PostgreSQLに接続してリンクテーブルを作成する手順を示します。
[データ]→[リンクテーブルの作成]をクリックします。
参考: すでに外部データベースの接続情報が作成されている場合、[リンクテーブルの作成]ボタンは次の図のようにドロップダウンボタンとなり、作成済みの接続情報が表示されます。
この接続情報を選択することにより、本ページの手順2と手順3を省略してリンクテーブルを作成できます。なお、「PostgreSQL」や「PostgreSQL1」という名称は自動的に設定され、これらを任意の名称へと変更することはできません。
データソースに「PostgreSQL」を選択して[続行]をクリックします。
参考: 最初に「接続設定」ダイアログが表示された場合は「データソース」の[変更]をクリックしてデータソースを選択します。
「接続設定」ダイアログを設定して[OK]をクリックします。
サーバー名 |
PostgreSQLのサーバー名を指定します。 |
ユーザー名 |
PostgreSQLへログオンするユーザー名を指定します。 |
パスワード |
PostgreSQLへログオンするパスワードを指定します。 |
ポート番号 |
PostgreSQLに接続する際に使用するポート番号を指定します。PostgreSQLの既定は5432です。 |
データベース |
接続するデータベースを指定します。 |
詳細なプロパティ設定
[詳細設定]をクリックするとPostgreSQLに関する詳細なプロパティ設定ができます。
接続のテスト
[テスト接続]をクリックすると、設定内容でサーバーへの接続テストを実行します。
使用するテーブルを選択します。
テーブルの一覧が表示されます。左側のペインで使用するテーブルを選択して[>]ボタンをクリックして右側のペインに追加します。テーブル名をダブルクリックして追加することもできます。この際、PostgreSQLデータベースにビューが含まれている場合、それらはビュー名の後に「(ビュー)」という文字列が付加された形式で、一覧に表示されます。
ビューを選択した場合、[固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスが表示されます。各行に対して一意となるフィールド、またはフィールドの組み合わせをチェックし、[OK]をクリックします。
注意:PostgreSQLのビューをリンクテーブルとした場合、Forguncyアプリケーションにおいてそれらのビューに対して参照だけでなく、更新も行うことが可能です。ただし、PostgreSQLのビューにおける更新のための条件を満たしている必要があります。詳細についてはPostgreSQLのドキュメントを参照してください。
参考:
リンクテーブルを作成する際、Forguncyは接続先のテーブルから主キーが設定された列を取得しようとします。もし、主キーが設定された列が存在しない場合、ForguncyはNullを許容しない一意な列を探します。
ビューに設定した固有レコード識別子は後から変更が可能です。[ナビゲーション ウィンドウ]で対象のビューを右クリックし、[固有レコードの識別を再設定]をクリックします。
[OK]をクリックします。
次の画面が表示され、データベースの設定が完了します。なお、既定値として実在するレコードすべてを作業ウィンドウに読み込もうとします。このため、膨大なレコード数が存在する場合、遅く感じることがあります。この既定値はアプリケーション設定にある「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」で変更することができます。
ヒント:
以下に記載がないデータ型はForguncyではサポートされません。
PostgreSQLのデータ型 |
Forguncyのデータ型 |
BIT |
Yes/No |
BOOL |
Yes/No |
CHAR |
テキスト |
DATE |
日付/時刻 |
DECIMAL |
小数 |
FLOAT4 |
小数 |
FLOAT8 |
小数 |
INT2 |
整数 |
INT4 |
整数 |
INT8 |
整数 |
INTERVAL |
時刻 |
JSON |
テキスト |
JSONB |
テキスト |
JSONPATH |
テキスト |
MONEY |
小数 |
NUMERIC |
小数 |
SERIAL2 |
整数 |
SERIAL4 |
整数 |
SERIAL8 |
整数 |
TEXT |
テキスト |
TIME |
時刻 |
TIMESTAMP |
Forguncyの同時実行制御用、または日付/時刻 |
UUID |
テキスト |
VARCHAR |
テキスト |
XML |
テキスト |
BPCHAR |
テキスト |
REGCONFIG |
整数 |
REGTYPE |
整数 |
OID |
整数 |