定されているセル数を32,752個以下にしてください。
画像オブジェクトを含んだXLSファイル(Excel 97 - 2003 ブック)を「Excelからページ」の機能使ってインポートした場合、画像オブジェクトはインポートされません。
テーブルの構造化参照を使用する数式が含まれているExcelをインポートした場合、その数式だけでなくそのExcelのすべてのシートに存在する数式がインポートされません。
一部のグラフを含むXLSファイル(Excel 97 - 2003 ブック)をインポートした場合、軸が表示されない場合があります。その場合、一度軸を表示しない設定にしたのち、再度軸を表示する設定に戻すことで軸が表示されるようになります。
[Excelからページ]でインポートした場合、セルのスタイルは[標準]スタイルのみインポートされます。このスタイルはExcelエクスポートに反映されます。
セルの値として「="0" & 1」のような数式が設定されおり、表示形式が「標準」である場合、インポートされるデータは「01」ではなく「1」となります。
複数セルを選択して[条件付き書式ルールの管理]ダイアログを開いた場合でも、ルールの変更を行えるのはアクティブセル(複数選択する際の起点となったセル)のみです。
[書式のコピー/貼り付け]ボタンでは条件付き書式をコピー/貼り付けすることはできません。
書式ルールの[指定の値を含むセルだけを書式設定]で、左端のドロップダウンリストに以下の4つの項目のどれかを設定している場合、Excelエクスポート時に条件付き書式の表示結果は同様となりますが、設定されているルールは異なります。
チェックボックスグループ型セル、およびラジオグループ型セルの場合、書式の[表示形式]は反映されません。
円グラフに負の値を設定した場合、設計時は負の値も正の値と同じようにパイが表示されますが、実行時は表示されません。
円グラフで複数の系列が同じ名前である場合、実行時の凡例の色が不正となります。
系列名が空白の場合、実行時の凡例表示において空白は改行として扱われます。
項目軸に日付データを使用できるのは、折れ線グラフと面グラフのみです。
項目軸に日付データを使用している場合、軸のオプションの最大値、最小値、目盛間隔はサポートされません。
項目軸に対数目盛を表示した場合、軸のオプションの最大値、最小値はサポートされません。
面グラフでは凡例の表示順序が設計時と実行時で異なります。
折れ線グラフでマーカーを表示していない場合でも、実行時の凡例のアイコンはマーカー付で表示されます。
凡例のアイコンと文字列の並び順は、設計時と実行時で異なります。
棒グラフのデータが負の値を含む場合、横軸の軸ラベルの位置は設計時と実行時で異なります。
系列名は数式をサポートしていません。
グラフデータの範囲に指定されているセルが非表示に設定されても、グラフの表示に影響はありません。
設計時の表示では最初の横軸は縦軸に隣接した位置にありますが、実行時ではExcelと同様に余白がある表示となります。
軸ラベルの位置は設計時と実行時で異なります。
リストビューにクエリー条件を設定している状態で、そのリストビューをグラフのデータとしている場合、設計時のグラフの表示はクエリー条件が無視されますが、実行時の表示には反映されます。
負の値をデータとして持つ積み上げ面グラフは、設計時と実行時で表示が異なります。
Webブラウザーの印刷機能を使用して印刷した場合、グラフ部分の印刷品質が劣化する場合があります。
「集合横棒」グラフ、および「積み上げ横棒」グラフは、第2軸をサポートしていません。
そのほか、設計時、実行時、Excelの3者間で表示上の違い、および動作の違いがある場合、それらはすべてForguncyの制限事項となります。
リストビューの行テンプレート内のセルにデータの入力規則を設定し、その条件の値が同じ行テンプレート内のほかのセルを参照している場合、条件値は固定ではなくその行に依存して変化します。しかし、そのようなリストビューをExcelに出力した場合、そのデータの入力規則の条件値は固定値となり(行に依存して参照先が変化しないため)、元のデータの入力規則と同じ動作になりません。
Forguncy Builderでは外字をサポートしていません。
外字を使用した場合、Forguncy
Builder上では正しく表示されませんが、テーブルに格納するとデータとしては保存されています。実行時に外字が表示されるかどうかはWebブラウザーに依存します(例えばInternet
Explorerでは表示されますがGoogle
Chromeでは表示されません)。
PDFエクスポートでは外字をサポートしていません。
[セルプロパティの設定]コマンドの対象セルにはすべてのセル型を指定することができますが、実際にその設定が有効になるかどうかはセル型により異なります。
[セルプロパティの設定]コマンドでセルを非表示としても、セルの罫線は非表示にはなりません。
[ページ遷移]コマンドの「遷移先ページへの値受け渡し」で受け渡せる値の数とその文字数には、制限が存在します。本機能は、Webブラウザーのアドレスバー部分に表示されているURLを介して行われます。Webブラウザーの種類により文字数は異なりますが、URLとして使用できる文字数には制限が存在します。そのため、受け渡す値の数とその文字数が多い場合に、ページ遷移が行われない、Webブラウザーのエラーが発生する場合があります。
