ページの内容をExcelファイルにエクスポートします。このコマンドの実行についてはコマンド(通常)を参照してください。
エクスポートするページ |
エクスポートするページを指定します。Webブラウザーに表示させないページをExcelに出力することもできますが、<現在のページ>以外を設定する場合、次のようなケースのページは正しくエクスポートされません。このようなページは、一旦ブラウザに表示させてからエクスポートを行うことで正しい結果を得ることができます。
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全てのデータを1シートにエクスポート |
ページの内容を1つのシートにまとめてエクスポートします。 |
複数シートに分けてエクスポート |
ページの内容をリストビューの大きさ(行数)で分割して複数のシートにエクスポートします。たとえばリストビューが10行の大きさの場合、11行目から20行目の内容は次のシートにエクスポートされます。 |
出力するExcelのファイル名 |
「ページ名を使用する」「ページタイトルを使用する」または「任意のファイル名を指定する」を選択してファイル名を指定します。 「任意のファイル名を指定する」を選択した場合、数式が使用できます。数式の実行結果が#N/Aエラーとなる場合、コマンドの実行時にエラーメッセージが表示されます。不正な数式が使用されている場合、および数式の結果がNullとなる場合には、代わりにページ名が使用されます。ファイル名として使用できない文字「¥ / * ? " < > |」が使用されている場合、それらの文字はすべて自動的に「_」に置換されます。 |
数式が設定されているセルは計算後の値を出力する |
数式が設定されているセルの場合に、計算結果を値としてExcelへエクスポートします。 本チェックオプションをチェックしていない場合であっても、対象のセルに数式とデータ連結の両方が設定されている場合には、数式ではなく値がエクスポートされる場合があります。詳細は数式の使用に記載されている「数式、データ連結、ユーザー入力の優先順位」を参照してください。 本設定は<現在のページ>を選択した場合にのみ有効です。 |
参考:
出力するExcelのページ設定を行うには、[レポート]リボンタブから行います。詳細はエクスポートの印刷設定を参照してください。
マスターページ上で[Excelエクスポート(ページ)]コマンドを実行した場合、プレースホルダーに表示されている子ページのみがExcelファイルにエクスポートされます。
「エクスポートするページ」に、<現在のページ>以外を設定する場合、次のようなページは正しくエクスポートされません。このようなページは、一旦Webブラウザーに表示させてからエクスポートを行うことで正しい結果を得ることができます。
「ページロード時のコマンド」でセルの値に関する設定をしている場合。実際にWebブラウザー上にページが読み込まない状態でにエクスポートをすると、「ページロード時のコマンド」は実行されません。
ページに表示するデータを抽出するクエリーで「=A1」などのセル参照をしている場合。このようなセル参照しているセルの値は、Webブラウザー上に表示されて初めて確定します。このため、正しいクエリー結果を得られません。
セル型によりエクスポートの出力結果は異なります。詳細は、セル型のエクスポート対応を参照してください。
エクスポート処理には5分のタイムアウトが存在します。ただし、本タイムアウトはエクスポート処理の一部分で計測される値であることから、エクスポートの処理内容によっては5分を超える場合であっても出力が行われることがあることに注意してください。このタイムアウト値を変更することはできません。