Forguncyを使ったWebアプリケーション開発の流れを説明します。
ForguncyはForguncy Builderで開発したアプリケーションをForguncy Serverで運用します。
Forguncy Builder
Webアプリケーションを開発するソフトウェアです。Excelライクな操作感で簡単にWebアプリケーションを作成できます。
Forguncy Builderには次のツールが含まれています。
開発用Webサーバー:作成したアプリケーションをテスト実行するサーバー
開発時ユーザーアカウント管理:ユーザーログイン機能をテスト実行するユーザー管理サービス
Forguncy Server
Forguncyで作成したWebアプリケーションを公開して運用するためのWebサーバーソフトウェアです。
サーバーを制御するForguncyサーバーマネージャー、およびユーザーアカウント管理が用意されています。
これらの機能を使用して、ユーザーやライセンスの管理、アプリケーションの停止や削除などを実行します。
ヒント:
Forguncy Builder単体で「開発用Webサーバー」の機能を有しているため、アプリケーションのデバッグ実行にForguncy Serverのインストールは不要です。
Forguncy Builderで開発したアプリケーションは、Forguncy Server上で動作させて運用する必要があります。
次の流れでアプリケーションを開発し、運用します。
Forguncy Builderでアプリケーションを開発します。
Excelライクな開発画面でデータベースやユーザーインターフェース画面を作成します。
ユーザーログイン機能を使う場合は、テスト用のユーザーを登録し、アプリケーションにユーザー認証機能を作成します。
作成中のアプリケーションを開発用Webサーバーで動作させてデバッグします。
アプリケーションが完成したらForguncy Serverに発行します。
ユーザーにアプリケーションのURLを通知して運用を開始します。
フォーム認証によるユーザーログイン機能を使う場合は、ユーザー名やパスワードも一緒に通知します。
運用しているアプリケーションをメンテナンスする場合は、公開しているアプリケーションを停止せずに行うことも可能です。
開発環境でデータベースの構造を変更した場合でも、その変更差分を運用中のデータベースへと反映する方法が提供されています。
Forguncyでのアプリケーション開発を覚えていただくために次のコンテンツをご用意しています。
Forguncyを使う方のために対話型のトレーニング機能を用意しています。
1ステップごとに操作の指示が画面上に表示されるため、誰でも簡単にForguncyの使い方を理解できます。
アプリケーションのテンプレートをご用意しています。
作りたいアプリケーションに類似したテンプレートがある場合、説明を参考に改良を加えていくことで業務で使用できます。
学習コンテンツやシステム運用者向けガイドを用意しています。