[印刷]コマンドをページロード時のコマンドとして設定した場合、Google ChromeとMicrosoft Edgeでは画像型セルの画像が印刷されません。
[印刷]コマンドをページロード時のコマンドとして設定した場合、設定したコマンドの順序に関わらず、[印刷]コマンドは最後に実行されます。
[繰り返し]コマンドによる繰り返し処理の中で[セルプロパティの設定]コマンドをなどを使用してセルに値を設定していく場合、設定先のセルが相対的に移動していくことで値が設定されない場合があります。これは対象のセルが空白セルの場合、アプリケーションの実行時にはセルが生成されない(何も存在しない状態となる)ためです。この現象を回避するには、以下のいずれかの方法で対象となるセルがアプリケーションの実行時に生成されるようします。
[名前の管理]でセル名を設定する
「標準」以外のセル型を設定する
値として、空白文字(スペース)または何らかの文字を設定する
以下のコマンドのいずれかよりも後に実行されるコマンドを設定した場合、そのコマンドよりも後に実行される設定のコマンドはすべて実行されません。また、[繰り返し]コマンドによる繰り返し処理の中で以下のコマンドのいずれかを設定した場合、そのコマンドが実行されるのは最初の1回のみとなり、それ以降のコマンドはすべて実行されません。
[ページ遷移]コマンド
[Excelエクスポート(リストビュー)]コマンド
[Excelエクスポート(ページ)]コマンド
[PDFエクスポート]コマンド
[ポップアップウィンドウの終了]コマンド
[ファイルダウンロード]コマンド
[メール通知の登録]コマンド
[Excelインポート]コマンドは、単独で実行する必要があります。
[Excelインポート]コマンドを使用して、列ヘッダーが複数行となっているExcelファイルをインポートすることはできません。
[メール通知の登録]コマンドによる通知は、フィールドレベルのアクセス制御を設定しているテーブルでは行われません。
ワークフロー内で設定するコマンドでは、それらの設定でページのセル参照を行っても期待する動作となりません。
[ページロード時]にIDが生成されるように設定している場合でも、リストビューにおける新規行の追加では、自動採番された値はレコードの追加確定後に表示されます。
外部データベースでデータ型が固定長の文字列型である場合、その範囲を超える自動採番のルールはサポートされません。
「数値」ルールで設定した桁で表現できる数値を採番する値が超えた場合、自動採番が行えなくなります。
「フィールドレベルのアクセス制御」で条件を設定したテーブルをコンボボックス型セルのデータソースとした場合、その権限設定は有効に働きません。
「集計フィールド」を使用した場合、「フィールドレベルのアクセス制御」は有効に働きません。
内部データベースと外部データベースのように、異なるデータベースのテーブル間で関連付けを行っている場合、関連付け先のテーブルで「フィールドレベルのアクセス制御」を使う場合には、条件による対象の絞り込みは使用できません。
データ型を「テキスト」に設定し、DETEDIF関数の結果と"日"などの固定文字列を&を使用して結合させる数式を記述した場合、DETEDIF関数の結果が整数ではなく小数点第1位を含む値となります。INT関数を使用してDETEDIF関数の結果を整数に変換することで本現象を回避できます。
テーブル名、またはフィールド名に以下の文字を使用している場合、ODataは使用できません。
\ / : * ? " < > -~ @ # $^| % & + = `'. , ; ! ()[ ]{} ; (これらの文字において全角文字が存在する場合、その全角文字も使用できません。)
1文字目に半角、もしくは全角の数字を使用することはできません。
テーブルが2つの連結フィールドを持ち、その連結先が同一のテーブルの同一のフィールドである場合、2番目の連結先のフィールド名を連結先のテーブル名に加える必要があります。
例):
「Persons」テーブルと「Cities」テーブルがあり、「Persons」テーブルは「Name」、「HomeCityID」、「CompanyCityID」の3つのフィールドを持っています。「Cities」テーブルは「CityID」、「Name」の2つのフィールドを持っています。「HomeCityID」は「Cities」テーブルの「CityID」と連結しており、「CompanyCityID」もまた同じフィールドと連結しています。この場合に「Persons」テーブルのすべての関連レコードを取得したい場合、以下のようなODtaパスを書く必要があります。
Persons?$expand=Cities,CompanyCityID_Cities
ページ上にODATA関数を記載した場合、そのページの「ページロード時のコマンド…」で「JavaScriptコードの実行」コマンドを呼び出し、以下を記載してください。この記載がないと、同時に異なる端末でデータを更新していたとしても、ブラウザにODATA関数で取得した値のキャッシュが残り表示が更新されなくなります。
