セル型でログインユーザーを作成します。ログインユーザーの名前の表示、ログイン、ログアウト、ワークフローの通知などを行えます。
このセル型は、リストビューの行テンプレート領域に設定することはできません。
(例)ログインユーザーを設定したセルの表示
この画面例ではユーザーアイコン、ログインユーザー名と共にこのユーザーに割り当てられた未処理のワークフロー通知が3つあることが表示されています。
認証モードが「フォーム認証」のアプリの場合[▼]が表示され、[▼]をクリックすると「プロファイルの編集」、「パスワードの変更」、「ログアウト」ができます。認証モードが「認証プロバイダー」のアプリの場合、「ログアウト」のみができます。
ログインしているユーザーがいない場合は次の表示になり、ログイン画面に遷移できます。
セルを選択して[ホーム]→[セル型]のドロップダウンリストから[ログインユーザー]を選択します。
選択したセルがログインユーザー型になります。
右ペインでログインユーザーの設定をします。
右ペイン下部の[セル型]タブをクリックして、ログインユーザーの設定を行います。
※Winsows認証の場合は以下のようになります。
プロパティ名 |
説明 |
コマンド |
ログインユーザー型セルをクリックしたときに実行されるコマンドを設定します。コマンドを設定すると、デフォルトのポップアップ(ログアウト、ユーザー情報の編集など)は動作しなくなります。これにより、ログインユーザー型セルをクリックしたときの動作をカスタマイズできます。詳細は下部のクリック時の動作のカスタマイズを参照してください。 コマンド内では、次のコンテキスト変数が使用できます。コンテキスト変数については条件分岐のパラメーター>コンテキストを参照してください。
コマンドは、ユーザーがログインに成功し、セルをクリックした時のみ実行されます。ログインしていない時にセルをクリックすると、システムのログイン制御が優先され、コマンドは実行されません。 |
ユーザーの表示名を表示する |
「ユーザー名」を表示します。チェックしない場合はユーザーの「氏名」が表示されます(ユーザーの管理参照)。 |
ユーザーの画像(アイコン)を表示する |
ユーザーアイコンを表示します。 ※Windows認証の場合は表示されません |
ドロップダウンを表示する |
「プロファイルの編集」「パスワードの変更」「ログアウト」を選択できるドロップダウンリスト用の[▼]を表示します。 ※Windows認証の場合は表示されません |
ワークフロー担当者通知を表示する |
ワークフロー通知がある場合、ログインユーザーに割り当てられたワークフロー通知数を表示します。 |
ワークフロー担当者通知の遷移先ページ |
ワークフロー通知がある場合、通知数の表示をクリックすると指定されたページに遷移します。 |
ログアウト時の遷移先設定 |
[ログアウト時の遷移先設定...]ハイパーリンクをクリックすると、ログアウトする時に遷移するページの設定が行えます。次の4つのオプションがあります。
「特定のページ」の場合、遷移するページを選択します。「外部のWebページ」の場合、「http://」や「https://」などから始まるURLを入力します。既定値は「スタートページ」です。 ※Windows認証の場合は表示されません ※認証プロバイダーの場合、「SAML 2.0用認証プロバイダー」のみこの機能をサポートしています |
必要に応じてデータ連結をします。
データ連結の方法については、データの連結を参照してください。
参考: ログインユーザー型セルは、データ連結したテーブルのデータを表示させることはできません。しかし、現在ログインしているユーザーアカウント名などのユーザー情報を、データ連結しているテーブルに登録/更新することはできます。
ログインユーザーのドロップダウンボタンをクリックすると、[ポップアップウィンドウの表示]コマンド設定したページが表示されます。次の例では、ドロップダウンメニューをカスタマイズすることで、「プロファイルの編集」と「ログアウト」以外のメニューを表示しないようにしています。
ログインしているユーザーの通知数エリアをクリックすると、通知数を表示するメッセージボックスが表示されます。