Forguncyの仕様と制限

Forguncyの仕様と制限事項について説明します。また、既知の問題や注意点についても記載しています。
製品リリース後に判明した不具合や制限事項については、Webサイトのナレッジベースでご確認ください。

■テーブル(Forguncy内部データベース)

対象

最大サイズ制限

テーブル名

128 文字

フィールド名

128 文字

1テーブルのフィールド数

2,000

 

データ型

範囲

テキスト

1,000,000,000バイト

整数

–9,223,372,036,854,775,808 ~ 9,223,372,036,854,775,807 の整数値
表示上の有効桁数は15桁

小数

-1.7E+308~-5.0E-324、0、および5.0E-324~1.7E+308
有効桁数は整数部、小数部合わせて15桁

日付/時刻

0100/1/1 00:00:00(シリアル値:-657434)~ 9999/12/31 23:59:59(シリアル値: 2958465.99999)

Yes/No

1(True)か0(False)、またはNullのいずれかの値

ユーザーアカウント

Forguncyで登録可能なユーザー名に準じる
Forguncyのフォーム認証のユーザーアカウントとして登録するユーザーのユーザー名は、50文字以内です。

画像

ファイル名の最大文字数 + 37文字

添付ファイル

ファイル名の最大文字数 + 37文字

■ページ

機能

最大値

ワークシートのサイズ

999 行、999 列

列の幅

使用可能メモリに依存
※Excelの最大値は 255 文字です。これはForguncyの場合 1,790 ピクセルに相当します。

行の高さ

使用可能メモリに依存
※Excelの最大値は 409 ポイントです。これはForguncyの場合 546 ピクセルに相当します。

セルが含むことができる合計文字数

使用可能メモリに依存
※Excelの最大値は 32,767 文字です。

セルが表示・計算可能な数値の有効桁数

15桁

ページ数

300

拡大と縮小率の範囲

10 ~ 400 %

■制限事項

●ライセンス

●Excelエクスポート

●PDFエクスポート

●エクスポートの印刷設定

●Excelインポート(アプリケーション設計時)

●条件付き書式

●グラフ

●データの入力規則

●検索と置換

●外字

●コマンド

●自動採番

●テーブルの権限設定(データレベルのアクセス制御)

●数式フィールド

●OData

●ビュー

●Excel関数、数式、書式設定

●iPad(iPadOS版Safari)

●Webブラウザー

●モバイルページ(iOS)

●iOS全般(iPadOS含む)

●モバイルページ(iOSとAndroid共通)

●モバイルアプリケーション

●開発時

●実行時

●Forguncy Server

■外部データベース接続

●共通事項

●SQL Serverに関する注意

●サポートしていないデータ型

次のデータ型はサポートしていません。Forguncyはこれらのデータ型をすべてテキスト型として扱います。これらの値をリストビュー上に表示したり、更新したりすることはできません。

●注意の必要なデータ型

次のデータ型はForguncyのリンクテーブルとして日付/時刻型に割り当てられた際に、次のようにForguncy側で動作します。

次のデータ型は並び替え、グループ化、集計処理がサポートされません。また、コンボボックス型セル、チェックボックスグループ型セル、ラジオグループ型セルなどのテーブルからデータを取得するセル型の値フィールドや表示フィールドとして使用できません。

以下のSQL Serverのデータ型はForguncyのリンクテーブル上に表示されますが、 Forguncy上のすべての機能をサポートしているわけではありません。動作に問題がある場合、それらはそのデータ型を使用する場合のForguncy上の制限となります。

次のデータ型は主キー、もしくは主キーの一部として使用できません。

●Oracle Databaseに関する注意

リンクテーブルとして作成可能な対象は、接続ユーザーのスキーマ内のテーブル、ビューに限られます。

●サポートしていないデータ型

Oracle Databaseの次のデータ型はサポートしていません。

●注意の必要なデータ型

次のデータ型はForguncyのリンクテーブルとして日付/時刻型に割り当てられた際に、ミリ秒以下が0としてForguncy側に認識されます。

●ODBCデータソースに関する注意

新規追加したレコード、および更新したレコードを取得することができません。これにより次の動作上の制限が発生します。

Forguncyがテーブルの主キーを取得できないため、すべてのテーブルに対して手動で「固有レコード識別子」を指定する必要があります。

以下のForguncyの機能は使用できません(正常に動作しません)。

●サポートしていない数式フィールドの関数

Forguncyの数式フィールドの関数は、データベースの関数を利用しています。データベースでサポートされている関数はデータベースによって異なるため、データベースの種類によって使用できない関数が存在します。なお、以下の表にないデータベースにおいて、使用できない関数がある場合、それはそのデータベースを使用する場合のForguncy上の制限となります。

データベース

関数

すべてのデータベース

DATEDIF、IF、ISBLANK

Oracle

ACOS、ASIN、ATATN2、DEGREES、FIND

FileMaker

LEFT、RIGHT

PostgreSQL

LEFT、RIGHT、CONCATENATE

 

●特定のデータベースにおける制限

以下に特定のデータベースにおける既知の制限を記載します。以下に記載がある無しに関わらず、特定のデータベースにおいて制限や問題がある場合、それはそのデータベースを使用する場合のForguncy上の制限となります。