Forguncy.Page.recalc();
ODATA関数のクエリ文で、時刻型のフィールドに対してfilterオプションを指定すると正しい結果を取得できません。時刻型フィールドではなく、日付/時刻フィールドを使用してください。
(例)「フィールド1」が12時以前のレコード数を取得する
・正しい結果を得られない例:=ODATA("テーブル1/$count?$filter=フィールド1
le 12:00:00")
・正しい結果が得られる例 :=ODATA("テーブル1/$count?$filter=フィールド2 le
1899-12-30T12:00:00Z")
ODataを使用したデータの取得(ODATA関数、およびWeb
APIを含む)は、監査ログには記録されません。
以下の関数をリストビュー内で使用した場合、Forguncyの実行時とそれをエクスポートしたExcelファイル、またはPDFファイルでは、多くの場合異なる結果となります。これはForguncyではリストビュー領域の左端セルを起点としているのに対し、ExcelファイルではA1セルが起点となるためです。
ROW
COLUMN
DATEDIF関数の第3引数である単位は、Excelでは6種類存在しますが、Forguncyでは以下の3種類のみがサポートされます。
単位 |
戻り値 |
---|---|
"Y" |
期間内の満年数 |
"M" |
期間内の満月数 |
"D" |
期間内の満日数 |
DSUM関数でリストビューのフィールド名を使用することができません。DSUM関数でリストビューのセルを指定したい場合は、リストビューにおけるその列の番号(1からカウントします)を指定するようにしてください。
AVERAGEIF関数は、Excelでは「範囲」と「平均計算範囲」をそれぞれ複数列で指定できますが、Forguncyではそれぞれ最初の列のみを指定してください。
SUMIF関数をリストビューで使用する場合、式の「範囲」と「合計範囲」にSUMIF関数を記載したリストビューのセルを指定することができません。もう1つ別のリストビューを用意し、その列範囲を参照させる必要があります。
<回避例>
SUMIF関数をリストビュー1内に記載した場合
=SUMIF(リストビュー2の範囲,
リストビュー1の検索条件,リストビュー2の合計範囲)
数式を使用して小数値の計算を行った場合、誤差が発生する場合があります。この現象はJavaScriptの計算仕様に起因する問題です。
Excelでは「=NOW()-"0:30"」という形式で時間の計算を行うことができますが、Forguncyではサポートされていません。
TIMEVALUE関数のパラメーターとして設定可能な値は、100時間未満です。TIMEVALUE関数の戻り値は0:00:00 から23:59:59 までの小数値となるため、24時間未満の値を設定することを推奨します。
DMAX関数の第1パラメーターは列見出しを含む表領域を指定する必要があるため、リストビューを対象として使用することはできません。
TEXT関数の第2パラーメーターの表示形式において、24時間を超える時間を表示する"[h]"、60分を超える分を表示する"[mm]"、60秒を超える秒を表す"[ss]"はサポートしていません。セルの書式設定における表示形式ではサポートされているため、そちらを使用することで本制限を回避可能です。
Excelの場合、書式設定において「[$-en-US]」のような文字列を使用してロケールを指定することができますが、Forguncyではサポートしていません。「[$-en-US]」の代わりに「[$-409]」のような指定方法を使用してください。
DATEVALUE関数は「令和2年1月1日」のような和暦日付の文字列をサポートしません。また、文字列としての和暦日付が設定されているセルを、引数としてシリアル値が必要な関数(たとえばYEAR関数)で参照した場合、文字列の和暦日付を自動的に日付データ(シリアル値)として扱うことはできません。
VALUE関数のパラメーターが文字列の時刻となる場合、時間部分が3桁以上の場合に不正な計算結果となります。
COUNTIF関数の第1パラメーターから受け取る値に改行文字が含まれている場合、検索条件に合致する文字列を含んでいてもカウント対象には含まれません。
通常Forguncyのページは左右中央揃えでWebブラウザー上に表示されますが、iOS版Safariでは左寄せで表示されます。
リストビューのコピー&貼り付け操作は、そのリストビュー内でのみ有効です。異なるリストビュー、またはExcelなどの異なるアプリケーションに対するコピー&貼り付け操作はサポートされていません。
[リストビュー設定]ダイアログの[外観]タブにある[選択時の枠線の色]を[塗りつぶしなし]に設定した場合、タッチ用の選択ハンドルの白丸部分のみが表示されるため、不自然な外観となります。
画像アップロード型セルを使用してiPadからカメラ入力する場合、iPadの向きにかかわらず、標準の向きで画像が入力されます。
