テーブルデータの更新

ページのセルと データ連結 したテーブルのフィールドに対して、データを更新、追加します。このコマンドの実行についてはセル型のコマンドを参照してください。
リストビュー上のデータ連結は、このコマンドによる処理の対象とはなりません。コマンドを使用してリストビュー上のデータを更新したい場合には リストビューデータの更新 コマンドを使用します。データ連結していないフィールドでも、[非データ連結フィールド]で指定することでデータの更新、追加が可能です。削除処理は、データ連結の設定に関わらずレコード全体が削除されます。

詳細設定に存在する[更新対象レコード]を変更していない限り、既定の対象レコードはカレントレコードです。カレントレコードはリストビューで選択されているレコードです。ページにリストビューが存在しない場合でも、遷移元ページのリストビューでいずれかのレコードが選択されていた場合、それがカレントレコードとなります。詳しくは リストビューとは にある「●リストビューの役割」を参照してください。

なお、ページのいずれかのセルに「データの入力規則」を設定していた場合、本コマンドの実行時にその入力規則の検証処理が行われます。なお、検証処理が通らない場合には、テーブルデータの更新は行われません。「データの入力規則」については、セルにデータ入力規則を設定するを参照してください。

処理の種類

更新、追加、削除から選択します。

対象テーブル

更新対象のテーブルを選択します。

非データ連結フィールド

ユーザーが入力する値とは別に、固定的な値やページ上に存在しない値を更新値とする場合(データが更新された日時を登録するために現在日時を更新値とするなど)は、ここで定義します。

更新対象レコード

データを更新するレコードを指定します。

カレントレコード

カレントレコードを選択すると、リストビューで選択しているレコードが更新の対象になります。ページにリストビューが存在しない場合でも、遷移元ページのリストビューでいずれかのレコードが選択されている場合、それがカレントレコードとして更新の対象になります。詳しくは リストビューとは にある「●リストビューの役割」を参照してください。

特定レコード

特定レコードを選択すると、「新しい条件」を指定できるようになります。この条件に一致するすべてのレコードが更新の対象になります。非データ連結のフィールドに入力した値をレコードに反映させたい場合など、これを選択することでレコードを更新できます。

ユーザー選択レコード

リストビューで行ヘッダークリックによる選択か、行選択チェックボックスによる選択で選択されている行のレコードをすべて更新します。

確認ダイアログを表示する

レコード更新時に確認ダイアログを表示します。ダイアログに表示する文字列を指定できます。

注意:確認ダイアログには、Microsoft Edgeを使用している場合に「このページからのメッセージを非表示にする」と表示される場合があります。このチェックボックスをチェックして「OK」ボタンをクリックすると、以降の確認ダイアログが表示されなくなり、更新・追加・削除が行われなくなります。チェックボックスが表示された場合は、チェックしないようにしてください。チェックしてしまった場合は、ブラウザの再起動を行ってください。

あるいは、この確認ダイアログを使用せずに、次の画像のように条件分岐コマンドの確認ダイアログを使用して、「はい」の場合にテーブルデータの更新コマンドを実行する方法もあります。この場合、上記のような「このページからのメッセージを非表示にする」と表示されることがないので、ユーザーが誤ってチェックしてしまいブラウザの再起動が必要になるといったことがなくなります。