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Forguncyの使い方 / 外部データベース / リンクテーブルの作成 / SQL Serverへの接続
このトピックで
    SQL Serverへの接続
    このトピックで

    SQL Serverに接続してリンクテーブルを作成する手順を示します。

    1. [データ]リボンタブの[リンクテーブルの作成]ボタンをクリックします。

      参考: すでに外部データベースの接続情報が作成されている場合、[リンクテーブルの作成]ボタンは次の図のようにドロップダウンボタンとなり、作成済みの接続情報が表示されます。

      この接続情報を選択することにより、本ページの手順2と手順3を省略してリンクテーブルを作成できます。なお、「SqlServer」や「SqlServer1」という名称は自動的に設定され、これらを任意の名称へと変更することはできません。

    2. データソースに「Microsoft SQL Server」を選択して[続行]をクリックします。

      参考: 最初に「接続設定」ダイアログが表示された場合は「データソース」の[変更]をクリックしてデータソースを選択します。

    3. 「接続設定」ダイアログを設定して[OK]ボタンをクリックします。

      サーバー名

      Microsoft SQL Serverのサーバー名を指定します。

      サーバーへのログオン

      サーバーへのログオン方式を指定します。SQL Server認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードを指定します。

      データベースへの接続

      接続するデータベースを指定します。

      詳細なプロパティ設定

      [詳細設定]をクリックするとSQL Serverに関する詳細なプロパティ設定ができます。

      接続のテスト

      [テスト接続]をクリックすると、設定内容でサーバーへの接続テストを実行します。

    4. 使用するテーブルを選択します。

      テーブルの一覧が表示されます。左側のペインで使用するテーブルを選択して[>]ボタンをクリックして右側のペインに追加します。テーブル名をダブルクリックして追加することもできます。この際、SQL Serverデータベースにビューが含まれている場合、それらはビュー名の後に「(ビュー)」という文字列が付加された形式で、一覧に表示されます。

      ビューを選択した場合、[固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスが表示されます。各行に対して一意となるフィールド、またはフィールドの組み合わせをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

      注意: [固有レコード識別子の選択]ダイアログボックスでは、以下のデータ型のフィールドを選択しないでください。以下のデータ型のフィールドを選択した場合、データの追加、更新、削除はサポートされません。また、リストビューからレコードを選択してページを遷移するという動作がサポートされません。

      • text

      • ntext

      • Binary

      • Varbinary

      • image

      • hierarchyid

      • xml

      • sql_variant

      • geometry

      • geography

      注意:SQL Serverのビューをリンクテーブルとした場合、Forguncyアプリケーションにおいてそれらのビューに対して参照だけでなく、更新も行うことが可能です。ただし、SQL Severのビューにおける更新のための条件を満たしている必要があります。詳細についてはSQL Serverのドキュメントを参照してください。

      参考:

      • リンクテーブルを作成する際、Forguncyは接続先のテーブルから主キーが設定された列を取得しようとします。もし、主キーが設定された列が存在しない場合、ForguncyはNullを許容しない一意な列を探します。

      • ビューに設定した固有レコード識別子は後から変更が可能です。[ナビゲーション ウィンドウ]で対象のビューを右クリックし、[固有レコードの識別を再設定]をクリックします。

    5. [OK]をクリックします。

      次の画面が表示され、データベースの設定が完了します。なお、既定値として実在するレコードすべてを作業ウィンドウに読み込もうとします。このため、膨大なレコード数が存在する場合、遅く感じることがあります。この既定値はアプリケーション設定にある「外部データベースから取得するデータの上限レコード数」で変更することができます。

      ヒント:

      • [データベースやテーブルの構造変更をForguncyに許可する]をオンにすると、Forguncyにおいて、リンクテーブルを直接編集できます。例えば、新しいフィールドの追加、フィールドの削除、フィールド名の変更、フィールドのデフォルト値の設定/必須/一意、など、なお、データ型はテキスト、ユーザー、画像または添付ファイルであるのフィールド長も設定できます。
      • データベースにフィールド長が設定できるフィールド型:char、nchar、varchar、nvarchar、varchar2、nvarchar2、bpchar、character。
      • Forguncy Builderで開いたデータテーブルの最後の列または最後のセルに値を入力しても、デフォルト値またはフィールド長はすぐには更新されません。データテーブルを手動で更新する必要があります。
      • Forguncy Builderで開いたデータテーブルに値を入力すると、表示される値がデータベースの値と一致しない可能性があります。 データベースの値を表示する必要がある場合は、左側のナビゲーション ウィンドウでデータテーブルを手動で更新する必要があります。

    マッピングされるデータ型

    SQL Serverのデータ型

    Forguncyのデータ型

    bit

    Yes/No

    decimal

    小数

    int

    整数

    tinyint

    テキスト

    smallint

    整数

    bigint

    整数

    money

    小数

    smallmoney

    小数

    numeric

    小数

    real

    小数

    float

    小数

    time

    時刻

    date

    日付/時刻

    datetime

    日付/時刻

    datetime2

    日付/時刻

    smalldatetime

    日付/時刻

    datetimeoffset

    テキスト

    char

    テキスト

    nchar

    テキスト

    nvarchar

    テキスト

    nvarchar(max)

    テキスト

    varchar

    テキスト

    varchar(max)

    テキスト

    text

    テキスト

    ntext

    テキスト

    Image

    テキスト

    uniqueidentifier

    テキスト

    sql_variant

    テキスト

    sysname

    テキスト