Windows認証を使用しているForguncyアプリケーションは、iPadのSafariからは利用できません。
[フォーカス設定]コマンドは動作しません。
[印刷]コマンドの[このコマンドが設定されているセルを印刷に含めない]チェックオプションは無効となります。
[Excelエクスポート(ページ)]、および[Excelエクスポート(リストビュー)]コマンドを使用してエクスポートしたExcelファイルをダウンロードすることはできますが、直接表示させることはできません。
チェックボックスグループ型セル、またはラジオグループ型セルを読み取り専用に設定した場合、チェックマーク、またはラジオボタンの一部分が描画されません。
ExcelエクスポートでダウンロードしたExcelファイルを開き、その後Webブラウザーの画面に戻った場合、Webブラウザーの拡大率が拡大された状態に変化します。
Microsoft Edgeで認証モードがWindows認証に設定されたForguncyアプリケーションを利用する場合、ページアクセスの際にユーザー名とパスワードの入力が必要です。
Internet Explorer 11でリストビューの行テンプレート上のセルに透かし文字を設定しても表示されません。これは入力領域がフォーカスを取得していない場合にのみ透かし文字が表示されるというInternet Explorer 11の仕様による問題です。
Internet Explorer 11の特定のバージョンにおいて、添付ファイル型セル、および画像アップロード型セルを使ったファイルのアップロードが使用できません。最新のバージョンにアップデートするか、「Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2977629)」を適用してください。
Internet Explorer 11でボタン型セルにより作成されたボタンをクリックした場合、クリック後もクリック時の外観が継続されます。
Internet
Explorerでポップアップウィンドウ起動後、tabキーを押してフォーカスを移動すると、スクロールバーが上下に高速移動し、フォーカスが制御できなくなります。この問題の発生条件は以下のとおりです。
◆ポップアップウィンドウのサイズがブラウザのウィンドウサイズよりも大きいこと。
◆ポップアップウィンドウ起動元のページで、最初にフォーカスを取得するコントロール(ページの最も左上に配置されているコントロール、もしくは「フォーカス移動の順序」の項目で最上位に配置されているコントロール)が以下のコントロールのいずれかであること。
・テキストボックス型セル
・複数行テキストボックス型セル
・コンボボックスセル
・数値型セル
・日付型セル
・時刻型セル
・ユーザー選択コンボボックス型セル
・ふりがなテキストボックス型セル
次のいずれかの方法で回避できます。
◆Internet
Explorer以外のブラウザを使用する。
◆ポップアップウィンドウの起動元ページのA1セル(最左上部)にハイパーリンク型セルを配置する、および「フォーカス移動の順序」の項目でハイパーリンク型セルを最上部に配置する。
Webブラウザーの種類によって透かし文字が表示されません。
透かし文字が表示される条件はWebブラウザーの種類により異なります。たとえばInternet
Explorer 11の場合、入力要素がフォーカスを取得している状態では透かし文字は表示されません。
Internet Explorer 11、およびMicrosoft Edge レガシ(EdgeHTML ベース)において、以下のセル型で書式を設定した場合、Webブラウザーの印刷時の表示が不正となります。具体的には、セルの実際の値が灰色文字で、書式が適用された表示時の文字列の上に重なるかたちで表示されます。
テキストボックス
コンボボックス
数値
日付
Microsoft Edge、Google Chrome、およびiPad(Safari)において、以下のセル型を設定したセルのコンテキストメニューから貼り付け、切り取り、コピー等の動作を行うとき、クリップボードは使用されません。以下のセル型が持つデータを以下のセル型以外のセルやほかのアプリケーションにコピーしたり、以下のセル型以外のセルやほかのアプリケーションのデータを以下のセル型のセルにコピーすることはできません。
テキストボックス
複数行テキストボックス
コンボボックス
日付
ユーザー選択コンボボックス
ふりがなテキストボックス
時刻
「日本語入力モード」の機能を持つセル型において、「日本語入力モード」の機能はInternet Explorer 11、およびMicrosoft Edgeのバージョン40以下でのみ使用可能です。
Google Chrome 49以降のバージョンの場合、Forguncyアプリケーションが表示されているページのタブをWebブラウザーからドラッグして切り離した際に、リストビューのセル部分が表示されなくなる場合があります。これはリストビューに表示しているデータ量に応じて発生します。ページを再読み込みすることで、正常な表示となります。
ブラウザの拡大率を変更したり、ディスプレイのDPIを100%以外に設定したりすると、リストビューで結合したセルの罫線がスクロールの際に乱れます。
ページ上に、コンボボックス、時刻、ユーザー選択コンボボックス、ログインユーザーのいずれかのセル型が存在する場合、そのドロップダウンボタンをクリックした際にWebブラウザーの開発者ツールにおいて「'Resources/TypeScripts/InputManJS/Images/NotExistImage.gif' のイメージを MIME 'image/gif' でデコードできません。」のエラーメッセージが表示されます。なお、このエラーはInternet Explorer 11、およびMicrosoft Edgeでのみ確認できますが、実際の動作に影響はありません。
[Excelエクスポート(ページ)]、および[Excelエクスポート(リストビュー)]コマンドを使用してエクスポートしたExcelファイルをダウンロードすることはできますが、直接表示させることはできません。
[フォーカス設定]コマンドは動作しません。
[印刷]コマンドの[このコマンドが設定されているセルを印刷に含めない]チェックオプションは無効となります。
値が日付のセルに条件付き書式を設定している場合、その条件付き書式はエクスポートしたExcelに反映されません。
チェックボックスグループ型セル、またはラジオグループ型セルを読み取り専用に設定した場合、チェックマーク、またはラジオボタンの一部分が描画されません。
日付の値を持つセルの条件付き書式は、Excelファイルへエクスポートした際に不正な結果となります。
Excelエクスポートを行った際に「表示」と「ダウンロード」の2つの選択肢がダイアログ上に表示されますが、「表示」を選択しても実際には表示されません。
数値型セルに小数値が表示されているページを[Excelエクスポート(ページ)]コマンドでExcelファイルへとエクスポートした場合、整数部分の値のみが出力されます。
64ビット版のAccessを64ビット版のWindowsで使用している場合、Accessからのインポート機能を使用できません。64ビット版のWindowsでAccessからACCDB / MDBファイルをインポートするためには、32ビット版のAccessをインストールする必要があります。
セルが編集モードの状態において、改行を含む複数行の文字列の貼り付けをサポートしていません。1行目の文字列のみが貼り付けされます。
チェックボックスグループ型セル/ラジオグループ型セル
[すべての項目を同じ幅で表示する]設定、および[表示列数]設定は実行時にのみ反映されるため、設計時の表示に変化はありません。
[Alt]+[Enter]により文字列を改行した場合、改行コード として0D 0A(CRLF)が挿入されます。これはWindowsで使用されている一般的な改行コードですが、0A(LF)のみが挿入されるExcelと異なります。
[運用データベースの取得]で取得するのは、データベース(テーブル)部分のみであり、添付ファイル型セル、および画像アップロード型セルでアップロードされたファイルは取得されません。
詳細テーブルでマスターテーブルと関連付けが行われているフィールドが1つでない場合、[詳細テーブルの追加]機能はサポートされません。
ポップアップウィンドウとして表示するページに対するページの表示権限の設定はサポートされていません。ページの表示権限を設定した場合、ポップアップウィンドウの動作が正常に行われません。
拡張子「FGCPPROJ」形式で保存したファイルを、バージョン管理システム等を使用して管理しようとする場合、変更していないページにも関わらず、変更したとみなされてXMLファイルが更新される場合があります。更新によってXMLの要素の順序が変わるだけで、その値に違いはありません。Forguncy上でプロジェクトファイル開いて使用するには何ら影響はありませんが、バージョン管理システム等を使用した場合に問題となる可能性があります。この拡張子「FGCPPROJ」形式は、将来のバージョンで廃止される可能性があるため、使用を推奨しません。
バージョンが3.0.105.0以降のForguncy Serverに対して、バージョンが3.0.8.0以前のバージョンのForguncy Builderからアプリケーションを発行した場合、内部データベースの仕様が変更されていてるため、「運用データベースの取得」機能を使用してデータベースを取得すると、アプリケーションが正常に動作しません。
[Excelからページ]機能でExcelファイルからページを作成した場合、Forguncyのページにおける列の幅や行の高さが、Excelでのピクセル換算の値と異なる場合があります。これはExcelファイルが列の幅や行の高さをピクセル値として保持しておらず、フォントサイズやシステム設定の影響を受ける独自の単位で管理されていることによる制限事項です。
結合していないセル範囲にセル名を設定した場合、セル表示モードで「セル名」を有効にしても、そのセル名は表示されません。
データソースがリストビューであり、かつ軸に日付型フィールドをデータ連結した列が指定されているグラフが存在するページをForguncy Builderの作業ウィンドウ上で開いた状態でプロジェクトを保存した場合、そのプロジェクトファイルをダブルクリックで開くとForguncy Builderが応答不能となる場合があります。以下のいずれかの方法で、本現象は回避できます。
上記の条件に該当するページをForguncy Builderの作業ウィンドウ上に表示した状態で保存しない。
最初にForguncy Builderを起動し、[ファイル]-[開く]からプロジェクトファイルを開く。
最初にForguncy Builderを起動し、Forguncy Builder上にプロジェクトファイルをドラックアンドドロップして開く。
ワークフロー内のコマンドにおいて不正な設定が行われていた場合、そのワークフローを無効化した場合であっても不正なコマンドの警告メッセージはForguncy Builder上に表示されます。
すべてのセル型
標準以外のすべてのセル型が、すべての書式設定をサポートしているわけではありません。設計時に(Forguncy Builder上で)設定可能な書式設定であっても、実行時に反映されない設定については、Forguncyの制限事項となります。
テキストボックス型セル
[Delete]や[Backspace]キーとほかのキーが同時に押下されると、文字の削除処理が正しく行われない場合があります。
書式設定の表示形式を「標準」として"010"のような値を入力した場合、1回目は先頭の"0"が削除されますが、2回目は"0"が削除されません。
チェックボックス型セル
[編集モードのときにのみセル型を表示]設定をチェックしていない場合、セルの書式設定の[配置]のうち、[インデント]などの一部の設定は反映されません。
チェックボックスグループ型セル/ラジオグループ型セル
[すべての項目を同じ幅で表示する]設定をチェックしていた場合、[折り返して全体を表示する]設定は無効となります。
[編集モードのときにのみセル型を表示]設定をチェックしていない場合、セルの書式設定の[配置]のうち、[インデント]などの一部の設定は反映されません。
コンボボックス型セル
ロードオンデマンド機能を有効にした場合、最後までスクロールさせてすべてのデータを読み込ませない限り、絞り込み入力の機能は動作しません。
[ドロップダウンリストの表示項目]にある[表示形式]の書式で、値に応じてフォントの色が変わるように設定しても、フォントの色は変更されません。
表示フィールドとして設定しているフィールドが、ドロップダウンリストの表示項目としても指定されている場合、そのセルに設定されている[表示形式]の書式が優先されます。
[テーブルからデータを取得]をチェックしておらず、リスト項目に「値」と「表示する項目」を直接追加する場合、追加した値が0でかつ表示書式が文字列の場合に、0は空文字で表示されます。この場合、0として表示するには表示書式を数値にする必要があります。
コンボボックス型セルのドロップダウンリストに複数フィールドを設定している場合、ドロップダウンリストを一度も開かずにページを閉じると、再度そのページを表示した時、コンボボックスのドロップダウンリストのフィールド幅が不正になります。
[選択項目に存在する値のみを許可する]の対象データは元のデータソースであり、クエリー条件による選択項目の絞り込みは反映されません。
値フィールドが一意でない場合、選択した表示フィールドと異なる表示となる場合があります。
数値型セル
「0」が入力されている状態で「-」キーを入力した場合「-0」と表示されます。
時刻型セル
[選択時刻の最小値]に[選択時刻の最大値]よりも大きな値を設定する、もしくはその逆を行った場合の動作は保証されていません。
添付ファイル型セル
[一度にアップロードできるファイル数の制限]が設定されている場合で、その制限を超える数のファイルをドラッグ&ドロップした場合、その制限に対して超過している数だけエラーメッセージの表示が行われます。
リストビュー上に設定した添付ファイル型セルにおいてインデントを使用すると、ファイル名の一部が表示されません。インデントは添付ファイル型セルではサポートされていません。
ふりがなテキストボックス型セル
ふりがなの出力先を設定している場合、[Enter]キーで確定前の入力文字を[BackSpace]キーで削除しても、ふりがなとして出力されます。
ふりがなの出力先を設定している場合、文字入力後、[Enter]キーで確定前に左右矢印キーや[Home]、[End]キーでキャレットの位置を移動すると、ふりがなが正しく表示されません。
クライアント側のスクリプト処理速度により、入力時のタイプスピードが速いとふりがなが正しく表示されない場合があります。
Windows 8以降でのタッチキーボード使用時に、文字変換を予測候補リストからタッチ操作により選択した場合、ふりがなが正しく表示されません。
リストビュー
列ヘッダーを非表示にしている場合、1行目のセルを選択しているときのみ上側の選択枠線は表示されません。
行ヘッダーを表示していない場合、1列目のセルを選択しているときのみ左側の選択枠線は表示されません。
行ヘッダーを表示していない場合、すべての列の列幅をゼロに変更してしまうと元に戻せません。ページを再読み込みする必要があります。
画像型セルでサイズモードがオリジナルに設定されているとき、画像の幅がセルの幅よりも大きいと横方向の位置は設定に関わらず常に「左」となります。
画像型セルでサイズモードがオリジナルに設定されているとき、画像の高さがセルの高さより高いと縦方向の位置は設定に関わらず常に「上」となります。
ヘッダーセルのクリックによる並べ替えは、以下の場合には使用できません。
データ連結が設定されていない列
外部データベースの場合で、ntextやbyte[]といった特別なデータ型の場合
複数のデータベースにまたがった関連付けが行われているフィールドにデータ連結している列
領域が非常に大きいリストビューを定義した場合、クライアントのグラフィック性能に依存してリストビューが正常に描画されない場合があります。これはリストビューの表示にcanvas要素を用いていることによる制限です。
選択列の場合、セルの書式設定の[配置]にある設定はすべて無効となります。
[編集モードのときにのみセル型を表示]チェックオプションがチェックされていない場合、[インデント]、[折り返して全体を表示する]、[データの入力規則]は無効となります。
リストビューの行テンプレート、もしくは列ヘッダー部分のセルに名前を定義しても、その名前の参照範囲はリストビューの列の範囲には変換されません。
表示されている行の合計した高さが、横スクロールバーの領域を含めたリストビューの高さよりも小さい場合、最終行が横スクロールバーによって見えない場合であっても縦スクロールバーが表示されない。
[クエリー]コマンド、リストビューのクエリー条件、コンボボックス型セルなどの複数の選択肢を持つセル型のクエリー条件で「指定したリストに含まれる」条件が使用できるのは、 値が日付/時刻型、時刻型、Yes/No型の3つ以外のデータ型の場合です。
タッチキーボードにおいてAlt + Enterが入力できない場合、改行することはできません。
Forguncy Serverは全角文字を含んだコンピューター名をサポートしていません。Forguncy Serverをインストールするコンピューターのコンピューター名に利用可能な文字は以下の通りで、15文字以下でなければいけません。
大文字と小文字の半角英文字:A~Z、a~z
半角数字:0~9
半角ハイフン:-
Forguncy Serverをインストールしたコンピューターのコンピューター名にアンダースコア文字 ( _
)を使用している場合、Internet
Explorerを使ってForguncyアプリケーション、およびユーザーアカウント管理にアクセスできません。これはInternet
Explorerの仕様によるものです([PRB] Internet Explorer セキュリティ修正プログラム MS01-055
のインストール後、セッション変数が要求間で保持されない 参照)。
以下の方法で回避可能です。
Internet Explorerの代わりにGoogle Chromeを使用する。
コンピューター名(ホスト名)の代わりにIPアドレスを使用してアクセスする。
コンピューター名をアンダースコア文字 ( _ )を使用していない名前に変更する。
Forguncy Serverの実行アカウントを変更していた場合、環境診断ツールが正しいログデータを取得できない。
外部データベースの テーブルとForguncyの内部テーブルを連結した場合(テーブルの関連付けを設定した場合)、連結先のテーブルにあるフィールドを「クエリー」コマンド、および「クエリー条件」の条件フィールドとして使用することはできません。
Forguncyのリンクテーブルが正常に動作するためには、そのテーブルに主キーが設定された列が少なくとも1つ存在している必要があります。主キーが存在しないテーブルの場合、Forguncyは以下のいずれかの列を主キーであるとみなして使用します。
Nullを許容しない設定で、かつ一意制約が設定された列
IDENTITY列
ミリ秒を含むデータ型(たとえばSQL Serverのdatetime型など)を主キー、または主キーの一部として使用しているテーブルはサポートされていません。
数値の表示上の有効桁数は、15桁です。小数値の場合、整数部と小数部を合わせて15桁までとなります。
●サポートしていないデータ型
以下のSQL Serverのデータ型はサポートしていません。
geography
geometry
hierarchyid
timestamp
binary
varbinary
●注意の必要なデータ型
次のデータ型はForguncyのリンクテーブルとして日付/時刻型に割り当てられた際に、以下のようForguncy側に認識されます。
date(Forguncy側の日付/時刻型では、「日時」の他に「時間」としてに0が付加されます)
datetime(Forguncy側の日付/時刻型では、ミリ秒が正しく認識されません)
dateteime2(Forguncy側の日付/時刻型では、ミリ秒が正しく認識されません)
datetimeoffset(7)(Forguncy側の日付/時刻型では、ミリ秒が正しく認識されません)
以下のSQL Serverのデータ型は並び替え、グループ化、集計処理がサポートされません。また、コンボボックス型セル、チェックボックスグループ型セル、ラジオグループ型セルなどのテーブルからデータを取得するセル型の値フィールドや表示フィールドとして使用できません。
text
ntext
バイト配列に変換されるデータ型(binary, image, rowversion, timestamp, varbinary)
以下のSQL Serverのデータ型はForguncyのリンクテーブル上に表示されますが、 Forguncy上のすべての機能をサポートしているわけではありません。動作に問題がある場合、それらはそのデータ型を使用する場合のForguncy上の制限となります。
tinyint
datetimeoffset
image
uniqueidentifier
sql_variant
次のデータ型は主キー、もしくは主キーの一部として使用できません。
hierarchy
datetime
datetime2(3) ~ datetime2(7)
datetimeoffset
●サポートしていないデータ型
Oracle Databaseの次のデータ型はサポートしていません。
BLOB
BFILE
BINARY_FLOAT
BINARY_DOUBLE
INTERVAL YEAR TO MONTH
INTERVAL DAY TO SECOND
LONG
LONG RAW
MLSLABEL
RAW
ROWID
User Customized Type
XMLType
●注意の必要なデータ型
次のデータ型はForguncyのリンクテーブルとして日付/時刻型に割り当てられた際に、ミリ秒以下が0としてForguncy側に認識されます。
TIMESTAMP
新規追加したレコード、および更新したレコードを取得することができません。これにより次の動作上の制限が発生します。
リストビューで新しいレコードを追加した場合、そのレコードは再編集できません。編集するにはリストビュー、もしくはページの再読み込みが必要です。
通常セルにデータ連結しているページにおいて、[テーブルデータの更新]コマンドを使用してレコードを追加した場合、カレントレコードは追加されたレコードに移動しません。
詳細リストビューを設定している場合、[テーブルデータの更新]コマンドで親レコードと詳細リストビューのデータを新規に登録することはできません。
Forguncyがテーブルの主キーを取得できないため、すべてのテーブルに対して手動で「固有レコード識別子」を指定する必要があります。
以下のForguncyの機能は使用できません(正常に動作しません)。
ページロード時の取得レコード数
ビュー
●サポートしていない数式フィールドの関数
Forguncyの数式フィールドの関数は、データベースの関数を利用しています。データベースでサポートされている関数はデータベースによって異なるため、データベースの種類によって使用できない関数が存在します。なお、以下の表にないデータベースにおいて、使用できない関数がある場合、それはそのデータベースを使用する場合のForguncy上の制限となります。
データベース |
関数 |
---|---|
すべてのデータベース |
DATEDIF、IF、ISBLANK |
Oracle |
ACOS、ASIN、ATATN2、DEGREES、FIND |
FileMaker |
LEFT、RIGHT |
PostgreSQL |
LEFT、RIGHT、CONCATENATE |
●特定のデータベースにおける制限
以下に特定のデータベースにおける既知の制限を記載します。以下に記載がある無しに関わらず、特定のデータベースにおいて制限や問題がある場合、それはそのデータベースを使用する場合のForguncy上の制限となります。
FileMaker
レコードの追加、および削除はできません。
日付型のフィールドは更新できません。
Microsoft Access
バージョン14.00.4760.1000 の「Microsoft Access Driver (*.mdb, *.accdb)」 を使用している場合、例外が発生しリストビューにデータが表示されません。このバージョンのドライバーは、サービスパックが適用されていないMicrosoft Office 2010をインストールしている環境に存在します。サービスパックを適用するか、「Microsoft Access 2013 Runtime」をインストールするなどして、他のバージョンのドライバーを使用してください。
テーブルの関連付け機能を使用してリストビューへとデータ連結できるフィールドは1階層目までです。2階層目以降のフィールドをリストビューへとデータ連結させた場合、リストビューのすべてのデータが表示されなくなります。
Web
APIを使用してデータベースにアクセスする場合、数値型のフィールドの場合であっても指定する値は文字列型の値と同様に二重引用符("
")で括る必要があります。
コード例(修正前):
Forguncy.getTableData("テーブル1", {"ID":2}, ・・・
コード例(修正後):
Forguncy.getTableData("テーブル1", {"ID":"2"}, ・・・